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新しいシャンソンを新しい言葉に乗せて

   シャンソンの訳詞のつれづれに                      ~ 松峰綾音のオフィシャルブログへようこそ ~

ライヴ・コンサートのお知らせ

松峰綾音 ライヴ・コンサート・イベントのお知らせ
                     (2020. 4. 8 現在)
                                                               (通常のブログはこの下の記事から始まります)

  <コンサート延期のお知らせ>
 月の庭 vol.8 『月光微韻』
 無念ではありますが、この非常事態にあって、6月5日、 7月5日、両公演の開催を延期することと致しました。
 京都、横浜の同会場にて別途日程を調整中です。
 決まりましたら、お知らせ致しますので、どうぞお楽しみにお待ちください。
 すべてが収束して、穏やかで平和な日常が一日も早く戻ってきますように。
 どうぞくれぐれもご自愛なさってお過ごしください。

              
  
   松峰綾音 月の庭
     『 月 光 微 韻 』
         シャンソンと朗読のひととき  Vol.8

    
<2020年 6 月>  開催延期 日程未定

   
 旧日本銀行京都支店、辰野金吾氏設計の重要文化財で、威風堂々とした趣の近代建築、「京都文化博物館別館ホール」でのコンサートです


     訳詞 歌 朗読 松峰綾音   ピアノ  坂下文野
     日時  2020年6月5日 (金) 開場17:30 開演18:00                  
     会場  京都文化博物館別館ホール             

京博1 京博2

  <2020年 7 月> 開催延期 日程未定

   コンサートツアー、初の横浜公演です。

      
訳詞 歌 朗読 松峰綾音     ピアノ  三浦高広
        日時  2020
7月5日(日)  開場13:30  開演14:00 
        会場  岩崎博物館 山手ゲーテ座ホール

     

岩崎博物館2

   お問合わせは、いずれも管理者のメール(ブログ左下)、または WEB のコンタクトからお願い致します。  

 詳細は、順次ブログにてお知らせして参ります。
 

 

 コンサート 2019年そして2020年へ(2019.12.19)
  『月光微韻』 横浜公演 (2020.2.9)
      

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『月光微韻』コンサート延期致します

   延期のお知らせ
 様々な準備を重ねてきました『月光微韻』コンサートですが、日一日と事態が深刻化する中、6月5日の京都、7月5日の横浜、それぞれの公演の開催を延期することに致しました。
 開催日程については、状況を見ながら現在調整中です。
 コンサートホール関係の皆様もこの混乱の中で、色々苦慮しておられることがわかります。
 決まりましたら、改めてお知らせ致しますので、どうぞお楽しみにお待ちください。
 すべてが収束して、伸びやかに音楽を楽しめる平和な日常が一日も早く戻ってきますように。
 「無事乗り越えられて良かった!」と皆で笑い合いながら集える時が待ち遠しいです。どうぞくれぐれもご自愛なさってお過ごし下さい。

 ウイルス感染が発症した当初には、まさか誰もこんな大変な事態になるとは予測していませんでしたね。
 或る歌手の方などは、2月初めから既に二回、公演を延期して、ついに中止の決断をしたとのこと、誰にとってもこれから先の展開は全く見えない状況です。

 ライヴコンサートもさりながら、あらゆる生活の場において思いもよらぬ障害が次々と起こっています。

 桜1
 前回の記事『世界の片隅に』で、東日本大震災について触れましたが、未曽有の災害で壊滅的な被災の跡を目の当たりにしたあの時の衝撃と、じわじわと忍び寄ってくる掴みどころのない病原菌の気味悪さと、それぞれ異なった脅威と言えるでしょう。
 今回のウイルスの恐怖は、相手の正体が見えず、救いをどこからも望めず、世界中が収束の見えない病に侵されてゆく恐怖であるのだと思います。

 私たちは私たちの範疇で、最善を尽くすしかありませんし、まるで戦時下であるかのように、勝つまではひたすら我慢という忍耐力を試されているときとも言えるでしょう。それぞれがどれだけ強い心持ちで知恵を絞り、そして,より良く乗り越えていくのか、自分自身の根本をじっくりと見つめ直す必要があるのだと思っています。

   ちょっと良い話 二つ
 昨日、どうしても必要な用事があり地下鉄に乗った時の事。
 いつもより人がまばらな車内でしたが、私の向かい側の席に三人の若い男性が乗車しました。
 皆マスクをしておらず、行儀悪くものを食べながら大きな声で笑い興じていました。
 このご時世に!
 不快で、私は彼らから離れて席を移動し、車両の一番端に座り替えました。
 言葉使いも風体も怪しげだったので、注意することは憚られたのです。

 そうしているうちに次の駅に着いた時、また別の乗客が私の側に乗り込んできました。
 中年の女性が一人、初老の男性が一人。
 この二人は向かい合って座ったのですが、女性はだらんとして疲れた様子のあまり身だしなみにも気を使っていない感じの方でした。
 男性は立ち上がり、この女性の傍に行って話しかけました。

 「マスク、今は手に入れるの大変ですよね。良かったらこれ差し上げますよ。
 僕はありがたいことに少し余分に手に入ったのでいつも2~3枚持っているんです。
 困ったときはお互い様だから使ってください。」

 「ど、どうも・・・・どうも・・・ありがとう。」
 そんな返事しかできず、女性はびっくりした様子でおずおずと受け取り、手渡された個包装の新品マスクをつけました。
 それから、二つ目の駅で彼女は降り、降り際、今度はしっかりとした声で「本当にありがとうございます」と男性に礼を言いました。
 「いいえ、どういたしまして。」と優しい笑顔で男性は軽く会釈。

