
桜花爛漫
桜満開になりましたね。
昨年の今頃は『をみなごに花びら流れ』のコンサートを目前にして、坂口安吾の『桜の森の満開の下』を何度も読み返していたことなど、思い出します。
4月16日の四谷でのコンサート、まだ散り際の桜が艶やかでしたから、それを思うと、今年は随分早い開花です。
<桜があんなに美しいのは桜の樹の下に人の屍体が埋まっているからだ>
<だから桜花は人を狂気に導くのだ>
科学的には、<桜の花びらには覚せい剤にも似た作用を持つエフェドリンが含有されているからだ>などと聞きますが、それとは対極の、陶然とした美意識でいっぱいだったあのコンサートの雰囲気が、とても懐かしく感じられます。
<できればまたいつか再演したい>と今年の桜を見ながら、ふと思ったりしました。
さて、その桜を写真で。
<目黒川>
スタートは一週間前の「目黒川お花見クルーズ」から。

毎年お花見をご一緒するMさん、今回も彼女のアイディアで、最近人気の目黒川沿い桜スポットを船で楽しもうという話になりました。
東品川の天王洲アイル駅近くに、ヤマツピア桟橋があり、ここから約70分のクルーズが出発します。
数日前、季節外れの雪が降った東京、でも、この日は陽射しも強く急に開花宣言が出されたのでした。

品川、大崎、五反田、目黒、・・・山手線を追いかけるように、ビルが立ち並ぶ両岸を、筏のような覆いのない小さな舟で目黒川を進む小さな舟旅です。
まだ3分咲き程でしょうか。辺りの様子を見ながらおずおずと咲き始めたという風情の固い桜です。
<千鳥ヶ淵>
目黒川クルーズの翌日、更に眩しい日差しの中で、千鳥ヶ淵を散策してみました。
一晩で見違えるように開いた花、ニュースでは「今日は満開です」と言っていましたが、でもさすがにまだ花の風情は初々しくて、6分咲位に思えました。

上野と並ぶ東京のお花見のメッカ千鳥ヶ淵、人出も半端ではなく、ボートハウスも順番待ちのようです。
<京都・・・我が家の近くの小さな公園にて>
これは一昨日の写真です。
京都も東京より一足遅れて咲き始めました。

陽射しと桜に誘われて、いつもは静かな公園が親子連れで賑わっていました。

後ろには図書館が隣接しています。
小さな子供たちがシャボン玉に興じていました。懐かしくあどけない光景に、長閑な時間が流れます。

光の中にキラキラした桜と、風を受けながら空に広がるシャボン玉が美しく調和していました。
シャボン玉がかすかに撮れているのですが、確認できるでしょうか。
<鴨川 木屋町 高瀬川>

いつもの散歩コースですが、これは昨日の写真です。
朝陽を受ける四条大橋からの遠景。
桜と柳が柔らかく両岸を彩って、岸辺に遊ぶ人たちを和ませています。
四条木屋町は観光客の人並。
千鳥ヶ淵の風情とはまた違うお花見の賑わいです。

毎年親しんでいる高瀬川沿いの桜は満開に近く、殊の外華やかでした。
お花見に備えて、川を浄化する方たちの姿が見えます。

川の中央に規則的に、ライトアップのための照明器具がいくつも据えられています。
ジョイントライヴが決まりました
この高瀬川を少し行ったところにライブハウス「巴里野郎」があります。
最近の京都での私のホームグラウンドとなっていますが、4月27日にジョイントライヴを開催することが決まりました。

日時 4月27日(金)18:30開場 19:00開演
出演 堀内環(vocal) 夏原幸子(vocal・朗読) 松峰綾音(vocal・朗読)
坂下文野(piano)
会場 巴里野郎KYOTO
料金 5000円(ワンドリンク付)
桜が散り、葉桜のさ緑色が風に揺れる頃、連休の前の週末、今回は通常のお店ライヴとなります。
私はいつも自主企画のソロコンサートを中心に活動しています。
その中で、たまにこうしてお店の企画で出演することもあり、これまで二人で共演ということもありましたが、今回のように三人でのライヴは初めての経験です。
それぞれの個性がより面白く重なり合って楽しいステージになればと、思いが膨らみます。
堀内環氏とはこれまでも時々ご一緒させて頂いており、今回は4回目の共演となります。
夏原幸子さんとは初めてのジョイント、まだお目にかかったことはないのですが、演劇出身の方で朗読も取り入れたステージをなさる大ベテランと伺っています。
新しい出会いの中で、きっとたくさんの刺激を頂けるのではと今からワクワクします。
ひと月後、よろしかったら皆様どうぞお出かけくださいね。
お申込み、お問い合わせはいつものようにWEB松峰綾音までお願い致します。
桜満開になりましたね。
昨年の今頃は『をみなごに花びら流れ』のコンサートを目前にして、坂口安吾の『桜の森の満開の下』を何度も読み返していたことなど、思い出します。
4月16日の四谷でのコンサート、まだ散り際の桜が艶やかでしたから、それを思うと、今年は随分早い開花です。
<桜があんなに美しいのは桜の樹の下に人の屍体が埋まっているからだ>
<だから桜花は人を狂気に導くのだ>
科学的には、<桜の花びらには覚せい剤にも似た作用を持つエフェドリンが含有されているからだ>などと聞きますが、それとは対極の、陶然とした美意識でいっぱいだったあのコンサートの雰囲気が、とても懐かしく感じられます。
<できればまたいつか再演したい>と今年の桜を見ながら、ふと思ったりしました。
さて、その桜を写真で。
<目黒川>
スタートは一週間前の「目黒川お花見クルーズ」から。

