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新しいシャンソンを新しい言葉に乗せて

   シャンソンの訳詞のつれづれに                      ~ 松峰綾音のオフィシャルブログへようこそ ~

年の瀬 京都街歩き

 今日はもう晦日、いよいよ押し迫ってきましたね。

 例年ですと、今頃はまだ仕事を抱えたまま、お正月を迎える準備に慌ただしく過ごしているのですが、今年はどうしたことか、半端ではない数の年賀状も、超ビックな大掃除も、整理本が書けそうなほどの徹底した断捨離も、コンサートが終わったら着手しようと思っていたいくつかのデスクワークも、全て早々と終えて、新曲の訳詩まで完成し、わが生涯の中では初めてではないかと思うくらいの余裕で12月30日を過ごしております。
 <何かの前兆ではないか?><反動が新年から起こったらどうしよう!>とか、ちょっと怖くもあるのですが。
 そんな不安を紛らわすべく、今日は、年末の京都の街を散策してきました。

   恒例、錦市場の賑わい
 わが家からの通り道が錦市場なのですが、ともかく年末の混み具合は尋常ではないのです。
錦市場の賑わい
 いつもなら1分かからず抜けられる道が、午前中早い時間なのに、大渋滞でまったく身動きが出来ません。地元の買い出し組と観光の見物組がごちゃごちゃに混ざり合って、カーニバルみたいな空気が漂っています。
 アメ横や築地も年末はこんな感じですが、こういう混雑も含めての<錦>なので、誰も別に文句も言わず、むしろ雑踏を楽しんでいる風ですらあります。  
 前に進めない分、何となく暇で、結構皆、写真なんか撮って楽しんでおり、撮られるお店の人も慣れていてポーズなど作ってくれます。
 
 「餅は餅屋で」・・・納得!
    餅は餅屋で     京都ののし餅
 京都の「のし餅」は、関東のように板状のものではなく、蒲鉾みたいな形のものをスライスして売っていて、お雑煮用も角形ではなく丸餅になります。
 正月飾りの出店
 
 正月飾りの大きな売り声が年末の活気を誘っていましたが、でも、「来年はもう店を出せないと思う」とぽそりと一言。
  「作りたくても輪飾りを編む藁(わら)が手に入らなくなっている」と少し寂しそうでした。
堀川ごぼう
 

 京野菜の一つで、通常より太くて短い「堀川ごぼう」もおせち料理にはなくてはならない食材のようです。途中で引き抜き、地を這わせて育てるので柔らかく太く育つのだと聞いたことがあります。

お魚屋さんには鱧(はも)が所狭しと。
京都は、鯛より、鰻より、何と言っても鱧なのですね。 

錦湯 
 錦市場からちょっと下がったところには、銭湯寄席などもやって評判の「錦湯」があります。明日の大晦日も営業すると書いてありました。まだ一度も行ったことがないので、来年は挑戦し、探検レポートでも書いてみようかなって思っています。


   東寺 晦日の風景
 九条まで足を延ばして、久しぶりに東寺に行ってきました。
 東寺は平安遷都の際、京都の南、羅城門の東に建立され、弘法大師によって造営された、世界遺産にもなっている威風堂々とした真言宗総本山です。
東寺の山門
 毎月21日には弘法市が立ち、広い境内に、骨董、古着、植木など、多くの出店が立ち並び、賑わいを見せることで知られていますが、特に12月21日は「終い弘法(しまいこうぼう)」と呼ばれ、全国から数十万人もの人出となります。
 その「終い弘法」も終わり、今日は、人もまばらで、明後日の初詣を前に静寂に包まれていました。
東寺の五重塔
 五重塔の佇まいが端正で、歴史を経た揺るぎない美しさを感じさせます。