 ただむっとして席を変わるしかできなかった私とは全然違う・・・。
 普通に、電車の片隅の席に、こういう人がいる。
 心が熱くなった時でした。
              
   <もう一つのお話>
 朝のラジオで聴いたお話。
 休校で家で過ごしている小学生とその母親にインタビューする番組でした。
 初めに母親に、「今は家族が家に居て何かと大変でしょう?」と尋ねるのですが、大体の母親は、<夫も自宅ワーク、子供も家に居るようになって、皆でストレスが溜まってきている>とか、<三回のご飯作りが大変>とかの返事が多いのですが、この日インタビューに答えたお母さんは、「全然大変ではありません」との明るい答えでした。
 そのあと、小学生の男の子に代わって、「長い春休みはどのように過ごしていますか?」の問い。
 これに、「とても楽しいです」「色々な料理をお母さんから教えてもらって作りました。お父さんにもお母さんにもとても美味しいと喜んでもらえて毎日楽しい」とのこと。

 男の子はもともと料理に興味を持っていて、自分で作り方を教えてもらいたいと申し出たのだそうです。そうしたら、めきめきと上達してきて、今ではお菓子作りなどにも挑戦しているのだとか。
 元々、料理は男性の方がセンスがあるといわれていますし、この子はもしかしたら将来素敵なシェフになるかもしれませんね。
 それから、これも家庭教育だからと、洗濯や掃除も一緒に皆で楽しみながら分担し始めたとのこと。その中での和やかな会話が聞こえてくるようで、これまで皆が忙しくしていた家庭を一変させるきっかけにもなったようです。
   桜2
 お母さんが元々明るい性格で、日常に楽しみを見つけられる方だったのでしょうね。
 家庭によって様々なパターンはあるのでしょうけれど、いずれにしてもマイナスをプラスに、逆境をバネにして行けることは、ささやかでも、とても尊い、人だけが持ちうる知恵なのだと、温かい感銘を受けたのでした。

 反省するばかりの私ですが、この二つのお話をご紹介してみました。



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「大人が味わう『蜘蛛の糸』」

   『京都2ショップ冬物&春物フェア』
 花粉症が発症して頭がぼおっとしていたためか、ご案内をしそびれていました。

 こんな間際で申し訳ありません。
 実は2月22日(土)、明日なのですが、西宮の甲子園にある「ギャラリーarai」でライブコンサートを行うことになりました。

 ちょうど二年前の2月に、奈良の「あしびの郷」で、セレクトショップfemme & Uovoが主催する「 20周年記念パーティー」が行われたこと覚えておいででしょうか。このイベントの招待公演として「 松峰綾音訳詞ライブ『雨傘』 」を開催しましたが、あれ以来、femme & Uovoのオーナーやスタッフの皆様とずっと親しくさせていただいていました。

 今回は、甲子園で20日から23日までの4日間、展示会を開催され、その中の明日22日は私のコンサートを特別企画として行いたいというご依頼を受けたのでした。
 では、ということでお引き受けしたのですが、甲子園も初めての場所、会場も初めて伺うので、とても楽しみです。
ファムチラシ


 『京都2ショップ冬物&春物フェア』のチラシはこちらです。
いつもお客様との出会いを大切にして、様々な魅力的な企画を提供なさっているfemme & Uovo、きっと今回も素敵な展示会となるのではと思います。




   『大人が味わう蜘蛛の糸』

   フェア特別企画“French tea time”
特別企画
2/22 (土)15:30~ 松峰綾音 月の庭
   シャンソンと朗読のひととき
   『大人が味わう「蜘蛛の糸」 』

 シャンソンって実はとても新しくってワクワクする大人の音楽
 美しい日本語で現代シャンソンの魅力をお届けします
 芥川龍之介の作品を、今改めて耳と心で味わってみませんか。
 きっと新鮮な発見や感動があるはず!


 芥川龍之介の『蜘蛛の糸』の朗読と数曲のシャンソンを取りあげます。
 そしてトーク。
 せっかくなので、ファッションについてのテーマも。
 大人の女性の「黒のお洒落」を、歌と朗読に絡めながら取り上げてみようかしらと思っています。

 後は、いらして下さる皆様のお顔を見ながら、その場で言葉を交わし合いながら。

 あいにく明日は雨になるという予報ですし、何人くらいの方がいらして下さるのか皆目見当もつきません。
・・・・どんな出会いがあるか、本当に楽しみです。

 お近くの方、よろしかったら是非お立ち寄りになって下さいね。

   一番桜
初桜



 「一番桜です。」と、今朝、届いた東京の友人からの写真。


 新型コロナウイルス感染で緊張を強いられている今年の2月ですが、春は確実に近づいています。






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『月光微韻』 横浜公演

 暖冬のまま春になってゆくかと思いきや、この数日は冷え込みが激しく、今朝は、京都の街中にも、綿雪が激しく降り続いていました。
 12月のコンサートで取り上げた詩『雪の日に』(吉野弘 作)を思い出します。
 
   雪がはげしく ふりつづける
   雪の白さを こらえながら
   欺きやすい 雪の白さ
   誰もが信じる 雪の白さ
   信じられている雪は 切ない


   『月光微韻』
 6月5日(金)に開催する京都文化博物館別館ホールでの「松峰綾音 月の庭 シャンソンと朗読のひとときvol.8」ですが、その後少しずつ準備が進んでいます。

