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新しいシャンソンを新しい言葉に乗せて

   シャンソンの訳詞のつれづれに                      ~ 松峰綾音のオフィシャルブログへようこそ ~

ライヴ・コンサートのお知らせ

松峰綾音 ライヴ・コンサート・イベントのお知らせ
                     (2018. 7. 20 現在)
                                                               (通常のブログはこの下の記事から始まります)

<2018年7月>
   『綾音・達人夜話』4回シリーズ第二夜
   『綾音・達人夜話』
     「 バレエ・オペラ・ミュージカル・シャンソン 」 
                 
夜話
     第二夜
 7 / 21(土)18:00~  
ゲスト 西田 稔さん  同志社大学名誉教授

  「 バレエ・オペラ・ミュージカル・シャンソン 」
 会場 四季AIR(京都 四条河原町から南へ7分
                    仏光寺公園近く)
   ワインを楽しみながら・・・参加費2000円

   
   KEY WORDは『 シャンソンへとつながる舞踊と演劇 』
   京都生まれ京都育ちで町家ギャラリーのオーナー、フランスのオペラ・バレエ等
   に造詣が深く、劇作家ラシーヌの研究者である西田さんに、フランスの音楽舞踊
   劇の歴史と特徴等について興味深いお話を伺います。  
   フランスのミュージカルのご紹介もお楽しみに!

   第三夜 11/3(土)18:00~ ゲスト 前田 哲央さん
                    (日仏文化芸術プロデューサー)
   第四夜 2019年4/6 18:00~ ゲスト 未定
   

   
              
<2018年9月>
「『採薪亭演奏会』松峰綾音訳詞コンサート in 東福寺」

東福寺2018ポスター

 2018年9月23日(日) 
    12:00 開場 12:30開演
  於 京都 東福寺 大慧殿(だいえでん)
              =東福寺宗務本院
     料金 3,000(お菓子・飲み物付)

2015年に続いて再び、初秋の京都、東福寺 大慧殿での『採薪亭演奏会』に「松峰綾音訳詞コンサート」の開催が決まりました。



「音は奏でる 言葉は囁く」 (2018.6.2記)


<2019年6月> 
  「音楽の祭日 松峰綾音訳詞コンサート in 清水寺」

       2019年6月21日(金) 
          於 京都 清水寺 成就院
                                            料金 無料(要 申込み)

 清水寺でのソロコンサートは来年です。


ご予約・お問合わせは、いずれも管理者のメール(ブログ左下)、または WEB のコンタクトからお願い致します。

 詳細は、順次ブログにてお知らせして参ります。

 「ライヴ・コンサート決まりました」  (2017.7.24記)
 「コンサートの準備、順調です」 (2017.9.18記)



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「音は奏でる 言葉は囁く」

 6月になりました。
 清水寺で行われる「音楽の祭日」の一連のイベントもいつの間にかあと三週間を切り、準備もたけなわとなっています。
 この話題も改めてご紹介したいのですが、今日は、9月23日に開催の「採薪亭演奏会」のご案内です。

   「採薪亭演奏会」ご案内
 本日、チラシが届いてきました!
 主催者である東福寺が作って下さったチラシです(クリックすると大きくなります)。
採薪亭2018表
 個性的な色使いとデザインが新鮮でとても素敵。
記載内容はこちらから事前にお出ししたのですが、どんなデザインとなって出来上がってくるかは届くまではわからず、そわそわドキドキの楽しさでした。

「採薪亭演奏会」というのは、毎年一回東福寺で行われているコンサートの名称です。
これまでは、室内楽や雅楽の演奏などが殆どで、シャンソンは二年前の私のコンサートが初めてとおっしゃっておいででした。
この度は、再び開催させて頂けることとなり、大変光栄に思っています。
精一杯お応えしたいと今から気合充分です。

そして今回のコンサートタイトルは

昼下がりのシャンソンと朗読 「音は奏でる 言葉は囁く」
  採薪亭演奏会 in 東福寺 2018

     日時 9月23日(日)開演12:30~15:30
     会場 東福寺大慧殿(東福寺宗務本院)
     料金 3000円(お茶・お菓子付)

 12:30から3時間・・・長時間だとお思いですよね。
 一部と二部の間の休憩時間がたっぷりと一時間。
 後援者である京都の名店前田珈琲胆入りの素敵なおもてなしが待っています。
 お店の方たちが出張して、お寺の厨房で人気珈琲店の本格的な珈琲を淹れてサーブして下さいます。この日供される特製ケーキとサンドイッチも本当に美味しくて、二年前のコンサートの折、控室で頂いた味が今でも忘れられません。
 更に主催者側では、前回は、ワインまでたくさん用意して下さっていました。
 チラシに(お茶・お菓子付)とさりげなく書いてありますが、見くびるなかれ!おもてなしの細やかさに感動。
 この和気藹々とした休憩タイムを体験して頂くだけでも是非、お出で頂く価値があるかと。
 威風堂々とした荘厳な名刹での、和やかでスペシャルな時間です。

 今回のコンサートは、主催者側のお客様が大半なのですが、私がご案内できるチケットも数十枚頂いてあります。でもそれが一杯になったところで締め切らせて頂きますので、早い者勝ち。
 ご希望の方は出来るだけお早くお申込み下さいね。

   『音は奏でる 言葉は囁く』
 このタイトルのコンセプトをチラシに次のようにご紹介しました。
採薪亭2018裏
   「音は奏でる 言葉は囁く・・・」

 音は単音から始まります。そして連音となることによって、単音とは異なる響きを奏でます。
 更に、リズムが起こると、耳に、心に届く奏でとなります・・・・

 言葉は、最初一音から始まります。そして、音が続くことで言葉になります。
 そこに、緩急・高低が起こり囁きになります・・・

 音と言葉がともに重なり、人の心に届くメロディーに育つのです・・・

 主催者の方が「シャンソンと朗読の夕べ」シリーズに注目して下さって、今回のコンサートの中に是非朗読も入れて欲しいというご要望を頂きました。

 芥川龍之介の『蜘蛛の糸』を読んでみるつもりです。
 お寺でお釈迦様と罪人の物語・・・チャレンジングかもしれませんが・・・・、大きな声では言えないのですが、少しだけ悪戯心を誘われています。

