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新しいシャンソンを新しい言葉に乗せて

   シャンソンの訳詞のつれづれに                      ~ 松峰綾音のオフィシャルブログへようこそ ~

「そして 風に訊いた」コンサート開催致します

 記事の更新が滞ってしまいました。
 「花粉症?」とお問合せくださる声がだんだん増えてきて、ご心配をおかけしていますが、ご推察の通り、今年はまた更に症状がひどく、花粉のないどこかに移住したいと本気で思うほど苦しんでいます。
 「反応があるという事はまだ若い証拠だから」との友人の慰めの言葉がただ一筋の救いなのですが、でも、こうしていつまでも、穴ぐらで冬眠しているわけにもいきませんし、「精神一到何事かならざらん」を座右の銘にしていた子供時代を思い出して(ハチマキの大好きな変な子でした)、克服しなければと奮起し始めたところです。
 さて、言い訳はこれくらいにして。

 6月の「月の庭vol.12」コンサートの詳細が決まりましたのでご案内致します。

   「月の庭vol.12『そして 風に訊いた』」開催します

 「月の庭vol.12 『そして 風に訊いた』」のチラシです。
そして風に訊いた チラシ表
 
  松峰綾音 月の庭 Vol.12
     シャンソンと朗読のひととき 
    『そして 風に訊いた』

京都:京都文化博物館別館ホール 
  2024年6月16日(日) 16:30開場  17:00開演 
 
横浜:岩崎博物館 山手ゲーテ座ホール
  2024年6月30日(日) 13:30開場  14:00開演


   『よだかの星』         宮沢賢治 作  朗読 
   『落葉松』            北原白秋 作 朗読
   風のうわさ           カーラ・ブルーニ
   キャラヴァーン        ラファエル・アロシュ
   風歌い             シャルル・トレネ   
                               他

そして風に訊いた チラシ裏1
   <会場>
 両公演共、今回で四回目となるおなじみの会場です。
 『月光微韻』、『ひだまりの猫たち』、『変わりゆくものへ』、・・・・一回一回のコンサートのかけがえのない思い出が積み重なった居心地の良いホールで、また開催できるのがとても嬉しいです。
 会場のご紹介を改めて致します。
 
京都は旧日本銀行京都支店、辰野金吾設計の重要文化財で、威風堂々とした趣の近代建築「京都文化博物館別館ホール」。
 横浜は「山手ゲーテ座ホール」、みなとの見える丘公園の一角にあるエキゾチックな雰囲気の建物で、フランス人建築家サルダ設計によって1885(明治18)年に建てられた日本最初の西洋式劇場ホールです。
 建物全体が醸し出す長い歴史に包まれた余韻のようなものがとても素敵で、ステージの世界を支えてくれる気がします。

 京都旅行を兼ねて関東から。横浜散歩を満喫しつつ関西から。
 そして段々顔見知りになって、東西の交流のようなものが知らない間に生まれていたりするのを知り、嬉しい驚きがあったりする昨今。コンサートの素敵な副産物!としみじみと思います。

 さて、この二ヵ月近く花粉と格闘しながら思ったことなのですが。
 「月の庭シリーズ」は、できることならやはり端正な佇まいを持ったこの両会場をホームグラウンドとして、毎年、じっくりと練り上げたものを継続していけたらと。
 そして、その間に、少し異なった冒険的・実験的な様々なパターンの企画で、朗読と音楽の面白さを伝えていかれたらと。
 どこで開催するか、どんな形でステージを作ってゆくか、何を伝えたいか。
 前回12月の「朗読et chanson」もその最初の試みでしたが、更に多様な趣向で、年末辺りに新たな公演を企画できたらと、まだ茫洋としていますが夢が膨らみます。

   <テーマ>
 チラシの写真は数年前に撮った軽井沢の林の中でのスナップです。
チラシスナップ
  初夏の風が肌に心地よく、木々の梢から差し込む眩しい光が、さ緑色のゆらめく影を作り出していました。
  その時の心持ちが蘇ってくるような、これはとても好きな写真です。
  撮影のため特別な準備をしたわけではなく、普段通り、オフタイムのとろんとした表情ですが、「そして風に訊いた」というテーマに溶け込んでいるのではと自分では思っています。

 チラシに記したコンサートテーマは次の通りです。

 「風のように軽やかに」と人は願います
 「一陣の風が吹き抜けたその瞬間」と人は言います
 風を見て、風を聴いて、風に吹かれて、人は出会いと別れを繰り返してゆくのでしょう・・・・風に訊け

 今回のコンサートテーマは「風」。
 様々な風に吹かれ、様々な風が織りなす物語の世界に遊んで頂けたらと思いま
す。
 自然現象に関するものの語彙が、日本語は殊の外豊かなのではないでしょうか。
 「風」も日本語には数多くの言葉があり、場所、季節、地域、方言に至るまで実に様々に使い分けられていることを改めて感じます。
 そして私たちの心模様によっても、吹く風は変容してくるかもしれません。
 シャンソンの中に、文学作品の中に、様々な風をイメージしながら、共感できるものを見つけて頂けたら、風に耳を澄ましていただけたら、という思いで、現在準備を進めています。

 今回の朗読作品のひとつ、宮沢賢治の『よだかの星』は、子供でもよくわかる童話ですが、むしろ大人の胸にこそ迫るものがある気がします。
 実はこれは、私の教育実習の時の教材で、これにまつわる熱血教師ドラマみたいなものがあって忘れられない作品なのですが、詳細を話せば長くなりますので、また機会がある時、改めてご紹介させていただきますね。

 チケットお申し込みは本日から承ります。皆様に楽しんで頂けましたら幸せです。
 
  チケット(自由席¥4000-)の予約・お問い合わせは、WEB松峰綾音のコンタクトから。

 6月の初夏の風の中で、皆様にお目にかかれますように。
 お誘い合わせの上、是非お越しください。



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