 初詣ならいざ知らず、晦日にお寺参りというのもどうなのかしらという気もしていたのですが、金堂の薬師三尊、講堂に安置された大日如来に祈っていたら、何とも言えない厳かな落ち着いた気持ちになって、今年一年の出来事が心に巡ってきました。
五重塔と道風ゆかりの柳
 一年の終わりにいつも思うことは、時の流れの中には、かけがいのない、人との、時間との、一期一会が積み重なっているということです。
 新たな出会い、感動、喜び、様々な幸せがある一方で、心に痛く刻まれて消えないことも、また、積み重なってゆきます。
今年も友人や教え子たちの結婚や出産など、嬉しい出来事がいくつもあり、そういう輝いている時間を共有し祝福できるのは何より幸せですが、反対に、色々な形での人との別離は何より辛いことでもあります。
病で急逝された優しい先輩、不慮の事故で逝かれた友人、親戚、亡き人との思い出が、東寺のひんやりとしたお堂の中で思い起こされてきました。
東寺香
 東京の友人に「もし東寺に行くことがあったら「東寺香」というお香を買ってきてほしい」と頼まれていて、これを買い求めることが、今日のここを訪れた目的でもありました。
 東寺でしか手に入らないという白檀の香りがゆかしいお香です。
 自分の分も入手して、今部屋に焚き込めていますが、何か、年の終わりの感慨が増してくる気がします。

   芸能の神様 車折神社へ
 東寺から、車折(くるまざき)神社へと更に足を延ばしてみました。
 四条大宮から嵐電に乗って20分ほどのところにあります。
嵐電
 嵐電は路面電車、今日乗ったのは一両編成のレトロな仕様でした。
 街の信号で自動車と並んで止まり、降車客の切符は運転手さんが受け取ったり、のんびりとした小旅行の気分になります。
 途中、太秦映画村の駅では、水戸黄門のテーマソングが車内に流れたりとユーモアもたっぷりです。

 車折神社はプラットホームを下りたすぐ正面にありました。
「車折神社は芸能神社ではありません!」と社務所に大きく明示されていましたが、でも芸能神社として、知名度が高いです。
車折神社  石に書かれた願い事
 「清めの社(やしろ)」が境内に祭られていて、これに思いを込めて願い事をすると不思議なくらいよく成就し、成就の暁には、小石にお礼の言葉を書いて奉納するのだそうです。
 その石の納め処が本殿の前にあります。
 最近パワースポットとして紹介され、訪れる人が急増していると聞きました。

そして、本殿の近くの「芸能神社」です。
芸能神社  奉納された玉垣
 朱塗りの玉垣にはこれを奉納した歌舞伎役者、映画俳優、歌手・・・・、著名な芸能人の名前がずらりと並んでいて、その思いの深さが伝わってきます。

 「人事を尽くして天命を待つ」・・・・そのような天命を求める多くの舞台人の願いがこの場所に漂っている、そういう意味では、まさに、パワースポットであることを強く感じました。

 今年は、2月から12月まで計5回に及ぶvol.7、vol.8の二回の訳詞コンサートの開催と、その間にラジオの出演が何回かあり、果たしてやり通せるか、実は、心配にもなっていたのですが、兎も角も無事、終えることが出来たことを、今、本当に有難く思うばかりです。
 ステージは全力を尽くしても、それだけでは如何ともしがたい、体調や周囲の状況などの不可抗力も含めて、最後は運任せでもありますので、アクシデントなく終えられたことが如何に幸せだったか、そのことに静かに思いを馳せ、手を合わせました。

 何かに挑戦すれば、その分傷ついたり、消耗したりするリスクは負いますが、それでも、来年も、そういう全てを含めて、新しい出発をしてゆくことが出来ればと思っています。
 
 今年も一年、本当にありがとうございました。
 このブログも、いつもご愛読いただいて感謝致します。

 どうぞ風邪などひかれませんよう気をつけて、良いお年をお迎えくださいね。



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『街の素描』京都公演のご報告

 京都『巴里野郎』でのコンサートが終わって一週間が経ちました。
 コンサート当日の麗らかな陽射しが夢であったかのように、週明けと同時にお天気は急速に崩れ、寒波到来、冷たい雨や雪が降り、厳しい底冷えの毎日となりました。
 豪雪による深刻な被害も各地で報じられていますが、皆様のところはご無事だったでしょうか?風雪のお見舞いを謹んで申し上げます。
花々の中で
 年明けから準備を重ねてきました『街の素描』コンサートですが、全て終了した今、この一週間は、充足感と脱力感とでどこか夢見心地で過ごしていました。ようやく心身が、平常の時間の中に戻ってきた気がします。
頂いたお花が、まだ美しく我が家のリビングに華やかな名残りを咲かせています。
 
 いつも撮影をして下さる沢木さんは、今回ご都合が悪く、では代わりにと、お客様のSさんがカメラマンを引き受けて下さいました。
Sさんから届いた素敵な写真をご紹介しながら、いつものようにフォト・レポート、京都公演を綴ってみたいと思います。
   