 音と言葉の発展というのがメインテーマなので、いつもとは違った趣向も色々考えており、サプライズも仕掛けています。
 でも、これ以上の種明かしは、控えたほうが良いですね。


 6月の座談会、7月の「綾音達人夜話 第二夜」、9月の「採薪亭演奏会」、と暑さに向かって更にヒートアップしそうですが、爽やかに粛々と進んで行けたらと思います。

 お申込み・お問い合わせはいつものWEBコンタクトからお願い致します。
 皆様、是非お越しくださいますように。


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ジョイント・ライヴ終了致しました

   さくらんぼの実る季節
 4月27日の巴里野郎でのジョイント・ライヴですが、お陰様で無事終了致しました。
 GWの前夜、金曜日の夕べは、さながら夏休み前の終業式が終わった夜のようで、解放された寛ぎの時間が流れていた気がします。

お越し頂きましたお客様、本当に有難うございました。
サクランボ
 すっかり慣れ親しんだ巴里野郎でのライヴ、お店のカウンターに目にも鮮やかな、さくらんぼの実を沢山つけた一枝が花瓶に活けられていました。

 常連のお客様がお店にお持ち下さったとのこと、ご自身もシャンソンを歌われるご年配のご婦人なのですが、お庭に大きなさくらんぼの木があって、季節になると何千という実をつけるというお話を前に伺ったことがありました。
 「さくらんぼの実る頃」をいつも愛唱なさっていて、その時のご説明に、さくらんぼと亡くなられたお母様との不思議なご縁を感慨深く語っておられたのを思い出しました。

 ガラスの器にも山盛りに摘まれたさくらんぼの実がいっぱいで、出演者もお客様も思わず頬張って、お互いに談笑、柔らかく甘酸っぱい味に初夏の香りが広がりました・・・・心が浮き立つような幸せが溢れ出す気がしてきます。

 街には青葉がそよいでいますし、色とりどりの花々が咲き乱れて、美しい季節の到来ですね。
 そんなこの日の楽しい一コマでした。
開演前
 お客様も開場前からいらっしゃって、ゆっくりとご挨拶しながらしばしの歓談する、ライヴハウスならではの気のおけないこんな時間は格別です。

 本番前の私。
 季節に先駆けて初夏の装いにしてみました。
 男性のお客様の真ん中に入れて頂き、記念撮影。

 両手に花(?!)ですね、嬉しそうな顔をしています。
朗読
 同じ曲を歌っても、その時のお客様の反応や自分自身の気分によって歌い方は自然に変わるのですが、それがライヴの醍醐味かもしれませんね。
 音楽も、歌も一期一会なのだと思います。
 ピアノの伴奏もこちらの気持ちの機微を反映して全く違うアレンジとなり、ステージはお互いのそういう呼吸を感じ合える至福の時でもあります。

 この日は、<さくらんぼマジック>だったのか、全体的にゆったりとしたテンポで歌い、語っていました。

 三人の出演者、堀内環さん、夏原幸子さんと、最後のご挨拶です。
共演者 夏原幸子さんとは初めてご一緒させて頂きましたが、軽妙で洒脱な語りと朗読を随所に取り入れ、お客様は涙ぐみ、大いに笑い、楽しい時間を満喫していらっしゃいました。演劇のご経験が豊富と伺っていましたが、さすがベテランの味わいと、感じ入るばかりでした。

 堀内環さんは、いつも温厚でダンディーな大先輩、この日は正統派のシャンソンの選曲を沢山ご用意下さって、しみじみと聴かせてくださいました。

 三人三様のシャンソンの世界が広がったひと時、一人でのステージの時とはまた違った空気の流れが会場にあり、それぞれがそれぞれでありながら、繋がっている、そんなことも学ばせて頂けた貴重な体験でもありました。

   貴船散歩
 さて翌日。
 今回も、東京から駆けつけて下さった仲良しの友人Mさん。
 彼女と貴船神社に散策に行きました。
貴船川1
 大型連休初日とあって、街は人で溢れかえっていましたので、少し離れたところ、一般の観光客がなかなか足を延ばせないところと考えて、貴船神社を訪れてみたのです。

 大当たり!
 初夏の爽風、新緑の中、貴船川の清流のせせらぎを聴きながら、ゆっくりと神社への道を歩きました。


貴船は6月の半ばになると、川床が一帯に据えられて猛暑を凌ぐ京都の風物詩となります。
道沿い 床の準備
 鴨川の床と並ぶ、川床の名所ですので、その頃は大渋滞を起こすのですが、今この時期はまさに穴場でした。
でも、早々と簾が掛かって眼に鮮やかな青竹を使って、川床の骨組が作られ始めています。

まずは腹ごしらえ。まさに貴船神社の鳥居の袂の鳥居茶屋で名物の「鮎茶漬け弁当」を頂きました。
鳥居茶屋  坪庭
小上がりのお座敷で、坪庭と参道の赤い手すり眺めながら、お店の方が「一晩かかって仕上げる」と言われた骨まで丸ごと食べられる柔らかい鮎を贅沢に乗せたお茶漬けがメインのお料理、「名物に・・・」ではなく、とても美味しくて大満足。

