
今日は、嬉しいニュースをお知らせしたいと思います。
来年2018年6月21日、清水寺で開催される座談会のコーディネーター、及び司会をすることになりました。
そして再来年2019年6月21日には、同じく清水寺塔頭成就院でソロコンサートを開催致します。
どんな経緯で、どんな内容なのか、・・・少し長くなりますが、順を追ってご報告致しますね。

先日6月21日は、全国的な豪雨となり、新幹線を初めとする関東・関西の主だった交通機関も軒並み遅延・運転見合わせが続出する大変な一日だったのですが、ようやく雨も上がってきた午後3時、京都「清水寺 寺務所内 洗心洞」において「音楽の祭日2018年記念事業」についてのプレス発表が行われ、私もこれに同席、内容説明をして参りました。
「音楽の祭日」とは
まず「音楽の祭日」とは何かをご説明してみたいと思います。
1982年に「 Fête de la Musique(フェット・ド・ラ・ミュジック=音楽の祭日)」として、パリで誕生したのが最初です。
「音楽はすべての人のもの」という基礎理念のもと、フランスの文化事業振興策として、ジャック・ラング文化相の発案で始まり 開催日は古来の「聖ヨハネの祭り」にちなみ、6月21日(夏至)と定められました。
1985年「ヨーロッパ音楽年」に海外に発展、これが大きく広がって行き、36年を経た現在は、世界120カ国・700都市以上で6月21日に世界同時開催されている世界的なお祭りなのです。
<すべて音楽><みんな音楽家>という思想で、世界同日開催、世界とつながる年に一度の「音楽解放の日」というわけなのです。

一度どうしても6月21日のフランスに行ってみたいと、ずっと前から熱望しているのですが、未だ叶っておらず・・・。
パリの様子など、映像等で様々見るにつけ、発祥の地の熱気を強く感じます。
街の角々、小さなカフェから大ホールに至るまですべて無料で開放し、ジャンル、プロ・アマ、個人・団体、国籍も問わず、皆が出演し歌い、楽器を奏で、聴き、朝から夜更けるまで賑やかに音楽に酔いしれる光景。
国中が音楽の喜び一色に染まる、まさに大フェスティバルなのです。
「音楽の祭日 (Fête de la Musique au Japon)」について
では、日本にはどのような形で入ってきたのかと言いますと。
フランスで生まれた「音楽の祭典Fête de la Musique」を原型とした日本版、「音楽の祭日( Fête de la Musique au Japon)」は2002年に「音楽の祭日・日本事務局」が主管となり関西から始まりました。
既に今年で16回目という歴史を持っており、パリなどヨーロッパの13都市などとも呼応しながら、2016年は関西15都市と東京で開催されました。
昨年度の総演奏者は1000名、総コンサート数約90、そして参加者は全国で大よそ2万人と事務局は発表しています。
コンサートはすべて入場無料、無償提供を受けた会場に プロ・アマ問わずノーギャラでの出演です。
「音楽はすべての人のもの」を基本理念として「無償提供された会場で プロの演奏もすべて無料で聴く」 というパリでの誕生時のポリシーがしっかりと引き継がれているのですね。
日本の場合は、現在、6月21日の枠を少し広げて、関西では18日~21日、関東では10日~25日に開催しています。
「清水寺・世界友愛100本のトランペット」
さて、お待たせいたしました。
ここで、ようやく来年度の記念事業についての説明です。
例年行ってきた各会場での音楽の祭日のイベントに加えて、京都で来年特別に加わる「京都Paris姉妹都市60年記念」のイベント。
2018年の一大プロジェクトの記者発表が、先日6月21日に行われたのですが、まずは、実行委員長の主旨表明の文章を引用します。
音楽の祭日/京都Paris姉妹都市60年記念
・・・・世界120カ国700都市同時開催・・・
「清水寺・世界友愛 100本のトランペット」 記者発表会
文化交流や親善を目的として京都市が最初に提携した姉妹都市がパリ・・2018年は60年という節目を迎えます。

