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新しいシャンソンを新しい言葉に乗せて

   シャンソンの訳詞のつれづれに                      ~ 松峰綾音のオフィシャルブログへようこそ ~

「採薪亭演奏会」無事終わりました

 9月23日、気持ちの良い秋晴れの一日、楽しくコンサートを終えることができました。
通天橋
 お一人だけ、急用ができ参加できないとのご連絡がありましたが、後は全員お出で下さるという文字通りの満席。
 お越し下さいました皆様、これまで応援し支えて下さいました皆様方に心から感謝申し上げます。

  『昼下がりのシャンソンと朗読』~音は奏でる 言葉は囁く~
 というコンサートタイトルのもとで、第一部は「音は奏でる」をテーマとして進めて行きました。
大慧殿
 少しブラックで、シャンソンぽい洒脱なアレンジを加えた『山寺の和尚さん』で第一部の幕を閉じたのですが、主催者である和尚様にも特別にご出演いただき、パーカッション、あるいはドラムに見立てて木魚で加わって頂きました。
 本邦初公開の『山寺の和尚さん』、私の歌と坂下さんのピアノ、和尚様の木魚の音が楽しいハーモニーを奏でて、客席は大盛り上がりでした。

 第二部は芥川の短編小説『蜘蛛の糸』の朗読からスタートし、「言葉は奏でる」のテーマをイメージしながらシャンソンを6曲と詩の朗読で構成してみました。
 
 今回はお客様のお一人が写真撮影を引き受けて下さいました。
 写真が届いてきましたら、それをご紹介しつつ改めてコンサートの詳細をお伝えして行こうかと思います。
 
 今日は取り急ぎ、まずは無事終了したことのご報告第一報をお知らせ致しました。
プラの忘備録
 お越し頂いたお客様から既に色々なご感想をお寄せいただいていますが、その中で、こんな素敵なブログを見つけました。
 懐かしい旧友からの心優しい文章です。
 ブログを最近始められたそうなのですが、コンサートの詳細を生き生きと綴って下さっていますので、よろしかったら是非ご覧になって下さい。
 「PUNAの忘備録」というブログ名で、日常の様々な出来事を見る視野が繊細で温かくとても魅力的です。



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採薪亭演奏会は明日です

 9月23日、秋分の日、明日はいよいよ採薪亭演奏会です。

大慧殿
 昨日は最終打ち合わせと会場確認のため東福寺大慧殿に行って参りました。

 3年ぶりの大慧殿は秋の気配に包まれていました。

 コンサート直前の会場の佇まいには、いつも心惹かれます。
 本番を待つ気配・・・・それは自分の心が生み出す思いに他ならないのですが、でもお客様が賑やかな談笑の中で次々と訪れて、 やがて客席がいっぱいになってくる情景が鮮やかに浮かんでくるからでしょうか。

 大慧殿の大広間はもうすでに美しく整えられていました。
 明日は満席で迎える140席が整然とステージを取り囲んでいます。
会場風景1
 主催者の方の細やかな心配りは、会場作りにも行き渡っていて、客席の椅子もステージが見えやすいようにと三つの異なった高さのものが前の人の頭に重ならないようにゆとりを持って配置されています。
 色々な席に座って確かめてみたのですが、どの席からも不思議な位ステージが良く見えて、ここまでの設えはなかなか出来るものではなく、本当に感激してしまいました。
 控室も、休憩時に供される珈琲やお菓子・軽食を準備する配膳室の準備も早や完了していました。
会場風景2
 
 ステージに小道具の傘を広げてみました。
 ライト、音響などの確認をゆっくりと済ませ、こちらの本番準備も万全です。

 コンサートの準備を始めて一年近くの間、私自身も様々な出来事があり、体調の良くない日が続いたりしました。

 台風や地震等の災害も重なり、未だその爪跡を残して大変な思いをしていらっしゃる方々も多くいらっしゃる中、こうして無事コンサートの日を明日に迎えることが出来たことに感無量です。
渡月橋破損
 京都も殊の外、台風の被害が大きく、「まだ不自由な状態だけど、明日はすべて忘れて、束の間気分転換をさせてもらうから」という嬉しいメールも届いています。


今の気分をこんな葉書にして皆様にお送りします。

     気合

     <飛び切り楽しくて素敵な時間になりますように>
 明日は思いを込めて、コンサートに臨みたいと思います。


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「勝手にファン倶楽部」

 9月に入りました。

 ブログを書いている今、まさに大型の台風21号が暴風雨を伴って通過しています。
 そして、地を叩きつけるように激しく降る雨音、いつもなら勢いのある雨は小気味良くて嫌いではないのですが、台風となると話は別、・・・どうか、各地に深刻な被害をもたらしませんように。
 皆様、充分お気をつけになってくださいね。