しゃがの花
 シャガの花がが可憐に咲いて神社の赤い手すりに映えます。
貴船神社階段



 神社に上がる石段で。
 着物姿のMさん、この参道に涼しげな単衣の着物が颯爽と良く似合います。

 すっと登っていく姿に道行く人たちも大注目でした。



 登り切って神社の本殿に。
 見上げると、一面に柔らかい青紅葉が美しく揺れています。
本殿 境内のもみじ

 光、風、木々、花々、そして食べ物、沢山の恵みに溢れたこの季節を満喫しながら、楽しい連休をお過ごしくださいね。


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「綾音・達人夜話」素敵な夕べとなりました

 4月7日(土)、『綾音・達人夜話』第一夜、お陰様で無事終了致しました。

ゲストとの対談の中で生れるものもとても刺激的で、私自身学ばせて頂くことが多くあったひと時でした。

   町家の風情
 高瀬川沿いにあるアートギャラリー四季AIR、「ご自由にお入りください」の文字の横に貼られた「綾音・達人夜話」のポスターです。
四季AIR 案内
 この日は「見立て展」という別の企画が催されていて、この開館時間が17時まで、その後を引き継ぐように、私の講演は18時からのスタートでした。

 少し早めに到着して二階に上がってみました。
二階
「見立て展」の作品が、まだそのまま窓際に飾られてあり、窓の外には柔らかい緑の葉に代わろうとしている桜の木々が美しく映っています。
 穏やかな時間、眼下に高瀬川のせせらぎがかすかに聴こえて、静かな町家に、春が流れます。
お客様 (1).
 一階に下りるとお顔馴染みのお客様が既にいらしていました。
 神戸からいち早く駆けつけて下さったのですね。
 いつものコンサートと違う今日の企画を楽しんでいただけるでしょうか。

窓の外、皆様が注目しているのはつがいの鴨、人慣れしているようで、すぐ傍の縁先に平気で近づいてきました。
つがいの鴨 桜の枝
 ライトアップのための照明器具に桜の一枝が掛かっていました。
 これも行く春の風情ですね。
スナップ

 連日の花粉症のダメージと、このところ重なったデスクワークとで、少し目が腫れていますね。気持ちは充実してとても張り切っていましたのに、「お疲れですか」と声を掛けられてしまい、こんなことではいけないと猛省。
作品用のライトの下にいるのに、作品としては今一つだった私です。

   第一夜 「日本語で紡ぐ」
 『綾音・達人夜話』のシリーズを通してのメインタイトルは「ことばを超えるもの・・・シャンソン・哲学・文学・芸術」

 初めは、「シャンソンって何?」というテーマで、フランスのシャンソンの草創期、そして和製シャンソンの誕生の歴史など、シャンソンの基本的な理解からお話を始めました。

 その上で、ゲストであるデカルト研究者の山田弘明先生に、フランス音楽、特にシャンソンとの出会いや、フランス的感性をどうご覧になるかなどを伺った後、この日の中心テーマである「翻訳すること」の話題に入りました。

 先生は、 「愛の賛歌」などに見る、フランス人の感情の流露の率直さなどに触れられた上で、
「翻訳は解釈に過ぎない。およそ翻訳などは正確にはできない。ましてや詩の翻訳はニュアンスが異なるので翻訳は不可能なことである。」
という敢然とした切り口で第一声。

 そして更に
 「これは言葉の翻訳のみならず、人と人とのコミュニケーションというレベルで考えても、厳密な意味で言葉が通じ合うということはあり得ない」
 という問題を提起されました。

 ハードルの高いスタートラインが敷かれ、その中で「ではそれでも何故敢えて、翻訳するのか」という命題を解きほぐしていくことになったのですが、とてもチャレンジングで楽しい時間でした。

 私としては「詩と哲学の翻訳の差異」「解釈するのでなく感覚を再現すること」等々、色々な側面から言及してゆくこととなり・・・そういう起爆剤をセッティングして下さったことこそ、対談の醍醐味でもあり、さすがだと敬服した次第です。

 ただ、90分という限られた時間の中で、まだお話足りなかったことも多く、夜更くるまでという気分でもありました。
 でもそうやって終えることができたのは、ある意味では成功だったのかもしれませんね。
 結論を導き出すことではなく、これをきっかけとして「ことばを超えるもの」「日本語で紡ぐ」ことを、何か問いかけられたなら嬉しいです。

 皆様も同じように感じて下さったようで、最後の質疑応答でも、また打ち上げのワインパーティーにも殆ど全員残られて、質問や感想など、熱くそして和気藹々と、各自の翻訳論など繰り広げられました。

 『お茶の時間』、『街』の二曲を、「翻訳の方法」の具体例として、全曲通して歌ってみました。
 ノーマイクで、簡便なCD機器でピアノ伴奏の録音を流すという方法でしたが、でも小さな画廊の中に歌が沁み通り、またいつもとは違ったしみじみとした余韻があったような気がします。

 このような良い機会を頂けましたことを幸せに思っていますし、お越し下さいました皆様に心から感謝申し上げます。

 この後三回続く「綾音・達人夜話」。
 次回は、7月21日(土)、「 シャンソンと演劇・・・ミュージカル・オペラ・バレエ 」というテーマで。
 そして三回目は11月4日(土)「 シャンソンに見るフランスとアメリカ そして日本 」と続きます。

 今回の経験を生かして、より楽しく充実したものにして行きたいと思いますので、どうぞ皆様是非お運びになって下さいね。

 今からお申込み受付を開始します。 




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『綾音・達人夜話』がスタートします

   京都 名残りの桜・・・吉野太夫の「常照寺」
 いつの間にか街中のソメイヨシノは葉桜となりました。
 でも、名残りの花吹雪がどこからともなく風に舞って流れてくる風情は、この季節ならではで、うっとりと遠く誘われる気がしますね。

 昨日は、洛北の山懐にある鷹峰(たかがみね)まで足を伸ばし、常照寺の桜を見てきました。
満開の桜
 常照寺は、伝説の名妓、数奇な運命を辿った島原の花魁(おいらん)吉野太夫の菩提寺として知られています。

 4月8日は彼女の慰霊の為、島原太夫による太夫道中と墓参、供茶法要が盛大に営まれるということで、境内は既に、その準備が整っていました。
 「日曜日の太夫さんの花供養まで、このしだれ桜が綺麗に咲いていると良いけど」と、ご住職の奥様と思しき女性が少し心配そうに話していらっしゃいました。

