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新しいシャンソンを新しい言葉に乗せて

   シャンソンの訳詞のつれづれに                      ~ 松峰綾音のオフィシャルブログへようこそ ~

採薪亭演奏会 無事終わりました

 昨日9月13日の「採薪亭演奏会 松峰綾音訳詞コンサート in 東福寺『巴里の香り』」、お陰様で無事終えることが出来ました。
通天橋を臨む
 朝まで降り続いた朝も、いつの間にか上がって、9月の心地よい秋風の中でのコンサートとなりました。

 元々、会場はゆったりとした大広間なので、座席の数も来客数に応じてかなり自由に調整が出来るのですが、それでも当初は入場者数を限定し、ゆとりを持った空間で音楽を楽しんで頂きたいとご準備なさっていらしたのです。 
でも、予想を大きく上回るお申し込みを頂いた上に、当日参加もあり結局100数十名を超えるご来場者数となり、会場は開演前から活気に満ちていました。
大慧殿中庭

 襖の間からは木漏れ日が射し、廊下を挟んだ中庭は美しい石庭、清潔で静謐な空間、素敵な空気が流れます。

 お寺の関係の皆様や、今回で12回の採薪亭演奏会にいつもいらっしゃるお客様が殆どで、その中にはきっと初めてシャンソンを聴かれる方もいらっしゃるのではないかと思いました。
 どのように私の歌を受け止めて下さるでしょうか?
 楽しんで、ご興味を持っていただけるでしょうか?
 そんな期待と緊張がこれまで以上にあった気がします。

 人と時との出会い、一期一会の中で、歌を通して、心を通わせることの出来る幸せを心から感じました。

 第一部は「巡る季節の中で」、休憩を挟んで、第二部は「恋する思い」というテーマでコンサートを進めて行きました。
 一曲ずつの世界を、何よりも私自身が強く心に描き、その世界を慈しみ、歌の中で生き生きと伝えてゆきたい、そういう思いに動かされてコンサートの時間は過ぎた気がします。

 いらして下さったお客様お二人からこんな素敵な写真を頂きました。
 いずれも第二部の写真です。
この紫のグラデーションのドレス、とても気に入っています。
どことなく東福寺のこのコンサートに相応しい気がして考えたのですが、如何でしょうか。
演奏2 公演1
 坂下さんの伴奏でコンサートはたけなわです。

公演2
 司会をして下さった主催者のご住職様との会話の一シーンです。
 軽妙で温かいお人柄が溢れる語り口で、会場が和やかな雰囲気に包まれ、客席とステージとの一体感と集中力が高まって行きます。
 
 このような素敵な出会いを下さった東福寺、沢山のスタッフの皆様、 ピアニストの坂下文野さん、全てのお客様、そして、コンサートまでの日々の中で、お励ましやお力添えを下さった大勢の皆様、本当に有難うございました。
 改めて心からお礼申し上げます。
 
 まずは、無事終了したことの第一報を申し上げました。
 コンサートの詳細は、写真と共に、また改めてゆっくりご報告させて頂きますので楽しみになさってくださいね。
     
   朝陽の中で
 二人の友人からの素敵なアレンジフラワーが、今朝は我が家のリビングに眩しそうに咲いています。
花束
 「紫のイメージで選んでみたの」という花かごは、期せずして第二部の衣装としっくりと溶け合って、不思議な位でした。

 じっと眺めながら、今、コンサートの余韻を味わっています。

 もう一つ、可憐な花束がペアで。
コップの花束
 「歳を取って見つけた恋」、と少し恥ずかしそうに語る友人から頂いた可愛いブーケです。
 シャンソンは大好きというロマンチストの彼は嬉しそうに彼女と連れ立って。
 お幸せになられますように。




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