   シャンソニエの佇まい ~開演を待つひと時~
 巴里野郎のある建物
 『巴里野郎』はこの建物の2階にあります。
 蜂蜜色の外壁に、フランス国旗のロゴと巴里野郎の文字が書かれた看板が高く掲げられています。(少し電線に隠れてしまっていますが)

 空は、深い紺碧の冬色。
 きりっと身が引き締まるような澄んだ空気と眩しい光に照らされて、会場に入ります。

 階段を昇り、いつものステンドグラスの扉を開けると、受付横に、煉瓦が貼られた壁。幾星霜を経た風格を漂わせています。
 よく見ると、一つ一つの煉瓦にフランス語でメッセージとサインが書かれていて、それが天井にまで続いています。
 嘗て、この店を訪れた沢山のミュージシャンや内外からのお客様の思い出が一つ一つに刻まれているのでしょう。
 レンガの壁のサイン  レンガの壁と写真
 モンマルトルにある老舗のシャンソニエ「ラパン・アジル」に感銘を受けて、初代のオーナーがこの『巴里野郎』を作ったと聞いていますが、壁に掛かった「ラパン・アジル」の写真は、オーナーが代わってもその歴史を語っています。 
お手製のマドレーヌと
 ピアニストの坂下文野さん、友情出演の石川歩さんとリハーサルを入念に行い、本番への気持ちを高めて行きます。

 開場を待つ客席。
 リハーサルの間に、テーブルが整えられていきます。
 友人のMさんが今回も作って下さったマドレーヌが、テーブルに並べられています。彼女のマドレーヌはとても美味しくて、今や松峰綾音訳詞コンサートには欠かせないと、ファンが急増しているのです。
   
リハーサルは順調に進んでゆきました。
      
   コンサート本番
 やがて開場の14時30分となり、あっという間に客席は一杯になりました。
開演前の客席
 内幸町ホールでは、ホール内に開演まで落ち着いた不思議な静寂が流れていましたが、こちらはワインなども早速飲んでいらっしゃることもあってか、とても賑やかでアットホームな客席で、コンサートへの期待感や高揚感が既に高まっていた気がします。
 
 一部の幕開け。
黒のベルべットにロイヤルブルーの薔薇の花のドレスでスタートしました。
 二部の衣装
 そして二部はゴールドのレースのドレスで歌ってみました。

 『街の素描』コンサートツアーですので、選曲、ステージ構成等、東京と同一の内容です。
 でも、異なる場所、お客様、出演メンバー、・・・当然ですが、ステージには全く別の世界が表出され、一つの音楽、曲が全く違うものに変幻してゆくことを改めて体感した気がします。
 歌は、歌っている本人にすら、歌ってみないとわからない手探りのもの、可能性に満ちたものなのだと思います。
 ステージはどんなに綿密に計画しても、計算しきれない不可思議な部分があって、それこそが、怖いけれど、挑戦していく醍醐味なのかもしれないと思い知らされます。 
写真に語り掛けながら
 今回はプロジェクターで曲名や文章を写し出すことはできませんでしたから、その分、朗読の演出を加えたり、色々な工夫もしてみました。
 客席の微かな動きやささやきまで聴こえてくる距離感、それはお客様にとっても同じことで、私の歌う息づかいや、感情の微妙な起伏や表現の全てを鮮烈に受け止めて下さるのだろうと思います。
 全てが影響し合い、相乗効果が生れて、客席とステージで一種の陶酔感を共有してゆくのかもしれません。
 一曲ずつに笑いや歓声や感動など、生の情感をとても率直に表して下さって、歌を媒体として対話しているような感情の流れに、いつの間にか私自身も乗っていた気がします。
客席との一体感
 東京のコンサートと同じような内容の説明や談笑などを歌の合間に織り交ぜたのですが、ホールの舞台上とは違って、一言一言に深く頷いて下さったり、拍手や笑いや、相槌(あいづち)を打って下さる様子なども見えたり聴こえたりして、ついこちらも調子に乗って、説明が詳しくなったり、尾ひれが付いたりの楽しい時間でした。

 そして、ピアニスト坂下さんの強力なサポートに心から感謝しています。
 歌う側の情感を最大限尊重して下さりながら、しっかりと曲想を捉えて、或る時は柔らかい優しい音色で、或る時は力強いダイナミックな演奏で質の高い音楽の流れを作って下さいます。 
石川さんとのデュエット
 そして飄逸味のあるトークとお人柄に、人を惹きつけてやまない魅力があるのも凄いなって思います。