京都にご縁を頂く有志が 姉妹都市60年を記念して京都から「友愛」のメッセージを世界に向けて発信する企画を推進して参りましたが、このほど清水寺の特別協力で「世界友愛 100本のトランペット」西門(勅使門)での奉納演奏、
成就院での座談会「音楽は国境を超える 世界友愛の祈り(仮題)」、および記念演奏会等の開催が実現する運びとなりました。
2018年6月21日(木)清水寺での展開は 1982年フランスで生まれた「Fête de la Musique」の一環として世界120カ国・700都市と同日開催されます。
世界が音楽でつながる「音楽の祭日」の更なる発展にご理解とご協力を賜り、あわせて1年先2018年「清水寺100本のトランペット」参加出演を全国トランぺッターに広くよびかけたく思います。
更に詳しくは音楽の祭日のWEBをご覧ください。
演奏者募集についての詳細も掲載しています。

そして、記者発表時にお披露目され、配布されたポスターがこちらです。
ポスターデザインは実行委員会のアドバイザー、松原昭俊氏。
静謐で素敵なデザインに次のようなコメントが付けられています。

清水寺西門に立つと平安京の街並みが眼下に広がり 佇むと何かが新しく湧き上がって来る。天に続く西山に向かって奏でられるトランペットは清水の水流を内に秘め、観音菩薩の千手の如く四方に放たれる閃光、天に響き共鳴する波紋となり「世界友愛の心」が広がり浸透して行く。
2018年ポスターデザイン 松原昭俊
座談会「音楽は国境を超える 世界友愛の祈り」
というわけで、ずっと暖めてきた来年2018年の特別イベント「清水寺・世界友愛 100本のトランペット」の説明と出演募集が正式に発表されました。
イベント当日は、100人のトランペッターの演奏が中心になるわけですが、これに続く第二部は、清水寺塔頭成就院に場を移し、記念座談会が開催されます。
実は、私はこの一連のプロジェクトのアドバイザーとして,昨秋から参画しており、そのご縁から、この度、この座談会のコーディネイト、および司会を担当することになったのです。
それで記者発表にも同席し、この座談会の意義とコンセプトについて説明して参りました。
・・・という経緯にたどり着いたところで、長くなりましたので,一旦休憩し、記者発表の模様等は、音楽の祭日<二>に続けたいと思います。
すぐにUPしますので、続けてお読みになってくださいね
来年2018年6月21日、清水寺で開催される座談会のコーディネーター、及び司会をすることになりました。
そして再来年2019年6月21日には、同じく清水寺塔頭成就院でソロコンサートを開催致します。
どんな経緯で、どんな内容なのか、・・・少し長くなりますが、順を追ってご報告致しますね。

先日6月21日は、全国的な豪雨となり、新幹線を初めとする関東・関西の主だった交通機関も軒並み遅延・運転見合わせが続出する大変な一日だったのですが、ようやく雨も上がってきた午後3時、京都「清水寺 寺務所内 洗心洞」において「音楽の祭日2018年記念事業」についてのプレス発表が行われ、私もこれに同席、内容説明をして参りました。
「音楽の祭日」とは
まず「音楽の祭日」とは何かをご説明してみたいと思います。
1982年に「 Fête de la Musique(フェット・ド・ラ・ミュジック=音楽の祭日)」として、パリで誕生したのが最初です。
「音楽はすべての人のもの」という基礎理念のもと、フランスの文化事業振興策として、ジャック・ラング文化相の発案で始まり 開催日は古来の「聖ヨハネの祭り」にちなみ、6月21日(夏至)と定められました。
1985年「ヨーロッパ音楽年」に海外に発展、これが大きく広がって行き、36年を経た現在は、世界120カ国・700都市以上で6月21日に世界同時開催されている世界的なお祭りなのです。
<すべて音楽><みんな音楽家>という思想で、世界同日開催、世界とつながる年に一度の「音楽解放の日」というわけなのです。