 コンサートタイトルは、『月光微韻』に決めました。

   かそけき月の光  
   ひそやかな余韻 
   ほのかな香りに包まれて
   心に広がる いくつもの情景と物語

 というイメージで・・・・。

 「月の庭」は「月の光の陰影が様々なニュアンスで庭を包み、多様な情景や物語を映し出す」というコンセプト。
 今回のコンサートタイトルは、これを更に深化させたいという思いから命名したのですが、語りと音楽とで幻想的な月明りの世界を描き出し、陶酔感のあるコンサートにできたらと思っています。

 これに合わせて、新たに訳詞した曲も何曲かあり、是非ご披露したいと張り切っているところです。

   横浜 『岩崎博物館 ゲーテ座ホール』開催
 コンサート会場を確保するのはいつも結構苦労します。
 会場によって、申込みの方法は千差万別ですが、人気の高いところは大体、半年前~一年前に既に申し込みをする場合がほとんどです。

 以前コンサートを行った某ホールの場合などは、希望日の一年前の同月1日に会場に赴いて、くじ引きで開催日をゲットするという方法でした。
 希望日が重なっていなければ勿論、ストレートで予約できるのですが、運悪く数グループと希望がバッティングしてしまうときには、まずは、アミダでくじを引く順番を決め、それに従ってくじ引きをするという方法を取っていました。
 それより以前は、まず話し合い、それでも決まらないときはじゃんけんで決めるという方法でしたが、じゃんけんというのは負けた場合の心の痛手がかなり強いためか、アミダ+くじ引きに変わったのでしょうね。
 (ちなみに私は生まれてこの方、あらゆるくじ運は全くなく、じゃんけんにもからっきし弱いので、このくじ引きの日はいつも拷問を待つような悲壮感がありました。)

 さて、今回のゲーテ座ホールですが。
 「6か月前の毎月1日の9時40分から電話申し込み」で早い者勝ちで会場予約をするシステムになっていました。
 私の希望月は7月ですので、2月1日9時40分の電話申し込みで決定だったわけです。
 この日は早朝から目覚めてしまい、電話の前で時間を待つ時間が本当に長く感じられました。
 スタンバイしていて、ぴったりにかけたにも関わらず、タッチの差だったのかお話し中がずっと続き、じゃんけんで負けた日のことやらがフラッシュバックして何とも不安で嫌な感じでした・・・・・などなどありましたが、ようやくつながり、第一希望がまだ空いていると聞いた時には飛び上がるほど嬉しかったです。

 というわけでめでたく決まりました。
 6月5日の京都博物館別館ホールからちょうど一か月後です。

    2020年7月5日(日) 
    13:30 開場 14:00 開演  
    岩崎博物館 山手ゲーテ座ホール 
    (横浜市中区山手町)

    松峰綾音 訳詞 歌 朗読
    三浦高広 ピアノ

   
 みなとの見える丘公園の一角にあるエキゾチックな雰囲気の建物、フランス人建築家サルダ設計によって 1885(明治18)年に建てられた日本最初の西洋式劇場ホールです。
岩崎博物館
 みなとみらい線の元町・中華街駅下車、元町方面の改札を出ると、港の見える丘公園方面の昇りエスカレーターがあります。これに乗って3階まで行くと、アメリカ公園に出ます。そこから約3分。外人墓地の横を散策しながら。
ゲーテ座
 この写真は昨年6月に撮ったもので、公園にもホールの壁面にも薔薇の花が美しく咲き乱れていました。当日もきっと薔薇でいっぱいなのではと楽しみです。
 京都のコンサートとほとんど同一のプログラムで開催するコンサートツアーですが、京都のピアニストは坂下文野さん、横浜は久しぶりの三浦高広氏とピアニストが変わります。
シャンソンと朗読、それぞれのピアノの個性で、世界がどう作られてゆくか、それを体験できることが、私も今から楽しみでなりません。

よろしかったら、皆様も聴き比べツアー、京都も横浜も素敵な散策コースがたくさんあることですし、両方いかがでしょうか?


ご案内のチラシをできるだけ早く作成し、また改めてご紹介しますが、両会場とも、今から受付を開始致します。
 予約申込み・問合わせはいつものようにWEBのコンタクトからお願い致します。



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『白の情景』ご報告

クリスマス、如何お過ごしでしたか。
 一足早いクリスマスライブ『白の情景』は12月21日に無事終了致しました。

 白がイメージされる素敵な詩や文章を沢山見つけました。
 ご紹介したくて、いつもより朗読が多くなったのですが、じっと耳を傾けて下さる客席の心地よい静寂の中で、読み手である私自身も、流れてゆく言葉の響きを反芻していたような気がします。
 いらして下さいました皆様、本当に有難うございました。

   開演まで
 「『白の情景』と銘打ったのだから、今回こそはきっと雪ね!」との巷の声に屈することなく、やはり穏やかに晴れ渡った一日でした。
 これまでトータルで20回以上はコンサートをしていると思うのですが、リハーサルの日も含めて、晴れなかったことは一度もないという我ながら驚異的な最長不倒記録の更新・・・・少し怖いです・・・・。
ピアノ廻り
 ピアノ廻りに白のチュールレース、白の花々と緑であしらわれたアレンジフラワーの中心には大輪の白薔薇、ポンセチアの植木鉢の赤を従えてひときわ輝いて見えます。
巴里野郎ライト

