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新しいシャンソンを新しい言葉に乗せて

   シャンソンの訳詞のつれづれに                      ~ 松峰綾音のオフィシャルブログへようこそ ~

ハレの日・ケの日 ~観戦のつれづれに

 オリンピック、いよいよ盛り上がって、私もテレビの前でテンション高く過ごしています。
 次々と感動的なドラマが生まれていますが、どの競技、場面が特に印象的でしたか?

   オリンピックの舞台
 ところで。
 「ハレ(晴れ)の日」「ケ(褻)の日」という言葉がありますね。
 特別な祭事等の日を「ハレ」、そうではない普通の日常を「ケ」と言い、民俗学の中では、「ハレ」はどうやって「ケ」に支えられて成り立ってゆくのか等、古い時代の伝承、生活習慣などから検証されていて、興味深いのですが、オリンピックの中継を観ながら、ふとそんなことが心によぎりました。
 
 オリンピックは4年に一度の大舞台、実際にそのステージに立てた人と、その陰で頑張ってきた人、今まさに頑張っている人、スポーツに関わる多くの人たちの様々な夢が花開くまさにハレ(晴れ)の日です。
 数字、時間、技能判定、等のはっきりとした結果で示される<ゴール>に向かってひたすら挑戦する姿は、どの競技を問わず非常に感動的ですし、そこに今までの全てを賭けて挑む選手たちの、長い日々の努力に裏打ちされた気迫が漲っていることを感じます。

 メダルを巡る勝敗があるので、自ずと悲喜こもごものドラマは生まれてくるわけですが、それにしても、競技を終えた後のインタビューで、それぞれの選手がようやく自分に戻って発する言葉には、その人その人の人となりや、人生観のようなものまで、正直に現れていて、とても感銘を受けます。

 選手たちの数だけ、それぞれの言葉があり・・・でも異句同音に噛みしめているのは、戦うべきは<自分自身>であったということでしょうか。
 勝負すべきは、自分の限界であり、どこまで自分と向き合えて、気力と集中力を充足できたかを、戦い終えた後、誰もが改めて味わっている気がします。
 まだ10代の若い選手も、経験を重ねたベテランの選手も、この<ハレの日>を経験することが、より良い<ケの日>・・・次の自己実現に向けた地道な努力の日々・・・の始まりに繋がって行って欲しいと思います。
 そして、勝敗にかかわらず、「応援し支えて下さった皆様のお陰です」「皆様に力を頂きました」という言葉が自然に、多くの選手たちの口から出ることに、とても清々しさを感じ、それでこそスポーツマン!日本人!と誇らしくなりました。
 本当の強さって、自己慢心ではなく、謙虚に人との絆を育んでいくところから生まれてくるものですよね。
こういう言葉を持っているかどうか、・・・・その人が<ケの日>をどういう姿勢で生きているかの証とも言えるかもしれません。

   最年長の騎手
 オリンピックに、「馬場馬術」という競技があることをご存知でしたか。
 乗馬の競技の一つなのですが、常歩(なみあし)速歩(はやあし)駈歩(かけあし)の3種類の歩き方を基本にして、様々なステップを踏んだり図形を描いたりしてその技を競う競技です。
 人馬一体となって、難しい課題に挑み、判定によってその勝敗を競うので、両者が如何に熟練しているか、その習熟度が問われるようです。
 この競技に、法華津寛(ほけつひろし)さんという騎手が出場しています。