一度どうしても6月21日のフランスに行ってみたいと、ずっと前から熱望しているのですが、未だ叶っておらず・・・。
パリの様子など、映像等で様々見るにつけ、発祥の地の熱気を強く感じます。
街の角々、小さなカフェから大ホールに至るまですべて無料で開放し、ジャンル、プロ・アマ、個人・団体、国籍も問わず、皆が出演し歌い、楽器を奏で、聴き、朝から夜更けるまで賑やかに音楽に酔いしれる光景。
国中が音楽の喜び一色に染まる、まさに大フェスティバルなのです。
「音楽の祭日 (Fête de la Musique au Japon)」について
では、日本にはどのような形で入ってきたのかと言いますと。
フランスで生まれた「音楽の祭典Fête de la Musique」を原型とした日本版、「音楽の祭日( Fête de la Musique au Japon)」は2002年に「音楽の祭日・日本事務局」が主管となり関西から始まりました。
既に今年で16回目という歴史を持っており、パリなどヨーロッパの13都市などとも呼応しながら、2016年は関西15都市と東京で開催されました。
昨年度の総演奏者は1000名、総コンサート数約90、そして参加者は全国で大よそ2万人と事務局は発表しています。
コンサートはすべて入場無料、無償提供を受けた会場に プロ・アマ問わずノーギャラでの出演です。
「音楽はすべての人のもの」を基本理念として「無償提供された会場で プロの演奏もすべて無料で聴く」 というパリでの誕生時のポリシーがしっかりと引き継がれているのですね。
日本の場合は、現在、6月21日の枠を少し広げて、関西では18日~21日、関東では10日~25日に開催しています。
「清水寺・世界友愛100本のトランペット」
さて、お待たせいたしました。
ここで、ようやく来年度の記念事業についての説明です。
例年行ってきた各会場での音楽の祭日のイベントに加えて、京都で来年特別に加わる「京都Paris姉妹都市60年記念」のイベント。
2018年の一大プロジェクトの記者発表が、先日6月21日に行われたのですが、まずは、実行委員長の主旨表明の文章を引用します。
音楽の祭日/京都Paris姉妹都市60年記念
・・・・世界120カ国700都市同時開催・・・
「清水寺・世界友愛 100本のトランペット」 記者発表会
文化交流や親善を目的として京都市が最初に提携した姉妹都市がパリ・・2018年は60年という節目を迎えます。

京都にご縁を頂く有志が 姉妹都市60年を記念して京都から「友愛」のメッセージを世界に向けて発信する企画を推進して参りましたが、このほど清水寺の特別協力で「世界友愛 100本のトランペット」西門(勅使門)での奉納演奏、

2018年6月21日(木)清水寺での展開は 1982年フランスで生まれた「Fête de la Musique」の一環として世界120カ国・700都市と同日開催されます。
世界が音楽でつながる「音楽の祭日」の更なる発展にご理解とご協力を賜り、あわせて1年先2018年「清水寺100本のトランペット」参加出演を全国トランぺッターに広くよびかけたく思います。
更に詳しくは音楽の祭日のWEBをご覧ください。
演奏者募集についての詳細も掲載しています。

そして、記者発表時にお披露目され、配布されたポスターがこちらです。
ポスターデザインは実行委員会のアドバイザー、松原昭俊氏。
静謐で素敵なデザインに次のようなコメントが付けられています。

清水寺西門に立つと平安京の街並みが眼下に広がり 佇むと何かが新しく湧き上がって来る。天に続く西山に向かって奏でられるトランペットは清水の水流を内に秘め、観音菩薩の千手の如く四方に放たれる閃光、天に響き共鳴する波紋となり「世界友愛の心」が広がり浸透して行く。
2018年ポスターデザイン 松原昭俊
座談会「音楽は国境を超える 世界友愛の祈り」
というわけで、ずっと暖めてきた来年2018年の特別イベント「清水寺・世界友愛 100本のトランペット」の説明と出演募集が正式に発表されました。
イベント当日は、100人のトランペッターの演奏が中心になるわけですが、これに続く第二部は、清水寺塔頭成就院に場を移し、記念座談会が開催されます。
実は、私はこの一連のプロジェクトのアドバイザーとして,昨秋から参画しており、そのご縁から、この度、この座談会のコーディネイト、および司会を担当することになったのです。
それで記者発表にも同席し、この座談会の意義とコンセプトについて説明して参りました。
・・・という経緯にたどり着いたところで、長くなりましたので,一旦休憩し、記者発表の模様等は、音楽の祭日<二>に続けたいと思います。
すぐにUPしますので、続けてお読みになってくださいね