 今回から『松峰綾音 訳詞コンサート』改め、『松峰綾音「月の庭」』と名称を変更したのですが、月の光が柔らかい陰翳を持って、幾つもの情景や物語を包み込む、・・・・・開演前のステージのブルーのライトが、青白い月明かりのように見えました。

 巴里野郎のレトロな煉瓦の壁を照らす灯り、お客様を迎える準備も整っていきます。
受付のサンタさん
 受付のサンタさん二人。
 「白のドレスコード」の仕掛け人は実は彼女たちなのです。
真白なふわっとしたドレスに赤いサンタ帽が良く似合います。あまりにキュートだったので思わずシャッターを押しました。こんな可愛い笑顔が受付で迎えてくれたらそれだけでもう幸せが漂ってきますね。
開演前

 そして、開演前、私もほっこりとお出迎え。
 開場より早くいらしたお客様が何人もで、私のせっかちがいつの間にか感染してしまったのかもしれません。

 「白・・・悩んだ!」「私の白はこれ!」と言いながら、見せて下さるそれぞれのお客様のご様子が、何だか文化祭の前夜祭の時のような悪戯っぽいノリで、とても楽しかったです。
 「昨日買ってきたんや」って首元の真白いストールを見せて下さった男性、「白いものが何もなかったから、庭に咲いていた水仙の花をつけてきた」とジャケットの襟元を指さして下さったのも男性。
 知らない方たち同士がそんなお話しで盛り上がっているのが聴こえてきて、楽しさ一杯でした。
 そして、皆様が特に注目なさっていたのは、共に白のお着物の素敵なご夫妻。「数年前に買った白紬を今日は着てきました」と優しいお声でご主人が話して下さいました。

   開 演
 満席でスタートしました。
満席
 オープニング曲『小さなトーシューズ』に次いで、芥川龍之介の作品『白』の朗読。
 「白」って犬の名前なのです。
 「白」が、お隣の仲良しの犬「黒」の危機を救わず、見殺しにしたため、真っ黒な姿に変わってしまい、そこから「白」の自己否定の苦悩と自己救済への模索が始まります。
 そうは言っても、子供のための童話の形を取っていますので、難しい言葉は何もなく、筋立ても至ってシンプルなのですが、「白」の切ない胸のうちが身に迫って来るからでしょうか、中盤にさしかかる頃から涙ぐむお客様が何人もいらしてその気配がステージにもじわじわと伝わってきました。
 この作品に私自身がまずは大いに感銘を受けて取り上げるに至ったわけで、さすが芥川龍之介、心に深く照射するようなその筆致の凄さを、改めて体感した気がします。
 『蜘蛛の糸』の時のように、糸を切られて地獄の底で呻くことにならずに、「白」には幸せな結末が用意されていてほっとするのですが、芥川は、『蜘蛛の糸』の主人公が救われる<もう一つ別の物語>を、『白』という作品に託したのかしらと思いました。
 希求し続ければ、再び白へと再生する可能性を芥川自身が信じたかったのかもしれません。
 今回の『白の情景』で一番お伝えしたかった私自身のテーマもまさにここにあった気がします。

 第一部は「白の憧憬」、そして第二部は「白を語る」というテーマで進めて行きました。
 取り上げた作品や曲のそれぞれのことを本当はゆっくり語りたいのですが、とんでもない長文になりそうなので・・・。

 第二部は漱石の『こころ』、吉野弘氏の詩『雪の日に』、沢村貞子氏のエッセイ『白を語る』、宮沢賢治の詩『永訣の朝』、計四作を朗読し、それとイメージが繋がる曲を織り交ぜて歌いました。
 一つだけサプライズ曲を入れたのですが、それはいらしてくださったお客様とだけの秘密です。

 想いを込めて。
二部 羽のように
 そして、羽を広げたように。

 お陰様で楽しく充実したコンサートのひとときを過ごすことが出来ました。
 皆様に心から感謝申し上げます。
 
   クリスマスの贈り物
 以前にご紹介しました東京の友人、お人形作家の米山京子さんからコンサートを応援して下さるお手紙に添えて、こんな写真が届きました。
白い妖精2

「雪の妖精」と名付けられた可愛らしいお人形、大きく広げたレースが、第二部のシルバーのドレスにどこか似ている気がしました。







コンサートの日、こんなお花も頂きました。
先ほどご紹介したお着物をお召しの仲睦まじいご夫妻から。
清楚で、でも白ならではの艶やかさを持つ白花の素敵な花束です。
   花束    白玉椿
 そして、別の友人から。
 「白玉」という茶席の椿が二輪。
 花びらが内側に開くので八重のような華やかさはないけれど上品な風情なので、という言葉に添えて。

 コンサートの名残りが白く眩しく、我が家のリビングを包んでくれています。



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コンサート 2019年そして2020年へ

   「白の情景」
 いよいよ明後日に迫ってきました。
 今年は咳風邪が流行しているようですね。
 私も一か月近く、気管支喘息様症状が治らずにいたのですが、今は快復し、明後日のコンサートに向けて体調上々です。

 「歌い手は声が楽器」との言葉通り、こんな時、健康状態をベストに保つことが何にも増して大切な努めであり、責任であることをしみじみ痛感します。
気がつけば、最近はとみに、早寝早起き、人ごみに出ない、心身穏やかに、ひたすら摂生に努めるという修行僧のような生活になってきていて、「多少破天荒でないと良いシャンソンは歌えないのでは」と口の悪い友人にからかわれている次第です。