 戸締りをしっかりとして、懐中電灯とキャンドルを脇に並べながら緊張していますが、でもこんな日だから、楽しいご報告をしたくなりました。

   「松峰綾音さんの練習風景」
 前回の記事『夏の軽井沢 落葉松の中で』で、軽井沢の音楽仲間のことをご紹介致しました。
 実際に顔を合わせるのは7~8月の間の数日だけなのですが、職業も年齢も異なる方たちと、自然に集まり語らう時間を持ってから、いつの間にかもう数年になるかと思います。

 今年は『落葉松』の動画制作をして下さったのですが、実はそれを撮影しつつ、密かなるサプライズが更に二つ用意してあったのでした。

 一昨日、突然一本の動画と説明メールとが届き、本当にびっくりしてしまいました。

 皆さん時々挙動不審で、何だか怪しい??とは感じていたのですが、まさか、こんなメイキングビデオを編集していらしたとは驚きです。
練習風景2
 普段過ぎる顔を人前に出してはいけないのではと、とても戸惑ったのですが、「もう完全に出来上がったので、OKと言えばすぐUPするから」「飾らない顔を見せるのは大事だから」「傑作だから是非載せよう」等々、半ば強引に押し切られてしまいました。
練習風景3
そして、私のWEBの動画集に加えたのは「松峰綾音さんの練習風景」
と題されたこの動画です。
 私的過ぎてごめんなさい。
 でも何度も見ているうちに、今は、自然な自分がそのまま現れているのも素敵なことかもしれないと感じてきましたし、この夏の幸せな時間が蘇って、何より、皆さんで関わって下さった時のワクワクする楽しさをお伝えできたらと思っています。

 「勝手に松峰綾音ファン倶楽部」
 この動画の最後に「勝手に松峰綾音ファン倶楽部の面々」とキャプションがついていますが、これが二つ目の嬉しいサプライズだったのです。

 筆頭にある「動画好きの隣のオジサン」はこの動画を企画し作成して下さったいわば仕掛け人。
 皆様、様々な分野で活躍していらっしゃる方たちばかりなのですが、「アッシらは名乗るほどの者ではござんせん」(ちょっと紋次郎気取りでした)と各々が勝手に考案したWEBネームでご登場です。
 
 「松峰さんには関わりなく、すべて自分たちで勝手に思いついて行動し、蔭ながら応援するファン倶楽部をねつ造」との告知もありました。

 「勝手に松峰綾音ファン倶楽部」の発足は2018年8月21日なのだそうです。
 「落葉松」の動画を作って下さった、そしてカレー定食を皆で食べたあの私の誕生日です。

 冗談が大好きな明るい方たちばかりなのですが、その個性に圧倒されて既にボチボチと会員が増え始めている気配です。
会則もできているそうなのですが、私には何も教えて下さいません。
 
 「ファン倶楽部」などと言って頂き、畏れ多く恐縮するばかりなのですが、人とのつながりの中で様々な出会いがあり、こんな風に温かく応援していただけるのは、本当に幸せなことだと心から感謝しています。

 そして先日、「動画好きの隣のオジサン」が、「「某FM放送局の某ディレクター」を「勝手にファン倶楽部」会員にお誘いしたいので、まずはご紹介から」とランチタイムを設定してくださいました。
Tさんと
 三人でのお食事風景。
 FM軽井沢のT氏です。
 ご了承を得ましたので、ツーショットを載せさせて頂きます。
 
 ラジオの魅力について思いを込めて語ってくださり、放送界におけるご自身の役割や仕事に対して、誠実で真っすぐな矜持を持っていらしてとても清々しく素敵な方でした。

 あっという間に時間が過ぎ、「続きはまた今度!」
 こういう、さらりとして温かい邂逅って得難いですよね。

 そして、WEBネーム「ミキサーこと動画編集人」さんからも、こんなコメントを頂きましたので、ご紹介致します。
 「ハリウッドが常用している動画アプリを僕も使っていますが感性がなかなかついていけず、目下、必死で動画編集に取り組んでおります。今後も磨きをかけますので、来夏も是非ご期待ください。」


 夏も終わり、気が付けば9月23日の東福寺採薪亭演奏会が近づいてきました。

 残暑の京都ですが、しっかりベストを尽くしていきたいです。
 

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