 石川さんとのデュエットと彼女のバックコーラスも大好評でした。
 透き通る美しい歌声に「天使が降りてきたみたい」と、称賛する声がたくさん寄せられました。
 インタビューのお話にも彼女の誠実さが現れて、誰からも好感をもたれる人柄で、我が自慢の教え子、とても素敵な女性です。

 そしてコンサートの二時間は瞬く間に過ぎて、お客様のお見送り。
お洒落な装い
 ちょっとピントがぼやけてしまいましたが、お着物をお召しになった女性、帯にピアノとドラムスとベースが図案化されているのですね。
 いつも音楽に関わりのある装いをして下さる、素敵なお心尽くしにとても感激します。

 京都のお客様は、お着物をお召しの方が何人もいらっしゃいます。
 古都ならではの優雅な佇まいに心魅かれます。

 頂いたプレゼントです。
イヤープレートならぬ、イヤーハンカチがあるのを初めて知りました。 
イヤーハンカチーフ
 図柄をタオル地に織り込んだfeilerのハンカチです。
 「2015」「one new step」 とあります。
 <2015年、新たな一歩を!>という意味なのですね。

 いつも応援して下さり今回もNO.1のチケットでご来場下さったF先生から、「このドレス姿、一目見てこれぞ貴女のイメージだと思ったの。来年も頑張ってね!」という優しいお言葉と共に。

 説明書きの中にこんな一文がありました。
   たとえ心が揺らいでいると感じた時でも、
  朝は光に照らされ、夜は月や星に見守られている。
   本や音楽の中に無数の言葉やメロディがあり、
  あこがれの国を旅した思い出があり、喜びもある。
  そして、近くから遠くから気遣ってくれる人たちがいる。

  (2015年 One New Step より一部抜粋)

 有難うございます。2015年のお守り、大切に飾らせて頂いています。

 訳詞コンサートvol.8『街の素描』、東京と京都のすべてを無事終えることができました。
 今まで様々な形で支えて下さった沢山の皆様に心から感謝申し上げます。



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街の素描 in 京都 無事終わりました

   『街の素描』京都公演、無事終えることができました
 昨日12月13日の『巴里野郎』での訳詞コンサート、お陰様で無事終えることが出来ました。

 一年間かかって、準備を重ねてきました「松峰綾音訳詞コンサートvol.8『街の素描』」ですが、昨日の「in 京都」まで、長くて短い時間だった気がします。

 「天気が崩れて雨か雪になるでしょう!!」という予報が嬉しくも外れて、朝から気持ちの良い日差し、晴天は、コンサートの余韻がまだ残る今日もまだ続いています。
出番を待つ
 文字通りの満席となり、会場は開演前から熱気に包まれて、そういう空気が、<歌うこと><歌いたい思い>を強く後押ししてくれていたように思います。

 座席を詰めていたこともあって、ステージと客席とがいつも以上に本当に近く、目の前にお客様のお顔があり、息づかいまでもが伝わり合う近距離の中、不思議な親和感と高揚が会場に充満していました。
 「気の力」というものでしょうか。
 客席の、静まり返った緊張感・集中力や、手拍子や、吐息や,歓声や、曲に感情移入して涙ぐまれる息づかいや声、そんなすべてが、歌の中にエネルギーとなって昇華されていくような実感がありました。

 今日いらして下さった方々との一期一会の時間の中で、今の自分の心の赴くまま自由に歌いたい、伝えたい、という気持ちが自然に沸き起こって、迷いのないそのような心境でステージに立てたことが、何より幸せでした。
  コンサートの二時間は、そんな思いの中で、あっと言う間に過ぎたように思います。

 内幸町ホールでのコンサートの折に、お伝えしたのと同様の言葉を、やはり今、同じ感謝の気持ちの中で繰り返させて頂きます。

 数年間の京都での生活の中で出会うことの出来た友人・知人の皆様、そして、ご興味を持っていらして下さった初めてのお客様、東京から、或いは更に遠方から駆けつけて下さった皆様、・・・・そういう沢山のお客様と、そして、コンサートまでの日々の中で、沢山のお励ましやお力添えを下さった大勢の皆様、本当に有難うございました。
 改めて心からお礼申し上げます。
 
