
今日は嬉しいご報告があります。
家籠りの日々の中で一年間ひたすら執筆を続けていましたエッセイが昨年末に完成しました。
このブログに以前連載していた『紋次郎物語』を覚えていらっしゃるでしょうか。もうずいぶん経つのですが、今でも時々嬉しいご感想を頂いたりしていました。でも何よりも自分自身、本の形にして書き残しておきたいという強い想いがずっとあった気がします。
幼い頃の愛猫との思い出を綴った極私的なエッセイではあるのですが、私にとっては懐かしい温かい香りそのものであり、現在訳詞をし、歌を歌う時、一番伝えたいと思う世界の原点になっている気がしているからかもしれません。
ブログに綴った記事を何度も何度も読み返し、加筆修正し、ようやくできたささやかな一冊の私家本。
手に取ってじっと眺めてはため息で、夢見心地の毎日です。
初めての出版。
たくさんの皆様にお励ましお力添えを頂きました。
原稿の整理、構成、レイアウト、デザイン、挿絵、本のサイズや紙質、表紙や扉、ページの打ち方に至るまで様々検討し、そうやって一冊の書籍にと形を成してゆくプロセスはまさに感無量で、本当に幸せな経験となりました。
密やかで品格のある白い本にしたい・・・そんなぼおっとした私のイメージを、「アワアワしい本」「綿のように軽やかなほっこりする本」ができますよ・・・と編集の方とデザイナーさんが汲み取り叶えて下さいました。
これが『紋次郎物語』です。
「和紙のふわっとしたこの手触りをみんなに味わってほしい!!」
親バカならぬ紋次郎物語バカで、今私は愚かしくも自画自賛の極致、木のてっぺんで降りられなくなっています。
まえがき
かつての愛猫「紋次郎」へのオマージュではありますが、同時に、この猫たちとの小さな物語を通して、当時過ごしてきた家族の姿、人との絆、すべてを含んだ佳き昔日へのオマージュそのものでもあると思っています。
そんな想いを込め、プロローグにはこう記しました。
ある日 一匹の のら猫が 訪ねてきました。
それは 優しい母猫でした。
母猫に託された 三匹の仔猫と 一緒に過ごした十五年の日々。
仔猫たちは、最高ののら猫、最高の飼い猫 になりました。
猫にも美しい言葉や、想いや、魂があるのです。
これは猫たちが見せてくれた、
奇跡のような輝く時間を巡る物語です。
今、皆様に少しずつこの本のご案内を始めたところです。
様々なご感想を頂くのがとても嬉しく、「紋次郎」「ねこきち」「まだら」、ずっと昔の思い出の中にだけ住んでいた猫たちがまた鮮やかに蘇ってくる気がします。
読んでくださる皆様にとっても、この『紋次郎物語』が、記憶の底にある動物とのふれあい、幼い日の家族との出来事や、その時々の心持ち等、大事なものに再び出会うきっかけとなって頂けたら・・・・そんなことを思いながら、ほんのりとした温かさに包まれています。
あとがき
あとがきの最後の文章です。
・・・・・・
『紋次郎物語』、楽しんで頂けましたなら幸いです。
期せずして知っていただくことになった自分たちのこの小さな物語を、猫たちは戸惑いながら、恥ずかしがりながら、きっと、どんなにか喜んでいることでしょう。
・・・・・
書籍になった『紋次郎物語』
お問い合わせはWEBコンタクトから承ります。
家籠りの日々の中で一年間ひたすら執筆を続けていましたエッセイが昨年末に完成しました。
このブログに以前連載していた『紋次郎物語』を覚えていらっしゃるでしょうか。もうずいぶん経つのですが、今でも時々嬉しいご感想を頂いたりしていました。でも何よりも自分自身、本の形にして書き残しておきたいという強い想いがずっとあった気がします。
幼い頃の愛猫との思い出を綴った極私的なエッセイではあるのですが、私にとっては懐かしい温かい香りそのものであり、現在訳詞をし、歌を歌う時、一番伝えたいと思う世界の原点になっている気がしているからかもしれません。
ブログに綴った記事を何度も何度も読み返し、加筆修正し、ようやくできたささやかな一冊の私家本。
手に取ってじっと眺めてはため息で、夢見心地の毎日です。
初めての出版。
たくさんの皆様にお励ましお力添えを頂きました。
原稿の整理、構成、レイアウト、デザイン、挿絵、本のサイズや紙質、表紙や扉、ページの打ち方に至るまで様々検討し、そうやって一冊の書籍にと形を成してゆくプロセスはまさに感無量で、本当に幸せな経験となりました。

これが『紋次郎物語』です。
「和紙のふわっとしたこの手触りをみんなに味わってほしい!!」
親バカならぬ紋次郎物語バカで、今私は愚かしくも自画自賛の極致、木のてっぺんで降りられなくなっています。
まえがき
かつての愛猫「紋次郎」へのオマージュではありますが、同時に、この猫たちとの小さな物語を通して、当時過ごしてきた家族の姿、人との絆、すべてを含んだ佳き昔日へのオマージュそのものでもあると思っています。
そんな想いを込め、プロローグにはこう記しました。
ある日 一匹の のら猫が 訪ねてきました。
それは 優しい母猫でした。
母猫に託された 三匹の仔猫と 一緒に過ごした十五年の日々。
仔猫たちは、最高ののら猫、最高の飼い猫 になりました。
猫にも美しい言葉や、想いや、魂があるのです。
これは猫たちが見せてくれた、
奇跡のような輝く時間を巡る物語です。
今、皆様に少しずつこの本のご案内を始めたところです。
様々なご感想を頂くのがとても嬉しく、「紋次郎」「ねこきち」「まだら」、ずっと昔の思い出の中にだけ住んでいた猫たちがまた鮮やかに蘇ってくる気がします。
読んでくださる皆様にとっても、この『紋次郎物語』が、記憶の底にある動物とのふれあい、幼い日の家族との出来事や、その時々の心持ち等、大事なものに再び出会うきっかけとなって頂けたら・・・・そんなことを思いながら、ほんのりとした温かさに包まれています。
あとがき
あとがきの最後の文章です。
・・・・・・
『紋次郎物語』、楽しんで頂けましたなら幸いです。
期せずして知っていただくことになった自分たちのこの小さな物語を、猫たちは戸惑いながら、恥ずかしがりながら、きっと、どんなにか喜んでいることでしょう。
・・・・・
書籍になった『紋次郎物語』
お問い合わせはWEBコンタクトから承ります。