吉野太夫の寄進で建立されたという朱塗りの門には「吉野門」の名が掲げられています。
吉野門 常照寺
 常照寺は、観光客にはまだあまり知れ渡っていない為か、この時期とは思えないほど閑静な美しさを留めていました。
大窓

容姿は天下随一、百芸に秀で、品格教養並ぶものなしと称えられた佳人、吉野太夫が、殊の外好んだというこの大丸窓(吉野窓)に、春はどのように映ったのでしょうか。
 この吉野窓は、「自分はまだ完璧ではないから」と真円ではなく、下部が直線になっているのだそうです。

まだ美しいしだれ桜、桜、桜・・・・ 
桜、桜 椿

そして、 椿、躑躅、青もみじ。

つつじ 青もみじ

うさぎの瓦

 境内の片隅にこんなうさぎのおに瓦がありました。

 今年最後の桜花爛漫です。


 
   「綾音・達人夜話」
 突然ですが、あと3日後の4月7日(土)に『綾音・達人夜話』という新しい企画がスタートします。

 6月21日に「京都・Paris姉妹都市60周年記念『音楽は国境を越える』」で清水寺成就院にて行われる座談会の構成・司会を仰せつかっていることは既にお知らせした通りですが、この一連の流れの中で、新たに企画された講演です。
四季AIR
 会場は高瀬川沿いにある四季AIRというアートギャラリー(アクセスは下の地図をクリックしてご覧ください)。
町家を改造し、その風情をそのまま残しながらも瀟洒なスペースが広がっています。
 画廊では、絵画・版画・陶芸を初めとする様々な作品展や室内音楽会等が随時に催されています。
四季AIR地図拡大
 一階は手を伸ばせば、流れる水の冷たさに触れることができますし、二階に上がると眼下にせせらぎ、川音を聴きながら、都人の古にタイムスリップしそうな心地よさがあります。
 このギャラリーのオーナーが、実は2018年~2021年に渡る清水寺でのイベントの実行委員長でもあり、そのご縁で、この度是非というご依頼を頂いたのでした。
綾音・達人夜話ご案内

 『綾音・達人夜話』のメインタイトルは「ことばを超えるもの・・・シャンソン・哲学・文学・芸術」
 それぞれの回に、フランスと関わりの深い学者やプロデューサー等をお招きしての対談を考えています。

 第一回目は4 / 7、その後、7 / 21、11 / 3、2019 / 4 / 6と続きます。

4回シリーズの詳細は右チラシをクリックすると拡大しますのでご確認ください。


とりあえず4月7日のご案内は次のようです。
 
4 / 7(土)18:00~  ゲスト 山田弘明さん  名古屋大学名誉教授
   「 日本語で紡ぐ 」
 KEY WORDは『 シャンソンって何? 』&『 だから翻訳は面白い 』
 「詩と哲学とでは翻訳の意味は違う?!」 
 デカルト研究者山田弘明さんと そんなお話も熱く展開させながら。
 そして、シャンソンの原曲や訳詞を聴きながら
 日本語でシャンソンを歌い聴くことの意味を探ります。


 そして二回目は「 シャンソンと演劇・・・ミュージカル・オペラ・バレエ 」
 三回目は「 シャンソンに見るフランスとアメリカ そして日本 」と続きます。

 全く異なった分野のエキスパートと対談できる機会を得て、非常に刺激的でもあり、予期せぬ化学反応も生れて来るのではと、私自身、心ときめいています。

 今回のゲストはデカルト研究がご専門の山田弘明先生、哲学とシャンソンとの違いはありますが、数多くのフランス語の原典を翻訳されていらっしゃる先生と、「翻訳」の持つ様々な問題と可能性について考えてみたいと思っています。
 そして、「音楽の中のフランス人の心・感性をどうとらえているか」等を伺いながら、「日本語で紡ぐ」ことについて、考えを深めてゆきたいです。
 折角ですから、シャンソンも数曲用意して・・・!

 先日、打ち合わせを兼ねて四季AIRをお訪ねしてみました。
 名残りの桜が風に舞って、高瀬川に花びらが流れていました。

 7日土曜日!
 若干名ですが、まだご参加可能ですので、ご興味のおありの方はお問い合わせくださいね。


  

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ジョイントライヴのお知らせ

   桜花爛漫 
 桜満開になりましたね。

 昨年の今頃は『をみなごに花びら流れ』のコンサートを目前にして、坂口安吾の『桜の森の満開の下』を何度も読み返していたことなど、思い出します。
 4月16日の四谷でのコンサート、まだ散り際の桜が艶やかでしたから、それを思うと、今年は随分早い開花です。

  <桜があんなに美しいのは桜の樹の下に人の屍体が埋まっているからだ>
  <だから桜花は人を狂気に導くのだ>

 科学的には、<桜の花びらには覚せい剤にも似た作用を持つエフェドリンが含有されているからだ>などと聞きますが、それとは対極の、陶然とした美意識でいっぱいだったあのコンサートの雰囲気が、とても懐かしく感じられます。  
 <できればまたいつか再演したい>と今年の桜を見ながら、ふと思ったりしました。

 さて、その桜を写真で。

   <目黒川>
 スタートは一週間前の「目黒川お花見クルーズ」から。
ヤマツピア
 毎年お花見をご一緒するMさん、今回も彼女のアイディアで、最近人気の目黒川沿い桜スポットを船で楽しもうという話になりました。

 東品川の天王洲アイル駅近くに、ヤマツピア桟橋があり、ここから約70分のクルーズが出発します。
数日前、季節外れの雪が降った東京、でも、この日は陽射しも強く急に開花宣言が出されたのでした。
目黒川1 目黒川2
 品川、大崎、五反田、目黒、・・・山手線を追いかけるように、ビルが立ち並ぶ両岸を、筏のような覆いのない小さな舟で目黒川を進む小さな舟旅です。

