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新しいシャンソンを新しい言葉に乗せて

   シャンソンの訳詞のつれづれに                      ~ 松峰綾音のオフィシャルブログへようこそ ~

一月の終わり ~もうすぐ本番 ~

 1月31日。
 お正月になったばかりと思っていたら、今日で一月も終わりですね。
 いつからこんなに時間が経つのが早くなったのでしょうね。・・・・でも、今はそんなことを言っている場合でもなく、いよいよ京都コンサートもカウントダウンに入りました。
 
 先週くらいまでは、こなしきれない準備が山積みで、猛烈に焦っていたのですが、もうここまで来るとさすがの私も覚悟が決まってきて、静かに来るべき時を待つ・・・迎え討つ?!・・・という心境になってきました。
 スケジュールメモを片手に走り回っているのは未だ変わらずですが、でもどうやら、それもゴールのめどがついて、全体像が見え始めてきた気がします。

 今日は2月4日の会場の関西日仏学館に最終打ち合わせに行ってきました。
 冬枯れの木々の隙間から白亜の日仏学館が威風堂々と姿を現しています。
 昨日までのどんよりと曇った重たい空が、今日は澄み切って高い青空に。
 でも、晴れ渡っているのに、空の奥からはチラチラと雪が舞い落ちてきます。
 京都の冬はこんな日がずっと続きます。
 関西日仏学館(1) 関西日仏学館(2)
 会場、控室等のチェック、タイムスケジュールの確認、諸々。
 そしてカフェでお客様にお出しするドリンクメニューの相談もして。
 コンサートで歌う『お茶の時間』という曲の中の歌詞に、<キャラメルティー>が、出てくるので、ちょっとこれにこだわりたくなり、シェフにお願いしたら快くOKしてくださり、メニューに加えて頂けることになりました。
 ・・・些細なことなのですけれど、こんな一つ一つを丁寧に考えてゆくことの積み重ねが、コンサートをより良く作ってゆくことかなって私は感じています。

 コンサートの前日2月3日は節分です。
 近くの吉田神社は節分厄除け詣り発祥の地として、京都でも人気の神社ですので、さぞ賑わうことでしょう。
 3日にお参りに来る時間はなさそうなので、折角、ここまで来たのだからと、今日はぶらりと立ち寄ってみることにしました。
 京都大学の時計台
 
 向かい側は京都大学。
 
 京大のシンボルの時計台と大きな楠の木は清澄な冷気に包まれ、冬の青空に映えてとても綺麗でした。
 構内はセンター試験も終わり、一時の静寂を保っています。


 節分会は、2日から4日まで神事が取り行われますが、3日がいわゆる豆まきとなります。

   吉田神社  清々しい手水場
 この日は境内に露店が立ち並び、大変な賑わいを見せるのですが、境内にはもう既に、このための荷物が運び込まれていました。明日2月1日から、準備が始まるのでしょうね。
 お清めの水は凍るように冷たかったです。

 ぼんぼりの設置 節分会の準備中
 寒い中で節分祭の燈籠を一生懸命設置している方たちもいました。

 普段ならこんな準備中の神社を見ることはありませんし、これに心を動かされることも勿論ないのですが、自分が今まさに待機の身であるためか、イベントの前の情景というものに少し心惹かれるものを感じました。
 宴の前夜には、こんな骨組みだらけのものが、本番ではそれを飲み込んで、華やかで端正な形が現れてくるのですね。
 節分会を前にして忙しそうな吉田神社に、今日はゆっくりと参拝して帰りました。

福豆 
 福豆も一般参拝者に既に売り出していたので、小さな袋を一つ買い求めてきました。

 私の宴の前夜、2月3日の節分には、この豆で、いつものように、豆まきをして、総ての邪気を払い清め、ベストを尽くしたいと思います。


 良いステージになるよう応援していて下さいね。
 

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