 ともあれ、お陰様で、小さな会場ですが、ほぼ満席となりました。(残席はあと1~2席ですので、ご希望の方はご連絡お急ぎくださいね)
巴里野郎1 三回目の巴里野郎でのクリスマスライヴ、ご紹介したい作品・曲を沢山ご用意して、皆様と温かく楽しくそしてちょっと衝撃的な時間をと目論んでいます。

 今回「白の情景」というコンサートテーマにちなんで、お客様にドレスコードをお願いしてみました。
 「何か一つでも白いものをお持ちいただくか、白いものを身に着けて頂く事」

 明後日、午後14時から。
 「白の情景」がどんな風に会場に広がってゆくでしょうか?


   「京都文化博物館」でのコンサート決まりました
 速報です。
 つい最近、会場も確保でき、正式決定となりました。
 2020年6月5日(金曜日)、三条高倉にある「ぶんぱく」の名で親しまれている「京都文化博物館別館ホール」でのコンサートです。
京博1 三条通り2
 旧日本銀行京都支店、辰野金吾氏設計の重要文化財で、威風堂々とした趣の、京都三条通りの近代建築を代表する建物です。
 三条通り3   三条通り4
 三条通りには中央郵便局、SACRA、文椿ビルディング、家邊徳時計店等、素敵な近代建築が明治大正の面影を残して今も立ち並んでいて、お薦めの散歩道でもあります。
  記念切手


  こんな洒落た記念切手シートも入手しました。





 <2020年コンサートのご案内>

    松峰綾音 月の庭
    Chansonと朗読のひととき vol.8

    2020年6月5日(金)   (京都)
    17:30 開場 18:00 開演  チケット \4.000-

京博2
    京都文化博物館 別館ホール
    
    松峰綾音 訳詞 歌 朗読
    坂下文野 ピアノ



 そして横浜でのコンサートツアーも予定しています。

    2020年7月初旬(日程未定) (横浜) 
    13:30 開場 14:00 開演  チケット \4.000-
    岩崎博物館 山手ゲーテ座ホール
 

岩崎博物館2   岩崎博物館2
 みなとの見える丘公園の一角にあるエキゾチックな雰囲気の建物、フランス人建築家サルダ設計によって 1885(明治18)年に建てられた日本最初の西洋式劇場ホールです。
 実は会場の最終決定は6か月前ですので、まだ日程は未定なのですが、決まり次第改めてご報告いたしますね。

 予約申込み・問合わせはいつものようにWEBのコンタクトからお願い致します。


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「白の情景」開催致します

 今回の台風の被害は甚大で復旧も思うに任せず、未だ大変な困難の中にいらっしゃる方々も多く、報道映像など見るにつけ胸が痛みます。
 長い辛労で体調を崩されませんように。
 一日も早く安寧な生活が戻られることを心からお祈りいたします。

 そんな中、今日は久しぶりの慶事、「即位礼正殿の儀」がとり行われる佳き祭日、これ以上、多くの人が自然災害に苦しめられませんように、国内外が平和で幸せでありますように、との願いを共に込めつつ、静かにお祝いしたいです。

 さて、そのような日、私事のささやかなご報告ですが、12月のコンサートのご案内をしたいと思います。

 「清水寺 成就院コンサート」が終った6月から、コンサート活動は小休止して、訳詞創りや、これまで懸案だった幾つかのデスクワークに専心してきました。
 来年になったら改めてと、思っていたのですが、実は、急に気持ちが動き、12月にライヴコンサートを開催することに致しました。

 いつも聴きにいらして下さるお客様たちから、「今年のクリスマス・ライブはいつですか?」とのお問い合わせがあり、それに背中を押されたのかもしれません。
 この数年の巴里野郎でのクリスマス・ライブが、いつの間にか恒例であるように皆様の中でインプットされ、楽しみにして下さっていると知り、何だかとても嬉しくなってしまいました。
 継続するってこういうことなのかしら、私もクリスマスのステージは大好きですし、・・・。
 そんな矢先、或る明け方、ライブのテーマと、朗読したい作品が、突然閃いて、・・・神がかりみたいでちょっと怪しげですが・・・・今年もやってみようと決めたのです。

 コンサートタイトル名は『白の情景』です。
白の情景チラシ巴里野郎

 チラシデザインもやはりその明け方に鮮やかに閃き・・・・テンションの高い目覚めってあるのですね!・・それに従ってあっという間に出来上がりました。

←こちらです。




   

松峰綾音 月の庭 
   シャンソンと朗読のひとときvol.7
      『白の情景』

   白なら純白でなくっちゃ・・・

   誰もが信じる 雪の白さ
   信じられている雪は せつない

   この雪はどこをえらぼうにも
   あんまりどこもまっしろなのだ


    2019年12月21日(土)
    13:30開場 14:00開演 ドリンク付 4000円
    巴里野郎KYOTO

   松峰綾音 (訳詞 歌 朗読)
   坂下文野 (ピアノ)