 まだ3分咲き程でしょうか。辺りの様子を見ながらおずおずと咲き始めたという風情の固い桜です。

   <千鳥ヶ淵>
 目黒川クルーズの翌日、更に眩しい日差しの中で、千鳥ヶ淵を散策してみました。
 一晩で見違えるように開いた花、ニュースでは「今日は満開です」と言っていましたが、でもさすがにまだ花の風情は初々しくて、6分咲位に思えました。
千鳥ヶ淵1 千鳥ヶ淵2
 上野と並ぶ東京のお花見のメッカ千鳥ヶ淵、人出も半端ではなく、ボートハウスも順番待ちのようです。

   <京都・・・我が家の近くの小さな公園にて>
 これは一昨日の写真です。
 京都も東京より一足遅れて咲き始めました。
   桜1
 陽射しと桜に誘われて、いつもは静かな公園が親子連れで賑わっていました。
公園1
 後ろには図書館が隣接しています。
 小さな子供たちがシャボン玉に興じていました。懐かしくあどけない光景に、長閑な時間が流れます。
公園2

 光の中にキラキラした桜と、風を受けながら空に広がるシャボン玉が美しく調和していました。
 シャボン玉がかすかに撮れているのですが、確認できるでしょうか。

   <鴨川 木屋町 高瀬川>
鴨川
 いつもの散歩コースですが、これは昨日の写真です。

 朝陽を受ける四条大橋からの遠景。
 桜と柳が柔らかく両岸を彩って、岸辺に遊ぶ人たちを和ませています。

 四条木屋町は観光客の人並。
 千鳥ヶ淵の風情とはまた違うお花見の賑わいです。
  四条ー木屋町  木屋町3

 毎年親しんでいる高瀬川沿いの桜は満開に近く、殊の外華やかでした。
 お花見に備えて、川を浄化する方たちの姿が見えます。
木屋町2


 川の中央に規則的に、ライトアップのための照明器具がいくつも据えられています。




   
 

    ジョイントライヴが決まりました
 この高瀬川を少し行ったところにライブハウス「巴里野郎」があります。
 最近の京都での私のホームグラウンドとなっていますが、4月27日にジョイントライヴを開催することが決まりました。
巴里野郎パンフ

 日時 4月27日(金)18:30開場 19:00開演 
 出演 堀内環(vocal) 夏原幸子(vocal・朗読) 松峰綾音(vocal・朗読)
     坂下文野(piano) 
 会場 巴里野郎KYOTO  
 料金 5000円(ワンドリンク付)
 

 桜が散り、葉桜のさ緑色が風に揺れる頃、連休の前の週末、今回は通常のお店ライヴとなります。
 私はいつも自主企画のソロコンサートを中心に活動しています。
 その中で、たまにこうしてお店の企画で出演することもあり、これまで二人で共演ということもありましたが、今回のように三人でのライヴは初めての経験です。
 それぞれの個性がより面白く重なり合って楽しいステージになればと、思いが膨らみます。
 堀内環氏とはこれまでも時々ご一緒させて頂いており、今回は4回目の共演となります。
 夏原幸子さんとは初めてのジョイント、まだお目にかかったことはないのですが、演劇出身の方で朗読も取り入れたステージをなさる大ベテランと伺っています。
 新しい出会いの中で、きっとたくさんの刺激を頂けるのではと今からワクワクします。

 ひと月後、よろしかったら皆様どうぞお出かけくださいね。
 お申込み、お問い合わせはいつものようにWEB松峰綾音までお願い致します。



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「雨傘」終了致しました

 2月4日、ファッションブティックfemme & Uovoが主催する「 20周年記念パーティーvol.2 松峰綾音訳詞ライブ『雨傘』 」はお陰様で盛会のうちに無事終了致しました。

 いつものコンサートとは一味違った、デザートブッフェ、抽選会、ファッションショーと盛りだくさんで華やかなパーティー、耳と目とお腹と、全部が一杯に満たされてゆく時間でした。

 この一日をより素敵なイベントにしようと、それぞれが自らの持ち場をしっかりと守るチームワークが清々しくて、学園祭を終えたような宴の後の充足感を今感じています。
 そんな一日を写真と共にご報告致しますね。

   パーティーの準備 
 立春の朝、前日までの雪は止み、美しい晴天。
 <何という晴女、全戦全勝、向かうところ敵なし!>といよいよ調子に乗ってしまいます。

 奈良に降り立ったのは10時少し過ぎ。
 端正な佇まいを見せる奈良町の街並みを通りながら「あしびの郷」に向かいました。
お洒落な表示。
あしびの郷2 あしびの郷3 あしびの郷_1
 艶やかな馬酔木(あしび)の灌木が植えられているアプローチを歩いていくと、突き当りにチャペルが見えてきます。
今日の会場はこのチャペルと、これに隣接した宴会場です。

「ファム&ウーボ」のスタッフは既に集合し、甲斐甲斐しく立ち働いていました。

チャペルはすっかりパーティー仕様となり、素敵な衣装に包まれたマネキンが何体も並んでいます。
  マネキン  投票箱
 それぞれのファッションコーディネイトの中で、お客様に一押しを投票をしていただき、その中から抽選をするというパーティーの趣向です。
景品_1
 そして、その景品がこちら。
 さすがファッションブティックの主催だけあって、すべて服飾関係の品、一等はエルメスとのこと、豪華ですね。
フエルト作品_1
 

 フェルト作家山本亜希さんの作品、アクセサリーやバッグが明るい光に映えます。
 今日の私のコンサート「雨傘」にちなんで、フランスから仕入れたという色とりどりのパラソルも会場を飾っていました。
 ファッションショーのテーマも雨を意識して、傘を持ってモデルさんたちが歩くのだとか、そしてショーで着用した服の受注会も行われるということでした。

 コンサート会場の準備も同時進行、各テーブルにプログラムが置かれています。
開演前 プログラム
 私のページです。
 赤い傘のイラストの中にコンサートのご挨拶文を刷り込みました。
準備中の会場