馬場馬術競技
 この方は、1941年生まれ、今年71歳で今回のロンドン大会の最年長選手です。
 これまでの五輪史上最年長出場は72歳だそうですから、ほとんどこれに並ぶ位の快挙なのです。
 地味な競技ですので、日本では殆ど話題になっていませんが、むしろ外国のメディアでは随分注目されニュースに取り上げられて、注目の人なのだと聞きました。
 経歴が凄い!
 東京オリンピックに23歳の時初出場した後、会社勤務をしていらしたのですが、この間も乗馬を続けながら、定年後に馬術の更なる習得のためにドイツに渡り、本格的に始動、東京オリンピックから44年後の前回の北京オリンピックに再出場、そして今回ロンドンが3回目ということで、相棒のウィスパー号という愛馬と息をぴったりと合わせ競技している姿が紹介されていましたが、背筋はピンとして颯爽と実にカッコよく、敏捷な身のこなしで、体重体格も50年近く殆ど変っていないそうです。
 外国の報道陣にも流暢な英語でジョークを交え応対しておられましたし、「次も続けますか?」との質問に「上手くなっていることが実感できる間はやめないつもり」とさらりと答えていらして、年齢だけでなくそういう姿勢が外国で注目されている所以であるのでしょう。
 法華津さんにとっては、<ケ>の生活も、<ハレ>の日も、溶け合って輝いているのかもしれません。
 ・・・私は、とても楽しみに応援していたのですが、惜しくも一昨日の予選で敗退してしまいました。4年後も颯爽とした乗馬姿を拝見したいものと思っています。

   今年もブルーベリー 
 このブログを始めて、1年半になりますが、昨年の記事を読み直すと、一年の季節は巡り、同じような日々が繰り返されているのだなと改めて気づくことが多いです。
 そういう生活のリズムが自分に出来ているということは喜ばしい事なのでしょうし、波乱万丈過ぎるのはどうかと思いますから、何事もない普通の日々を平和に普通に繰り返せている幸せに感謝しなくてはいけませんね。
  
 私の<ケ>の一日。
 オリンピック観戦の合間に、今年も特大パックのブルーベリーをゲットして、ブルーベリーコンフィチュールを作りました。
 昨年は8月11日の記事に
「美味探訪~ブルーベリーコンフィチュール~」というタイトルで、とても気合いを入れて記事を書いていました。
 これを作るようになったきっかけや超簡単お薦めレシピも詳細に公開していますので、結構いけますから、よろしかったら昨年の記事をクリックして作ってみてください。(上のブルーの記事名をクリックすると繋がります)
 作り方も味も昨年と一緒ですが、今年は、昨年のブログの影響もあってか、貰い手が多そうなので、更に追加で作ろうかなと思っています。

 大きなホーロ鍋に一杯のブルーベリー、豪快ですね。1キロ以上ありそうです(写真左)。
 ブルーベリー調理中1 ブルーベリー調理中2
 煮立てています。良い香りがしてきました。この辺りで1回目の蜂蜜とブランディーを注入します(写真右)。

一時間位してようやくジャムらしくなってきました。
決してお鍋の側を離れず、見ていてあげること。優しくしゃもじで混ぜ続けることが大切です。
「美味しくな~れ」のおまじないも忘れずに(写真左)。
 ブルーベリー調理中3 瓶につめて出来上がり
こんな感じで煮沸済の瓶に。昨年と同様のあり合わせの空き瓶で、笑ってしまいますね(写真右)。
 
手作りの素朴な味ですが、こういうものって体にも心にも美味しく沁みてくる気がします。

   コンサートライヴ
 私のはっきりとした<ハレの日>は、シャンソンに関わっている今の生活の中では、やはりコンサートの日かなと思います。
 オリンピックを観ながら、その<ハレの日>への積み重ねのことや、日々を心から楽しむことの大切さなど、色々学ぶことが多くあります。

 しばらく充電期間でしたが、今少しずつ次の計画を固めているところです
 
 一番間近には・・・・9月28日金曜日に、京都のシャンソニエ『巴里野郎』に出演する事になりました。
 前回の4月に続いて第二回目となります。
 
 オリンピックが終わったら??改めてコンサート関係の進捗状況と共に、詳細をお知らせ致しますが、とりあえず第一報を!!

 この一週間は暑さが少し和らぐと聞いていますが、どうでしょうか?
 お元気でお過ごし下さい。


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