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新しいシャンソンを新しい言葉に乗せて

   シャンソンの訳詞のつれづれに                      ~ 松峰綾音のオフィシャルブログへようこそ ~

<vol.7>東京公演、無事終わりました

 2月15日のシャミオールでのコンサートは、お陰様で、昼夜公演とも、無事終わりました。

 お越し下さいましたお客様、そして、コンサートまでの日々、沢山のお励ましや応援を下さった皆様、本当に有難うございました。改めて心からお礼申し上げます。
 全てを委ねることのできる最強のスタッフの方たち、いつも大きな勇気と力を、ありがとう。皆様に支えて頂き幸せです。

 昨晩、京都に戻ってきましたが、まだコンサートの余韻で、心かどこかに溶けてゆきそうな酩酊感があります。

 それにしても、予想もしなかった今回の東京の大雪とそれに次ぐ風雨には驚かされました。

   東京の雪
 「さあ、張り切ってコンサートに臨みます!」という決意表明をした前回の記事は12日の水曜日のものでした。

 13日木曜日、急転直下。
 朝の天気予報で「明日は先週に続き、雨か雪が降るかもしれません」と言ったかと思う間もなく、昼、夕方とニュアンスが刻々と変わって行き、ついには大雪宣言が出され、それでもまだ、信じていない私だったのですが。

 14日金曜日、朝起きたら一面真っ白で、雪はかなり激しく降り続いていました。東京の雪・・・・幼い頃に住んでいた北陸の雪景色がぼんやりと重なってきます。
 雪に降り込められた街の佇まい、雪が世界を覆う音無き音、冷たさが、懐かしいもののように感じられていました。

 でもそういうロマンチックな感慨は一瞬で、はっと気づけば、さすがにパニックになりました。
 そして、次々に入ってくる、欠席の連絡や各種の問い合わせなど、心静かに本番を待つという状況ではなく、46年ぶりの東京の大雪には、晴れ女の神通力もさすがに通じませんでした。
新橋SL広場の雪景色
 ひたすら神頼みをしながら、ついに15日当日。
 雪は雨に変わっていましたが、今度は嵐のように激しい風雨。
 「お昼には雨は上がって、今日は温かくなります」という天気予報にただただ望みをかけ、出陣しました。(これは的中で、お昼前にはすっかり天気は回復しました。)
 
 朝の新橋駅は、いつものSL広場が白く埋まっていました。


   感謝を込めて
 こんな状態だったにもかかわらず、いらしてくださいましたお客様、心から感謝申し上げます。
シャミオールのロゴ
 前日の大雪の影響で、どうしても、交通やご自宅周辺の道の状況などで、身動きがつかなかった皆様、お聴き頂くことが出来ず、ご一緒の時間を過ごせなかったことをとても残念に思いますし、間が悪くこんな時に遭遇してしまったことを申し訳ないような気持ちで感じています。
 
 それでも、昼夜共、沢山のお客様にお越し頂き、幸せな気持ちの中で定刻にスタートしました。
 こういう時だからこそ、いつもに増して和やかで温かい空気が流れて、素敵な時間でした。

 今回もこのコンサートで、沢山の出会いと発見がありました。
 今、様々に刻まれた思いが胸に去来します。
 ピアニスト三浦高広氏、昨年から引き続き参加して下さった、ボーカル・石川歩さんと、ヴァイオリン・佐藤美園さんの友情出演のお二人、思いを一つにして、ステージに立つことが出来た、その充実感を今、一杯に感じています。

  ご報告したいことは、尽きないのですが、あと数日、後処理を心を込めてきちんと済ませ、落ち着きましたら、改めてゆっくり記させて頂きます。
 
花々の中で
 次の公演に向けての荷物は宅急便で送り、戴いたお花は、大切にいつものように新幹線に乗せて、京都に抱えて帰りました。
アレンジフラワー

 Sさんから。華やかなアレンジフラワーです。
 ずっと前にコンサート会場でスタッフとしてお世話になった素敵な方、あれから今も、そっと応援して下さるお気持ちが本当に嬉しくて、力が湧いてきます。
 
 薔薇、スイトピー、レースフラワー、淡い春の色を集めた優しい花束、大好きな先輩からのお心尽くしです。
  ピアノの上の花束 お菓子の花束
 そして、いつも助けて下さる若いスタッフの方たちから、今年は薔薇のブーケ。
 これ、おわかりになりますか。
 <ブーケトス>と命名された、チョコレートで作った花束なのです。
 愛らしくてとても食べることなど出来そうもありません。

 写真もたくさん撮っていただきましたので、改めてご報告レポートと共にご紹介します。楽しみになさってくださいね。
 一息ついて、また心新たに3月1日の京都公演の準備に向かいたいと思います。



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