   『永訣の朝』宮澤賢治 作 朗読
   『白』 芥川龍之介 作 朗読 
   「生きてゆく痛み」 バルバラ
   「小さなトーシューズ」C.チャップリン 他

 
   松峰綾音 月の庭

   松峰綾音 月の庭 
   シャンソンと朗読のひとときvol.7
   『白の情景』

 これまで続けてきました「シャンソンと朗読のひととき」のシリーズもこれで7回目となりますが、今回から、「松峰綾音 訳詞コンサート」改め「松峰綾音 月の庭」とタイトルを変えることにしました。
 私の中では、<月が照らし出す静謐な夜に様々な情景が浮かび上がる>というようなイメージなのですが、これからのコンサートを通して、深化させてゆきたいですし、その意味合いもお伝えしてゆけたらと考えています。
 そして、これまでにもコンサートの中で取り上げてきた「朗読」の割合を増やしたいとも思っています。

 白の情景・・・

   白なら純白でなくっちゃ・・・

   誰もが信じる 雪の白さ
   信じられている雪は せつない

   この雪はどこをえらぼうにも
   あんまりどこもまっしろなのだ

 チラシに記した上記の文章は、今回朗読する作品からの一節、夏目漱石・吉野弘・宮沢賢治・・・それぞれの作家たちの世界観が「白」という色に凝縮されている気がします。

 「白」の彩りの中に思いっきり染まって頂けたら嬉しいです。
 切なかったり、心が痛かったり、束の間の安らぎを感じたり、さまざまな言葉・文学、そして歌の世界に心遊ばせる、一味違ったしみじみとしたホワイトクリスマスをお楽しみくださいね。

 チケットのお申込み・お問い合わせはいつものWEBコンタクトからお願い致します。



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「成就院コンサート」のご報告

 「松峰綾音・成就院コンサート」、お陰様で無事終了致しました。

 思えば、2016年に出演依頼を頂き、足掛け4年をかけて準備を進めてきたひときわ感慨深いコンサートとなりました。
 当初は遠い先のように思われましたが、それでも時は確実にやってくるものですね。

 今回もたくさんの皆様のお励ましとお力添えを頂きましたことに心から感謝申し上げます。

 東京から駆けつけて下さったカメラマン沢木瑠璃さんの写真と共に、このコンサートを振り返りたいと思います。

   開演まで
 天気予報が「梅雨入り 京都全域終日雨」と言っているのに、「綾音さんのコンサートだから絶対晴れますよね?!晴れ女でしたよね!大丈夫ですよね!」との強力な念押しメールが前日から次々と届く中、きっちり晴れて、またまた記録更新でした。
清水坂
 最近は、清水坂はいつもこんな様子です。
 色々な国の言葉が喧騒の中に響き渡り、どこか不思議な異国に迷い込んだような気がします。
成就院への道
見上げれば、向こうに清水の舞台。

左のわき道を行くと成就院への道しるべが出てきます。

大きな案内板。
成就院の玄関入口にも同じ看板が緑の中に際立っていました。
看板 成就院入り口

 朝一番で音響・照明のスタッフの方が甲斐甲斐しく働いて下さっていました。
ピアノ
 この日は坂下さん推奨のローランドのデジタルピアノ。
リハ始まり戸を開ける

 入念な音調整を終えて、リハーサル開始。

 本番はガラス戸を自分では開けませんでした。

 定員を大幅に超える120名のお客様が予定されていて、スタッフが会場作りの真最中です。


遠方の友人から届いた素敵なお花。
   花束    プログラム
 受付には、プログラム。
 「「月の庭に誘われて」のコンサートタイトルにぴったりの素敵なデザイン」と何人もの方にお褒め頂きました。
庭を見る
 やがて開場の14時になり、あっという間に客席が埋まってゆきます。
 皆様は、縁先に座って、しばし、名園「月の庭」に見入っていらっしゃいました。
 爽やかに初夏の風が吹き抜けます。
控室から
 
 さて、開演。いざ出陣。

 控室からステージに向かう私です。



   一部 「月光微韻」
 6月の眩しい光に、成就院の緑がひと際映えます。
一部2

 波打つガラスが、大きな長い額縁のように庭園の美しい全貌を映し出していました。
青い光


 北原白秋の詩『月光微韻』の朗読。ブルーのスポットライトに、静寂な月の夜が出現します。

 そして『綱渡り』、『綱渡りの夢』と曲が続きます。

   月の光が 彼を包み
   綱の上を歩ませる
   息をのんで 胸弾ませ 綱渡りを見上げる

   祭りの賑わいの中 屋根の上を軽やかに舞う
   彼はまぶしく輝き 私はただ影となる


 「月の光」を思った時、綱渡りのこんな姿が私の中に浮かんできました。
一部1
 高い空の真ん中で、ゆらゆら揺れる細い綱をどこまでもつたってゆく。
 ・・・・そんな貴方に手を差し伸ばしてももう届くことはない・・・・

 切ない恋の物語として歌ってみたかった曲です。
 
 今回のコンサートのために新たに訳詞した曲はこれも含め4曲。
 皆様の心に届いたでしょうか。

   二部 「ひとすじの糸」
 この衣装、とても評判が良かったのです。
二部1
 生地のオレンジ色が朱塗りの漆のように浮かび上がっていて、その中に蔦がつたうように黒い乱れ模様が流れています。
 実は3年前にこの服地を見つけて、今回の成就院コンサートに是非着用しようと作っておいたのです。
 蜘蛛の糸が、天上から一筋、垂れてくるイメージでもあります。
蜘蛛の糸
 