 強力なサポートで支えて下さったピアニストの坂下文野さん、友情出演で京都にもご一緒して下さったボーカルの石川歩さん、皆で奏でるハーモニーに、良いステージを実現しようとする一致した思いが、心地よく流れていたように思います。

 そして、心を合せてコンサートの成功に向かって下さった信頼できるスタッフの皆様、ありがとうございました。皆様に支えて頂き、コンサートはいつも成り立っています。この度も大きな力を頂きましたことに心から感謝しています。

 
 まずは、無事終了したことの第一報を申し上げました。
 コンサートの詳細は、写真が整いましたら、また改めてゆっくり記させて頂きたいと思っています。
     
   花々の香りの中で
 頂いたお花を自宅に飾り、今、眺めています。
 花々の芳しい香りは、コンサートの嬉しい名残り、「頑張ったね」と労ってくれる優しい言葉のような気がして、宴の後の、ぼおっとした心身をひと時委ねています。
   
ピアノ脇に花かご
 いつもお花の写真を載せてしまいますが、今日もまた。

 巴里野郎の会場に届いた二つのアレンジフラワー。

 石川さんと私宛に、お揃いの美しいお花。
 そっと密やかに、でも温かく、力強いお励ましをいただいた気がしました
 これまでのコンサートでお世話になってきた或るスタッフの方からの嬉しいプレゼント、カウンターの上と、ステージのピアノの側に飾らせていただき、コンサートを進めました。
 
 サンタさんのリースに見立てた可愛いアレンジフラワーは今回スタッフとしてお手伝いして下さったMさんからの季節感のあるプレゼントです。
 早速玄関に飾ってみました。
   サンタさんのアレンジフラワー   頂いた花束
 わが家は、今、こうしてサンタさんがまず出迎えてくれます。

 そして、沢山の花束、皆様のお心尽くしが本当に嬉しく幸せです。



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ライヴ・コンサートのお知らせ

    松峰綾音 ライヴ・コンサート スケジュールのお知らせ

              (通常のブログはこの下の記事から始まります)

  コンサートは多くのお客様にご来場いただき、無事終了いたしました。有難うございました。

   
     松峰綾音訳詞コンサートvol.8 in 京都  『街の素描』
               ~新しいシャンソンを新しい言葉に載せて

   松峰綾音の訳詞と歌でお届けする、シャンソンとフレンチポップスの魅力
   街を歩く時・・・通りの表情や、そこに生きる人の物語、流れゆく季節が見えてきます
   歌の中に描かれる様々な街の素描をお楽しみください 


      街の素描 in 京都

       2014年12月13日(土) 
       14:30開場 15:00開演 

 
      シャンソンライヴハウス 巴里野郎
        京都市下京区四条河原町下ル
        三筋目東入 柳川ビル 2F
               TEL 075-361-3535
    

            Voc. 松峰綾音
            Pf. 坂下文野
         
         (友情出演)
           Voc.石川歩

  チケットのお申込み・お問合わせは、このブログの左下「管理者へのメール(松峰宛)」からお願い致します。
 

 10月18日に開催致しました新橋内幸町ホールでの松峰綾音訳詞コンサートvol.8『街の素描』のコンサートツアーを、京都にて行います。コンサートホールとはまた趣を変えた、しっとりとしたシャンソニエでの『街の素描』をお楽しみください。
詳細はまた順次ブログにてご案内致しますので、どうぞ是非お越しくださいますように。 

  
                       (通常のブログ記事は、この下の記事から始まります)


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ロイヤルブルーの冬

   Fさんから
 「巴里野郎」でのコンサートも、いよいよ明後日となり、今は最終チェックをしながら、気持ちが高まっています。
 
 京都の街もいつの間にか師走色に染まってきました。
 クリスマスのイルミネーションがそこここで華やかですが、半端ではない寒さが到来していますので、週末は雪にならないかと少し心配です。

 そんな中、友人のFさんから、先日の内幸町ホールでの公演の感想が届きました。

 最初の頃からずっとコンサートにいらして下さり、いつもその感想を綴って下さるFさんからのお便り。

 温かいけれど、その時々の音楽を的確に受け止め、柔らかい感性で真直ぐに向き合って下さる、そんな彼女からの何通もの手紙は、私のこれまでの軌跡ともいえる大事な宝物となっています。