 やがて、テーブルがお客様で一杯になり、談笑で溢れることを思う、・・・本番を待つ弾むような時間が私は大好きです。

 坂下さんと早速リハーサルにかかりました。
 初めての会場での一番のチェックポイントは音響、そして照明。
 入念にチェックします。

   コンサート「雨傘」
 午後12時50分開場。
 ドレスコード:「お気に入りのお洋服」・・・という今回のパーティー。
 皆様、頭を抱えつつも、それに応え、お洒落を楽しんでいらっしゃるご様子で、どなたもご自分らしさが素敵に表れていました。

 東京からの私の友人も、会場で着替えてドレスアップ。
 男性のお客様もちょっと照れながらもダンディーに決めて、ファム面目躍如かと! そういう遊び心って素敵ですよね。

 雰囲気が整った中で、パーティーはスタート、オーナーの挨拶の後で、まずコンサートが始まります。
一部_1

 前半は、「雨の日の物語」とほぼ同様な構成で進めました。
 でも、コンサートは一回一回が全く別物。
 一期一会の時間と人とが織りなすその時一回だけの音楽が流れてゆきます。

 初めてシャンソンの奥深さに触れたとおっしゃった方。
 朗読と詩の世界が、忘れていた心を呼び起こしてくれたと感動してくださった方。
 ・・・普段と違う特別な時間の中で、言葉そのものが持つ力がそれぞれの皆様の心に作用して、別世界の美しいものへ誘われたのかもしれません。
 言葉を発している私自身もまた、導びかれるような心持ちの中で、自然に歌い語っていた時間でした。

 途中、ピアノ演奏を挟んでの早着替え、そして後半は「シネマの情景」というテーマで構成してみました。
二部1 二部2
 20周年記念への祝意を込めて、最後はお客様に唱和して頂きながら「たびだち」で締めくくりました。

   デザートブッフェとファッションショー
 70分通しのコンサートを集中して聴いて頂いた後、絶妙なタイミングで、デザートブッフェタイム。
デザート1 デザート2 デザート3
 美味しそうなスイーツの香り、たくさんの種類のケーキ、果物・・・。
お客様ご挨拶

 皆様のテーブルに入って歓談しながら、ご挨拶、記念写真。

そして抽選会、ファッションショー。

この日のモデルは皆、クラシックバレエやダンスを習っている10代の方たち、
日頃鍛えているだけあってプロポーション抜群で、加えて初々しくて、とても好感が持てました。

バレエ教室の先生が徹底的にレッスンをなさったとのこと、プロ顔負けの堂々としたステージパフォーマンスで、会場からは大きなため息が。

「初めて着用した時は、年齢にそぐわないので洋服に着られている感じがしたのですが、何回か練習しているうちに次第に体に馴染んできて、素敵に着こなせていったのには感動しました。ステージではそれぞれの洋服の魅力をしっかりと伝えてくれていたと思います」
というファムのオーナーの言葉。

ステージ裏での早着替えや、ステージに出る寸前のチェックなど、本当に真剣で、横で見ていても、清々しさが伝わってきます。
真剣勝負の本番が大きな成長と飛躍を促すというのは、音楽に関わる時にも痛感するのですが、これはあらゆる分野に当てはまるのかもしれません。

ファッションショーが終わって、パーティーのフィナーレに、赤いミニドレスで「オーシャンゼリゼ」を。
オーシャンゼリゼ_1
 モデルさんとスタッフさんたち全員の、歌に合わせてのダンス、これも本番前の先生の特訓の賜物です。
 お客様も手拍子で唱和して下さって、とても和やかな終演となりました。

オーシャンゼリゼ2

 色々な形で音楽は生まれ、そこに笑顔や感動がある。
 一人だけではなく、大勢の思いが合わさって、温かい力が生まれる。
そんな余韻を味わいながらの帰路でした。


お越し頂きました皆様、ご一緒にこの企画を実現したスタッフの方々、心から感謝申し上げます。



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「雨の日の物語」第二弾終わりました

 1月13日、市ヶ谷「劇空間えとわ~る」でのコンサートもお陰様で無事終了いたしました。

 前日、急に体調を崩したのですが、朝になったらシャキッと復活!
 「無事これ名馬なり」と昔、音楽仲間がしみじみと語っていたのを思い出しました。
 健康で、粛々と事が進み、そして幕開けに漕ぎつけられることは本当に何にも勝る僥倖であることを改めて痛感します。
 自分も周囲も、人は、様々なアクシデントと常に背中合わせで生かされているのだということに今更ながら感じつつ、麗らかな光を浴びた朝でした。
・・・・この日も勿論、言うまでもなく、日本晴れ。

 今回もカメラマンの沢木瑠璃さんが撮影して下さった素敵な写真を追いながら、コンサートのご報告をさせて頂こうと思います。

   本番まで
 JR市ヶ谷駅から徒歩5~6分、法政大学の校舎に隣接して、「劇空間えとわ~る」はあります。
 坂道を少し登ると、見えてくる入口
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 そして看板に、赤い傘のポスターが迎えます。

 入口を入るとすぐ左側がコンサートスペース、奥に受付、カウンター、そしてサロンへと続きます。
 スタッフがコートを預かり、サロンで一息、飲み物を召し上って頂くことが出来るちょっと小粋な演出
 優雅な調度品に飾られた心地よいシャンソニエの雰囲気が、コンサート前のひと時を包みます。
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淹れたての珈琲の香り。サロンの片隅に置かれた本と雑誌。

受付に早速プログラムを並べました。
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友人から美しい花束が届いていました。
淡い色合いに、優しさが伝わってきます。