 『蜘蛛の糸』の朗読。赤のライトで演出して。

二部のテーマは「祈り」、ミュージカル「ノートルダム・ド・パリ」の中の一曲『異教徒のアヴェマリア』という曲も久しぶりでご披露してみました。
二部3
 先頃のノートルダム大聖堂の火災へのお見舞いと、そして、「音楽の祭日」が希求する、「民族、宗教、あらゆる差異を超えて世界が平和で一つになるために」の主旨に敬意を表しての選曲でした。
 「歌の中のマリア様が観音様と重なって感じられた」との友人からの言葉が何より嬉しかったです。
二部4
 最後の曲「たびだち」。初めて聴く方の多い中で、これまでにないほど大きく唱和して下さって会場いっぱいの大合唱になりました。

 そして、アンコールの幸せな顔です。



 そのあとは「松峰綾音カフェタイム」。
五龍閣
 清水坂にある「夢二カフェ 五龍閣」という大正ロマンあふれる洋館で行ったのですが、こちらにも50名余りの皆様がご参加下さり、歓談弾む楽しいひと時となりました。

 有難うございました。

 すべての皆様に改めて心から感謝申し上げます。



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5月、6月のイベント

 「令和」の幕開けから早や20日余り、なぜか最近、忙しい日々が続いています。
重なるときには重なるもので、仕事も私用も。 
 そして千客万来。
 何十年ぶりの友人との再会まで続いて、我ながらびっくりです。

 そんな中で、先頃決まった企画も含め、6月末までに、3つのイベントがありますので、今日はそれをご報告したいと思います。

   5月27日 FM京都に出演します
 まずは5月27日(月)、FM京都(89.4MHz)に出演することが決まりました。

   SUNNY SIDE BALCONY
   [Mon–Thu] 11:00–15:00
   松峰出演時間 14:20頃から


 SUNNY SIDE BALCONYという昼間4時間にわたる情報番組で、この日のDJは慶元まさ美さんという方、この時間の中で出演させていただくことになりました。
 現在までの歩み、訳詞やコンサート活動の今、そして、これからのコンサート情報などについても色々お話をということで、昨日、そのアウトラインが届いてきました。
FM京都本社
 DJからの質問事項が列挙されていますが、どの項目にも「適宜ご回答下さい」とありますので、実際、本番になってみなければ、どのような展開になるかはわかりませんね。
 14時20分からが私の出番となります。
 10分間くらいでしょうか?
 そんなに長い時間ではないと思うのですが、「時間は気にしないでご自由にお話くださいね」というディレクターさんからの優しい言葉。
 「私、興が乗り出すと止まらなくなるのですよ・・・それで大丈夫ですか?」 と、心の中で呟きながら、静かに呑み込み、「ありがとうございます」とにっこりと微笑んだのでした。

 ラジオは大好きですので、今からワクワク、楽しみでなりません。
 昨年末にご縁があり、この出演のお話を頂いていたのですが、この度、実現することとなりましたので、リスナーの方に興味を持って耳を傾けていただけるよう、自然体で、自分の思いをお伝えできたらと思っています。
 5日後ですが、皆様もよろしかったら、お聴きになって下さいね。

   6月21日 「成就院・松峰綾音コンサート」、準備たけなわです
 連休後、音響・照明等の打ち合わせで、会場である成就院に足を運びました。

 委員会の方が、ステージ設営資料のためにと写してくださった会場の写真です。広々としたこの空間が賑やかに埋め尽くされるのですね。
成就院会場1 成就院会場2
 爽やかな五月の陽射しの中、木々の緑も柔らかく、いつもの静寂な風情を漂わせていました。

 客席やステージのレイアウトや、音響・照明の具体案が次々と決まってゆくにつれ、本番のイメージがより鮮明に浮かんできます。
 私にとって、今の最も大切な努めは、皆様に喜んでいただけるような充実したコンサート内容を仕上げてゆくこと、そして、当日までの心と体の管理に専心すること、それに尽きるのではと改めて思います。

 申し込みの締め切りが迫ってきています。(5月末日迄)
 まだ座席にゆとりがありますので、ご案内の要領にしたがって、委員会宛に参加申し込みの往復はがきをお出しになってくださいね。

   6月29日「フェット・ド・ラ・ミュージック音楽の祭日2019」に参加します
 フランスで始まった「音楽の祭日(フェット・ド・ラ・ミュージック)」が全世界、そして日本でも様々な場所で6月21日を中心に前後一週間の幅を持って開催されていることは、これまでにもお話してきましたが、この度、6月29日(土)に、「アンスティチュ・フランセ関西」で開催される「音楽の祭日」に出演することに致しました。

 場所:アンスティチュ・フランセ関西(旧 関西日仏学館)稲畑ホール
 日時:2019年6月29日(土)開場12時30分、13時~21時
   松峰出演時間 16 :00~16 :25


 こちらも昨年末からお話があったのですが、つい先頃出演の詳細が決まりご連絡を頂いたところです。
 13時から21時まで8時間、今年は、全14団体が稲畑ホールのステージに次々と登場して演奏を行う、ホールを開放して、聴衆も自由に出入りし、楽しむという、まさにフランスのフェット・ド・ラ・ミュージックの雰囲気満載の陽気なイベントです。

 昨年も聴きに行きましたが、会場の前庭にテントが張られて、雑貨や手作りアクセサリー、食べ物の店などもたくさん出店する「マルシェ」も大賑わいで、「音楽の祭日」を盛り上げます。
 フランス大使館でもあるこの会場にはフランス人の方々も多く集って、日頃の静謐な語学学校が、素敵な音楽のお祭りへと変わります。
 まさに「フェット・ド・ラ・ミュージック」の原点がここにある気がします。