毎年お花見をご一緒するMさん、今回も彼女のアイディアで、最近人気の目黒川沿い桜スポットを船で楽しもうという話になりました。
東品川の天王洲アイル駅近くに、ヤマツピア桟橋があり、ここから約70分のクルーズが出発します。
数日前、季節外れの雪が降った東京、でも、この日は陽射しも強く急に開花宣言が出されたのでした。


品川、大崎、五反田、目黒、・・・山手線を追いかけるように、ビルが立ち並ぶ両岸を、筏のような覆いのない小さな舟で目黒川を進む小さな舟旅です。
まだ3分咲き程でしょうか。辺りの様子を見ながらおずおずと咲き始めたという風情の固い桜です。
<千鳥ヶ淵>
目黒川クルーズの翌日、更に眩しい日差しの中で、千鳥ヶ淵を散策してみました。
一晩で見違えるように開いた花、ニュースでは「今日は満開です」と言っていましたが、でもさすがにまだ花の風情は初々しくて、6分咲位に思えました。


上野と並ぶ東京のお花見のメッカ千鳥ヶ淵、人出も半端ではなく、ボートハウスも順番待ちのようです。
<京都・・・我が家の近くの小さな公園にて>
これは一昨日の写真です。
京都も東京より一足遅れて咲き始めました。

陽射しと桜に誘われて、いつもは静かな公園が親子連れで賑わっていました。

後ろには図書館が隣接しています。
小さな子供たちがシャボン玉に興じていました。懐かしくあどけない光景に、長閑な時間が流れます。

光の中にキラキラした桜と、風を受けながら空に広がるシャボン玉が美しく調和していました。
シャボン玉がかすかに撮れているのですが、確認できるでしょうか。
<鴨川 木屋町 高瀬川>

いつもの散歩コースですが、これは昨日の写真です。
朝陽を受ける四条大橋からの遠景。
桜と柳が柔らかく両岸を彩って、岸辺に遊ぶ人たちを和ませています。
四条木屋町は観光客の人並。
千鳥ヶ淵の風情とはまた違うお花見の賑わいです。


毎年親しんでいる高瀬川沿いの桜は満開に近く、殊の外華やかでした。
お花見に備えて、川を浄化する方たちの姿が見えます。

川の中央に規則的に、ライトアップのための照明器具がいくつも据えられています。
ジョイントライヴが決まりました
この高瀬川を少し行ったところにライブハウス「巴里野郎」があります。
最近の京都での私のホームグラウンドとなっていますが、4月27日にジョイントライヴを開催することが決まりました。

日時 4月27日(金)18:30開場 19:00開演
出演 堀内環(vocal) 夏原幸子(vocal・朗読) 松峰綾音(vocal・朗読)
坂下文野(piano)
会場 巴里野郎KYOTO
料金 5000円(ワンドリンク付)
桜が散り、葉桜のさ緑色が風に揺れる頃、連休の前の週末、今回は通常のお店ライヴとなります。
私はいつも自主企画のソロコンサートを中心に活動しています。
その中で、たまにこうしてお店の企画で出演することもあり、これまで二人で共演ということもありましたが、今回のように三人でのライヴは初めての経験です。
それぞれの個性がより面白く重なり合って楽しいステージになればと、思いが膨らみます。
堀内環氏とはこれまでも時々ご一緒させて頂いており、今回は4回目の共演となります。
夏原幸子さんとは初めてのジョイント、まだお目にかかったことはないのですが、演劇出身の方で朗読も取り入れたステージをなさる大ベテランと伺っています。
新しい出会いの中で、きっとたくさんの刺激を頂けるのではと今からワクワクします。
ひと月後、よろしかったら皆様どうぞお出かけくださいね。
お申込み、お問い合わせはいつものようにWEB松峰綾音までお願い致します。