本番前、坂下さんと私、まずはステージのチェックから。
そしてリハーサルを入念に行います。
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 花束はピアノの上に。
 チラシの写真の赤い傘は、京都から引き続きここでも活躍、ステージに広げてみました。
 ご予約で全て埋まった文字通りの満員御礼。
 そして、何と今回は、お一人の欠席者もなくご予約のお客様、全員がいらして下さるという奇跡に近い状況で、本当に幸せに思いました。
 お越し下さいましたたくさんの皆様、ありがとうございました。

   コンサート 第一部
  第一部のテーマは「雨傘」
ロイヤルブルーのレース地に黒ベルベットのロマンチックなドレスでスタートしました。
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 大好きなドレスではあるのですが、厚手の生地のためか、はたまた、日頃の旺盛な食欲の為か、明らかに、横に成長しているような・・・。

 プログラムを印刷し終えてから急遽歌うことを決め、詩を作ったばかりの曲、ショパンの『雨だれ』からスタートしました。
 ・・・コンサート準備の間中、なぜかこのメロディーが耳の奥で離れず、繰り返し繰り返し流れ続けていて、では歌うしかないか、という神がかり的決断に至った曲でした。・・・こういうことが時々起るのが自分でも面白いです。

 そして、川端康成の掌編『雨傘』、黒田三郎の詩『蝙蝠傘の詩』の朗読へと続きます。
朗読
 今回は「朗読とシャンソンの夕べ」シリーズの3回目となったわけですが。
 「朗読は、言葉を歌っているように間合いやリズムや抑揚があり、歌は、詩を語るようで言葉が深く聴こえてきました。語りと歌の両方が溶け合って一つの世界に導かれた気がして楽しかったです」と、初めていらして下さったお客様からのご感想が届き、そのように受け止めて頂けたことが何より嬉しく思われました。
 
 これまでのコンサートではずっと、自分の訳詞、作詞で歌うことに一貫して拘ってきたのですが、今回初めて一曲だけ、他の方の作った詩で歌ってみました。
 第一部の最後に歌った『落葉松』、合唱曲としてもよく取り上げられる曲です。
 「雨の日の物語」というテーマの中で、<落葉松の雨>の情景が私には外せないものと感じましたので。
 落葉松の葉が、降りしきる雨のように舞い落ちる風情をどうしても伝えたかったのです。
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 休憩時間。

 第二部の衣装の赤いパンツスーツを着てスタンバイ、かなりリラックスしていますね。
 お客様と共に過ごす時間が何とも言えず心地よくて、高揚感に溢れています。

   コンサート 第二部
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第二部のテーマは「雨の物語」

 第一部より、ドラマチックな曲揃えで、赤をシンボルカラーに据えて構成してみました。
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 坂下さんのご紹介。彼女の楽しそうな笑顔です。
 いつものようにユーモアたっぷりにお話しして下さって、会場の雰囲気も益々和んでいきます。

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 『リベルタンゴ』を歌っています。

 赤いドレスと赤い傘、赤い照明。
 
 <自由を求める>曲の熱情が、真っ赤な光に飲み込まれていくようでした。

  そして、最後の曲は『世界の片隅に』

 アンコールは『たびだち』を客席の皆様と共に合唱しました。
 何回目かのお客様はもうすっかり覚えて、大きな声で唱和して下さり、音楽を通しての絆が結ばれていく温かさと楽しさが胸に沁みてきました。
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    ・・・・・・・・・

 12月の京都「巴里野郎」、そしてこの度の市ヶ谷「劇空間えとわ~る」
 両会場で開催しました「雨の日の物語」はお陰様で無事終了いたしました。

 お越し下さいましたお客様、これまで応援して下さいましたすべての皆様に心から感謝申し上げます。

 次は2月4日(日)奈良「あしびの郷」でのコンサートが控えています。
 これに向かって、またベストを尽くして参りたいと思いますので、どうぞこれからもよろしくお願い致します。



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「雨の日の物語」第一弾無事終わりました

 晴れ女の私、不思議なのですが、本当に、何かのイベントというと必ず晴れるのです。
 12月16日土曜日も天気予報は「一日中雨です!!!」と断定的な予報だったのですが・・・・。
看板
 この一か月雨が降る歌ばかりを練習し続け、タイトルも「雨の日の物語」と命名したからには、今度こそ雨降りと、覚悟していたにもかかわらず、やはり明るい空、傘の要らない一日となりました。
 巴里野郎のいつものボードに赤い傘を差したポスターが張られています。

 本番前にピアニストの坂下さんと、朗読とピアノとのタイミングなどを最終調整しています。すべては入念な準備があってこそ。
リハーサル2 リハーサル1

 そして入場時間、一斉にお客様がいらっしゃり、あっという間に熱気にあふれた会場となりました。
大盛況 立錐の余地なく、当日券はストップせざる得ないという嬉しい悩みに立ち至った今回のコンサートでした。立ち見でもよいからという、有り難いお申し出もあって・・・お越し下さいましたたくさんの皆様、本当にありがとうございました。
雨傘
 ステージには赤い傘をそっと広げてみました。

 ロマンチックな掌編の朗読からスタート。
 静かに耳を傾けて、優しい物語に心を浸して下さり、そしてコンサートの2時間はあっという間に過ぎてゆきました。

 コンサートの内容、その詳細は、まだ市ヶ谷でのツアーがこれからですので、終わるまでお楽しみに取っておくことにしたいと思います。
 1月13日が終わりましたら、改めて詳しくご報告いたします。

 今や常連となって、私のコンサートを心待ちにして下さっている9歳のお嬢さんから、まだ現役で歌い続けていらっしゃるダンディーな93歳の紳士まで、お客様の年齢層は限りなく幅広くて、そういう皆様と一堂に会し、同じ時間を共有させて頂けることが何にもまして幸せに思えました。