 2012年、もう7年前になりますが、まだ関西日仏会館の名称だった頃、この稲畑ホールをお借りして、訳詞コンサートを開催したことを懐かしく思い出しました。
 あれは雪の降る2月、しっとりと落ち着いた素敵な雰囲気の中でのコンサートでしたが、今回は、プロもアマも入り混じり、ジャンルもポップス、ジャズ、クラシック、コーラス、歌あり楽器の演奏ありの、文字通り自由な音楽の舞台で、一団体一律25分間の演奏時間の中で、自分の音楽を披露するというフェット=お祭りへの参加です。

 これもご縁、成就院コンサートが終わって一週間後ですが、もうひとつ違う形で、このような「音楽の祭日」にご協力できることをとても嬉しく思っています。

 こちらは整理券もなく、本当にぶらりといらしていただければOK。
 皆様、よろしかったら! お待ちしています。

 上記3つのイベントのすべてのお問い合わせはいつものWEBのコンタクトからお願い致します。

 これが全て終わると7月。
 8月生まれの私、大好きな夏の到来です。

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「成就院コンサート」始動しています

「松峰綾音 成就院コンサート」の詳細が決まりました。
 昨年2018年から始まった「清水寺 音楽の祭日」は2021年までの4年間、毎年実施されるのですが、今年はその二年目。
 「清水寺 音楽の祭日2019」プロジェクトは既に着々と動き出しています。

 コンサートタイトルは

   松峰綾音・成就院コンサート
    『月の庭に誘われて』
   新しいシャンソンと朗読のひととき


 と決まりました。
 併せて、清水寺経堂では蒼樹氏による「写真展」が開催され、この二つが2019年の清水寺・音楽の祭日実行委員会が開催する全イベントとなります。

ご案内のチラシも出来上がり、現在発送を行っているところです。
チラシ表  チラシ裏

 早速、詳細をご紹介致します。

   松峰綾音・成就院コンサート『月の庭に誘われて』
   新しいシャンソンと朗読のひととき

     出演者  Vocal・朗読 松峰綾音   Piano 坂下文野
     日時   6月21日(金) 開場14時 開演15時~17時
     会場   清水寺・成就院
           参加無料 (整理券 必要)

 歌うことは祈ること・・・
 国境を超えて世界がつながる「音楽の祭日」
 名勝「月の庭」をのぞむ成就院
 初夏のひととき皆さまと想いを共にして
 歌うように語り、語るように歌いたい・・・
 微かな月光に照らされ天上から細く降りる「糸」の輝きをイメージした歌と朗読・・・・
 お楽しみください

    Program 「月光微韻」北原白秋 作 朗読
          「蜘蛛の糸」芥川龍之介 作 朗読
          「綱渡り」 ジャック・ブラント
          「詩人の魂」シャルル・トレネ  ほか


   想定問答集 
 久々のQ&Aでお応えしたいと思います。

Q1 成就院ってどんなところですか?
A  まずは成就院のWEBサイトでご確認ください。
 清水寺の本堂から向かって左後方にあります。
成就院
 清水寺と言えば、清水の舞台が浮かんできますね(現在は平成大修理中)。
 何度ご説明しても、どうしても舞台の上で歌うとお思いの方がいらっしゃるようなのですが、そうではなく、風雅で端然とした美しい 塔頭の大広間が会場となります。

Q2 では和室ですね。畳に正座なのですか。
A はい・・・和室ですが、一部椅子席もありますので、どうしてもの方はお申し出下さるか、早く場所取りをなさるのが良いかもしれません。
正座でなくとも足を崩して気楽にお聴きくださいね。

Q3 成就院の庭園はなぜ「月の庭」という名前なのですか。
月の庭2
A  古人にとって、お月見は直接見上げるものではなく、もっと密やかに、垣間見るのが典雅とされていたと聞きます。
 庭園の池の水面にゆらゆらと月の影が映し出され、それがあまりにも美しい風情であったため、「月の庭」と称されるようになったそうです。
 この月の庭にちなんで、今回のコンサートは月のイメージの曲や小説・詩を沢山選んでみました。

Q4 チケットは無料なのに整理券が必要とありますが。
A  120~150名程が定員ですが、万一、これを超える希望人数になる時には抽選となります。

チラシ裏面の住所

  (〒600-8024 京都市下京区天満町456-27  
  高瀬川・四季AIR内 清水寺・音楽の祭日実行委員会 )
  (TEL 080-3761-3960 前川 )

 宛てに、往復はがきでコンサート参加希望と明記してお申込み下さい。
 締め切りは5月末ですが、出来るだけお早めに!
 結果は郵送で送られます。
 是非お葉書をお出しになってみてくださいね。

Q5 抽選から漏れてもどうしても参加したいときには・・・?
A  別途、委員会が「音楽の祭日」全般に対してのサポーターを募集していますので、お問い合わせください。

 その他、お問い合わせはいつものWEBコンタクトからどうぞ!

 明日から4月、明日は新元号が発表になる日ですね。
 平成30年間の様々な感慨が溢れてきます。

 そして、成就院コンサートは、新たな時代の中で開催するのだと、改めて気付きました。
 段々とその本番も近づいてきました。
 準備を重ねている現在、試行錯誤しながら、一つずつが積み上がってゆくプロセスを満喫する一番充実した時でもあります。
素敵なコンサートになるように、ベストを尽くしたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。
 

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