 昨日届いた彼女からのお手紙を、一部分だけですがご紹介させて頂きます。

 お馴染みの曲から新しい曲まで、20曲以上、最後まで、充実した表情で歌い切った綾音さんのパワーに今回も圧倒されました!
 構成も、街から窓辺へ・・・・コンサートが進むにつれて、人の心の窓が開けられ、他人には明かせない、空想、妄想、狂気までもが、渦巻き、時がめぐり、光が、聖母が現れて、アンコールは・・・『愛の約束』!!
 何だか、綾音さんが司祭をつとめるミサに参加している気分です。
 最後の『パリ・カナイユ』は、さながら、イースター・パレードのようでした。


 <コンサートの中で歌っていくそれぞれの曲が、一つの流れとして物語を織りなし、繋がってゆく>・・・・そんな印象を端的に捉えて下さる言葉が本当に素敵で、Fさん自身の芳醇な感性と言葉の世界に触れる気がして、深い感銘を受けました。

 <こんな風に聴いて下さる方がいれば、どんな困難があっても乗り切ってゆくことができる>、<思いを持って、これまで音楽と詩に関わってきて本当に良かった>、そんな感慨が胸に広がりました。

 Fさんの言葉がそうであるように、力や勇気や希望を人の心に生み出す言葉を、自分も歌の中で伝えてゆきたい、13日のコンサートを前に、温かい心持ちで改めてそんなことを考えました。

 Fさん、そして、様々に支えて下さる皆様方、本当に有難うございます。
 自分自身の心を開放して伸びやかに、素敵なステージになるように、ベストを尽くしたいと思います。
 

   ロイヤルブルーの思い出
 数日前、ロイヤルブルーのオーバーコートを買いました。

 店頭にディスプレイされているのを見たとき、何だかとても懐かしいものに出会った気がして、目が離せなくなったのです。

 子供の頃、これと同じ色のコートを着た人に会った記憶が突然蘇ってきました。エキゾチックな美しい顔立ちの女の人でした。
 鮮やかに冴えた瑠璃色のコートを颯爽と羽織った佇まいが、本当に素敵で、大人の女性の陰影のあるニュアンスが幼心に強烈に刻まれたのかもしれません。

 冬はなぜか黒を着ることが多くなっている私のクローゼットに華やかなブルーが、今ひと際映えています。

 ほんの少し紫味を帯びた深く鮮やかなブルーのコート、「ロイヤルブルー」というのが一番近い気がしますが、bleu de Napoleon(ブルー・ドゥ・ナポレオン)というフランスの色にも似ているかしらと思います。
 フランス国旗のトリコロールの青色、ナポレオンが国旗の色を採用したことからこの名称が生れたと言われています。

 或いはもう少し青が鮮やかなoutremer(ウートルメール)=「ウルトラマリン」と呼ばれる色にも似ているかもしれません。
 これもフランスの色、聖母マリアの服の色として描かれて、最高の地位や名誉を象徴する神聖な色と言われるようです。
ロイヤルブルーのドレスで

 実は、今回の内幸町ホールでのコンサートで着用したドレスがこの色なのです。ライトに照らし出されると、深い輝きを増します。

 明後日もお気に入りのこのドレスを着て、ステージに立とうと思います。

 <思い出の中の色>、<ナポレオンの色>、<聖母の色>、<『街の素描』の色>、今年の冬は、うっとりと、そして少しノスタルジックな気分で、ロイヤルブルーに染まっています。



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満席御礼 京都公演の準備も順調です

 いつの間にか師走になりました。
 「一年の経つのは早いですね」という言葉が、挨拶代わりのこの季節ですが、楽しいこと、悲しいこと、ささやかでも色々な出来事があり、でも兎も角も、健康で乗り切ることが出来たことに感謝しつつ、この一年の日々に改めて思いを馳せたりしています。

 とは言っても、今の自分には、<思いを馳せ>も<感謝>も本当はお預けで、もう来週に迫っている師走のコンサート、これを無事にやり遂げなければ、何もかも始まらず、従って終わりもしないのです。

 いつものことですが、10日前のこの時期になると、やはり緊張感と高揚感が募ってきます。
そして、それとは別の、現実的な様々な段取り・手配・連絡・調達のような、コンサートに伴う諸事が次々と湧き出てきます。
 <心穏やかに、ただ粛々と>というこれまでに会得したはずの<我が極意>を心に呟きつつ、日夜奮闘している今日この頃です。

