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新しいシャンソンを新しい言葉に乗せて

   シャンソンの訳詞のつれづれに                      ~ 松峰綾音のオフィシャルブログへようこそ ~

ラジオの収録を終えて

   一年が過ぎました
 「計8回のゲスト出演を!」というお話を受けて、昨年の11月から出演させて頂いてきた「sunstar weekend journey」ですが、先日の7月6日(日)に第7回分の放送が終わり、残すところあと一回、今度の日曜日7月13日(日)(関東地区) (関西地区は7月12日(土)です)を待つばかりとなりました。

 思えば、昨年の7月に、制作スタッフの方たちとの初顔合わせがあり、すべてがこの時にスタートしたことを懐かしく思い出します。
 「私達は、こんな番組を作りたいと思っているのです。」というところから、熱心にお話を進めて下さいました。

 「sunstar weekend journey」という番組、昨年10月に始まった新番組で、従って、初打ち合わせをした7月の時点は、まだ準備段階、番組のコンセプトを詰めている最中でしたので、この時期から関われたことで、ただ単にゲストとして出演するだけでなく、一つの番組が誕生してゆくまでのプロセス、・・・・様々な手順、制作側のヴィジョン、意気込み、試行錯誤、・・・などの一端を、垣間見る貴重な経験が出来たわけです。

 一年間という流れの中で、制作現場に関わる方たちの、番組に対する真摯な思いに触れてきましたので、「番組の評判は良く、順調な滑り出しとなっている。」と伺い、とても嬉しいです。
 そして、その中のほんの何パーセントかでも、私自身も貢献できればという思いで、一生懸命に力を注いできたこと、何よりもスタッフの方たちと共に心を合わせて歩んだ時間があったことに、しみじみとした感慨を感じています。

 「ラジオ番組は、その時間になると自然とチャンネルを合わせてしまう、いわば生活の一部となって自然な感じで溶け込めた時、ようやくリスナーに認知されたことになる。」と、或るスタッフの方が言われましたが、なるほど!
 そういう意味でも、ずっと愛される魅力的な長寿番組となって欲しいです。

   いつもの風景の中で
 今回の収録の日。
見慣れた横浜の風景
 FMヨコハマのある桜木町駅に降り立つと、いつも通りの風景が迎えてくれます。
 
 一回一回の収録は、いつもドキドキと心地よい緊張感でときめいていますし、そんな思いに満たされながら見る<いつもの風景>は、今、初めて見る<新たな風景>となって新鮮に心に飛び込んできます。
ランドマークタワーからの風景
 でも、そこには、積み重ねてきた過去の時間が重層されていて、そんな風に、<今という時間・風景>を感じられるのは幸せなことなのでは、と痛感しながら、また同じアングルで記念のシャッターを切ってみました。
 そして、ランドマークタワーのラウンジから眺めた窓辺の景色。
 流れる水を楽しむ寛ぎの設えです。

 帰路。
 目に入ってきました。
 ペーブメントのあちこちにこんなタイルがはめ込まれていて、これも横浜らしい意匠ですね。
     歩道の飾りタイル     市内を周遊する「あかいくつ」バス
 そして、市内の観光スポットを周遊する可愛らしい「あかいくつ」号。

 秋から冬、春、そして今回の夏。
 伝えたいテーマを定め、シャンソンと訳詞の興味深いトピックスを練り上げて、そしてこれはと思える曲を紹介してきましたが、その8回の内容が、いつの間にかパズルのピースをはめ込む様に、自分の中でも一つに繋がってきた気がします。
もっともっとお話したいことがあり、お名残り惜しい気がしてしまいますが、でも、今そう思えることは、この上なく幸せなことなのでしょうね。
 お聴き下さった皆様、温かいご感想をお寄せ下さった皆様、本当にありがとうございました。

 シャンソンについて、訳詞について、音楽について、文化の多様性について、・・・・・私の話が、皆様の様々な興味を広げていただけるきっかけになったらとても嬉しいです。

   収録点描
 「sunstar weekend journey」のHPにブログが出来、毎週のゲストの紹介と写真を載せることになったようです。
 先日の7月6日のブログに、私の収録風景が紹介されています。
 このURLです。→ http://blog.fmyokohama.jp/journey/
 
よろしかったらチェックしてみてください。
   
 そしてブログに添えられた写真です。
 収録の日にスタッフの方が撮って下さいました。
収録風景2
 DJの本村さんとも、回を重ねるごとに益々意気投合。
 それぞれのゲストとその世界に、自然に向き合いながら、話を受け、進めてゆく、さすが彼女はプロだと感じ入ります。
 トークの魅力って、単に技術的な巧みさだけではなく、対象となる「人」「世界」に対して、虚心に、好奇心を持って、寄り添うことから生まれるのかもしれませんね。
 収録時には思わず盛り上がってお話が発展して行くのですが、実際の放送では、話が飛んでゆく部分はちゃんとカットされていたりします。
 本当は、そこが結構面白い話だったりするのですが、限られた放送時間に収めなければいけないので、ディレクターさんはご苦労なさっているのでしょう。
 でも中には、30分の番組なのに、二時間近くも熱く語り尽くす外人のゲストの方など多くいらっしゃるそうで、・・・「松峰さんのお話は、ほとんどそのままでぴったり時間の中に収まるので、本当に有難いです。」といつも感謝していただいています。
  ・・・これはきっと、長年の教師生活の中で培われた私の特殊能力、授業時間内にしっかりと話を完結させる時間感覚が、身に沁み込んでいるためなのではと思われます。

 このブースの向こうには、大勢の方たちが収録に立ち合って下さっています。
 そして、休憩の時など、「この曲は雰囲気があって僕は好きだな。」とか「訳詞によってこんな変わるなんて驚き!」とかいう、テンションの上がる嬉しいコメントが飛び交い、たぶん、そうやって私の士気を高めて下さっているのでしょう。
 和気藹藹と楽しい空気の中で、単純な私はいつの間にか木に登っておりました。

 この日は、『time to say goodbye』を取り上げたのですが、「ブライトマンとボッチェリのどちらの歌が好きか?」など、ギャラリーから熱く語り合う声も聴こえてきて、何だかとても気持ちが温かくなりました。

  他に『愛の讃歌』と『街』も取り上げて訳詞の重要性についてお話してみました。たまたま良く知られている曲に触れたためか、いつもより、届いた感想が多かったようです。
収録風景1
 収録ブースの中の大きなマイクに向かうと、緊張したり、少しカッコつけた気取った声になったり、反対にムニャムニャと声がこもってしまったり、・・・締めくくりの回なので、これまでのそういう課題を少しでも克服して、楽しく自由にお話しようと心掛けたつもりです。
 マイクの先の見えない向こうの、耳を傾けて下さる方たちへ、まっすぐに届きますように、そんな思いで一語一語を発していました。

 さて、その成果が表れていると良いのですが。
 明日7月12日(土)(関西地区)と明後日13日(日)(関東地区)、よろしかったらどうぞお聴きになってみてくださいね。


 

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