 前日に手作りの小さなきんちゃく袋に入った飴のプレゼントが届きました。
 「大阪のおばちゃんの飴袋、明日のお守りに」とユーモアも袋に一杯。

 遠方の友人たちからもいつも直前の励ましメールが届くのですが、その中でも心に大きく響いたのは「芸道の鬼と化せ」の一言でした。

 変な緊張も臆する気持ちも一気に吹き飛んで、ステージに居ることに集中でき、客観的に自分を見つめることが出来た気がしました。

 持つべきは佳き友、そして言葉の持つ力って素敵だなと改めて思った日でもありました。
花束
 頂いた花束。
 皆様に心から感謝申し上げます。

 今はほっと一息、気持ちが解き放たれていますが、年が明ければすぐ東京でのコンサートです。
 気を引き締め、より力を尽くしたいと思います。
 こちらも是非お越しくださいね。


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「パリジェンヌの秋」無事終了致しました

 10月7日、ナーダムでのコンサートはお陰様で無事終了致しました。

 10時半に会場入りした時はまだ外は雨。天気予報は一日雨降り。
 「超雨女なんです。ごめんなさい」と申し訳なさそうに話すファムのオーナー石橋さん、でも、超超晴れ女の私、ほどなく雨は上がり、めでたく光の射す一日となりました。

 初めての会場、初めてのお客様、緊張感と期待感とで朝から気持ちが弾んでいました。
 今日は何枚かの写真と共にコンサートの様子をご報告したいと思います。

   秋の装い
 会場である「jazz point ナーダム」
ナーダム
 ナーダムのマダムはファッションデザイナーでもあり、独自のデザインによるファッションショーなど手掛け、活躍中の方です。
 Jazzに造詣の深いご主人と共に、気持ちよく音楽を味わえるライヴハウスをとの思いで、ナーダムを作られたと伺いました。
ナーダム2
 音響、照明、インテリアに至るまで緻密に計算されていて、調和のとれた心地よい空間を作っています。
 「シャンソンのコンサートを開催するのは初めて」「シャンソンの香り漂う演出を考えたいです」とのお言葉通り、そして更に「パリジェンヌの秋」というテーマを意識して下さったお洒落な心配りが随所にありました。

ステージを趣深く飾る花々や小物の数々はファムのコーディネート、壁のタペストリーのブラウンともよく調和し、ステージを素敵に彩って、晩夏から初秋へと移りゆく季節の空気を伝えています。
    ナーダム1    ナーダム3

吹き抜けの天井と石作りの壁が、中世の教会を訪れたような落ち着いた雰囲気を醸し出していました。
ナーダム座席
 お洒落なテーブルセッティングも既になされていて、どこか素敵なサロンに招かれたようです。
コーヒーカップ
「コンサートは、会場に入った瞬間から始まるもの。会場やスタッフのおもてなしもトータルで味わうもの」という私の持論に合致するものを感じ、大いに意を強くしました。

   「パリジェンヌの秋」
ナーダム写真

ファムのWEBにこのような写真を載せて下さいました。

 コンサートの様子が一目瞭然。

 これを真似して、私も作ってみました。
 如何でしょうか。

 この写真で今回のコンサート「パリジェンヌの秋」を追ってみることに致します。
 ナーダム写真2
 左上の写真、右側の帽子をかぶっていらっしゃる方がファムのオーナーの石橋さん。そして、左側のショートカットの女性がウーボの三宅さん、主催者としてのご挨拶をなさっているところです。
 お二人は、学校も同級で過ごしてきた親友同士で、お店立ち上げの時から20周年を迎える今日まで、変わらず良きパートナーとして助け合ってきた仲間とのこと。快活で温かいお人柄にとても魅力を感じます。
 
 この日の私の衣装もお二人のコーディネートによるものです。

 白いドレスの写真は、第一部「夏の名残り」のステージ。
 夏の名残り、白コットンのレースのワンピースが羽のように軽いのですが、ピンクベージュのスヌードを手に持って秋の演出をしてみました。
 一部の中で『僕になついた猫』を歌った時、突然、フワフワしたピンクの猫を抱えているような気がして、歌いながら思わず抱きしめていました。
ナーダム4
 島崎藤村の『初恋』を朗読しています。秋の初めの林檎畑の情景が私自身の心の中にもくっきりと見えてきた気がしました。
 『初恋』は格調高い文語詩、シャンソンとは異質のものと普通には思われますが、ステージに違和感なく調和して、聴く方の胸に響けば良い、という思いが私には強くありました。
休憩時間

 「言葉を音に乗せて語ってゆく」・・・音楽が流れていても、そうでなくても言葉そのものに音律があることをいつも感じるのです。

 この写真は休憩時間のワンショット。ほっとひと息の顔をしています。

 赤いドレスの写真は、第二部「パリジェンヌの秋」のものです。
 パンツスーツをステージで着用したのは初めてですが、如何でしょうか。
 右端の写真は『リベルタンゴ』を熱唱しているところ。
 真紅がこの曲のイメージにしっくりくるのでは。

 ファムのご案内状に、<ドレスコード「秋めいたアイテム」>と記されていました。

 「これが皆様にはハードルが高く感じられたようなのだけれど、・・・」
 「でも、日常を離れた少し特別な場があって、そこにおしゃれ心を発揮して
 いつもとは違った装いを楽しんで頂けたら素敵なのでは・・・」

 今回のドレスコードの設定には、<日頃の自分を開放する>、そういうお洒落の効用を伝えたいというオーナーのポリシーが込められていたのですね。

 「シャンソンはよくわからないので」という、時々耳にする言葉も同様かなと思うことがあります。
 わからないので足を踏み入れないのではなく、まずは実際に触れて頂けたらきっと印象が変わるはず、・・・私の挑戦です。

 数日前に客様からのこんな感想が届きました。

 「シャンソンのことはよく分からなかったのだけれど、あの迫力に引き込まれていきました。」
 「異世界への扉を開く刺激になりました。」
 「神経にビンビンときて、長編大作の小説を読み切ったような心地よい疲れが漂っています。」

 シャンソン初体験だった方も多くいらしたのですね。
 こんな風に感じて頂け、何より嬉しく思っています。
 お越し下さいました皆様、有難うございました。
 これからも更にパワーアップして行くよう精進して参ります。



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