   満席、心から感謝致します
 12月13日(土)に開催されます「松峰綾音訳詞コンサートvol.8 in京都 『街の素描』」ですが、お陰様でこれまでに沢山の皆様からご来場のご希望があり、先週で既に満席となりました。
 現在まだ、お問合せを頂いており、キャンセル待ちをして頂いている状況です。
 本当に有難く、コンサートを前にこれほど幸せなことはありません。
 ご希望下さる全ての方に是非お聴き頂きたい気持ちなのですが、会場の『巴里野郎』はシャンソニエの限られたスペースですので、それも思うに任せず、嬉しい悩みとなっています。
 
 今回初めていらして下さるお客様、「応援しているから」「楽しみにしているから」とおっしゃって毎回お聴き下さるお客様、10月18日の新橋内幸町ホールでの公演にお越し下さって、「もう一度京都でも違う雰囲気の中で聴いてみたいから」と遠路、足を運んで下さる何人かのお客様、・・・・歌い手冥利、訳詞家冥利に尽きます。
 皆様のお気持ちにお応えして、喜んで頂けるステージになるよう、ベストを尽くしたいと心から思います。

   坂下文野さんとの時間
 京都公演は、内幸町ホールでの『街の素描』のコンサートツアーとなりますので、歌う曲目等、同様のプログラムで行いたいと考えています。
 ただ、今回はピアノだけで、シンセサイザー、ベース、アコーディオンは加わりませんので、演奏自体はシンプルで、同じ曲でもかなり違った趣きでお聴き頂くことになるのではと思います。

 ピアニストも坂下文野さんに代わりますので、坂下さんの、女性ならではの柔らかい感性の中で、また新たな音楽が紡ぎ出されてくることでしょう。

 石川歩さんは内幸町ホールに続いての友情出演。
 コンサートホールからシャンソニエに、二人で今度はどのようなステージが展開できるか、今からとても楽しみです。

 坂下さんとは既に何回か音合わせをしてみました。
キャンディでの坂下さん
 とてもお忙しく活躍されている方ですので、その時間の隙間を見つけては、京都、大阪、どこへでも、彼女の居るところに駆けつけてのリハーサルです。
 
 この写真は京都祇園にある、『キャンディ』での坂下さんです。

 ジャズのライブハウスで、夜はライブの熱気に満ちているのでしょうけれど、この日は、まだ誰もいない午前中の音合わせでした。
キャンディの店内  キャンディのステージ
 こんなお店です。ジャズの神様が降りてきそうな気配が漂っています。

 そして、先日は、会場となる『巴里野郎』でも音合わせをしました。
いつも笑顔の坂下さん。
巴里野郎での坂下さん  フライヤー立てに「街の素描」のチラシ
 ご案内のフライヤーが入り口にも、座席のフラーヤー立てにも置かれてありました。

巴里野郎

 すっかりお馴染みになったシャンソニエ『巴里野郎』。
 ここにはずっと前からシャンソンの神様が宿っている気がします。


 
   高瀬川 初冬の情景
『巴里野郎』は高瀬川沿いにあります。
練習の後、一人でぶらぶらと川に沿って木屋町を散策してみました。

金曜の夕暮れ時、紅葉見物の観光客が賑やかに行き交っていました。

高瀬川に浮かぶ落ち葉は鮮やかな深紅ではなく、桜並木の黄葉ですが、川の緩やかな流れに、何とも調和して独特の風情を醸し出している気がします。
夕暮れの高瀬川  三条付近の木屋町通り
 木屋町を三条まで上ってゆくと、川沿いの粋筋の雰囲気に、若者が集うカフェなどが立ち並ぶ賑やかな街の香りが加わってきます。

   おまけの話
 同窓の大先輩のお宅が室生仁和寺の近くにあり、先日何人かでお訪ねしました。
 ご自宅は粋を凝らした数奇屋作りの建物で、重要な建造物として、建築の世界では高い評価を受けているのだと伺っていたのですが、普通にここで生活していらっしゃることが不思議になるほど、端正で雅やかで、家自体が静謐な空気に満たされ、さすが京都ならではの文化の奥深さを目の当たりにして感じ入ってしまいました。

屋根を包み込む美しい紅葉。
   雅やかなお庭1    雅やかなお庭2
   玄関前の瀟洒な植え込み。

月見台から見るお庭

 月見台と名付けられた縁先の風情も御簾が掛けられて趣きに溢れています。


 京都も名残りの紅葉と共に、冬が訪れ始めました。


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