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新しいシャンソンを新しい言葉に乗せて

   シャンソンの訳詞のつれづれに                      ~ 松峰綾音のオフィシャルブログへようこそ ~

「百有十歳にしては」~小布施 北斎散歩1

 選手たちの真摯な挑戦の姿に、沢山の感銘を受けたロンドンオリンピックもついに閉会式となりました。

 そして、今週からお盆休み、花火大会、終戦記念日、高校野球、・・・・夏はまだ続きます。

 私は信州が大好きで、昔から関わりの深い地なのですが、今夏も所用を兼ねて、何回か断続的に滞在することになりそうです。
 実は昨日も長野を訪れました。 
 少し時間が取れたので、小布施に足を伸ばしてみました。

 昨年の5月の記事「小布施の5月 ゆっくりと花便り」でも、小布施をご紹介したのですが、こんな文章で始まっています。

 長野からローカル線で約30分余り、北アルプスの壮大なパノラマに囲まれた 美しい町。 (中略)
  ・・・・小布施堂 竹風堂 桜井甘精堂 ・・町に入ると美味しそうな看板、<栗>の文字がそこここに目に入ります。
 北斎館と高井鴻山記念館を結ぶ遊歩道が「栗の小径」と名付けられて、石畳の代わりに、栗の木の木片が敷き詰められていて、その佇まいが、素敵です。


 栗の小径  栗の木のペーブメント
 一年前撮った写真と変わらない佇まい、でも深緑の木々が夏の緑陰を涼しげに作っていました。 足元は栗の木のペーブメントです。

   葉月のお料理
 着いたらお昼を過ぎていたので、まずは。・・・・私の最近のお気に入りは小布施堂の御食事処です。
 店内は落ち着いていて、栗の木で作られている内装の格子戸も、清々しく木の香りを漂わせています。
 優しい笑顔の店員さんたちも好感度抜群ですし、旅のひと時、流れてゆく時間に寛いで心づくしの食事に身を休めるという雰囲気にぴったりな気がします。
 「葉月のお料理」というのを注文してみました。季節に合わせたシンプルな和食コース料理でした。
焼き茄子 
 初めに「焼き茄子」から。
 香ばしく焼いた小布施産の丸ナスに削りたての鰹節がふわふわに乗っていました。日本の夏の味で素朴なのですが、とっても美味しかったです。
 ソーメンと卵麺が冷たいアワビのお出しで椀仕立てになっている「冷たい椀物」。 
 「焼き鯵」「鯵ご飯」「季節の果物」と続きます。
 どれも丁寧な季節のこだわりがあり、幸せになるお料理でした。・・・・途中から写真を撮らずに完食。・・・・お話だけでごめんなさい。

   北斎館
 この記念館も私は好きで、これまでに何回か訪れたことがあります。
北斎館
 今年は北斎生誕250年で、肉筆画の企画展をやっているということで、久しぶりに立ち寄りたくて小布施に足を伸ばしたのでした。

 手抜きみたいで恐縮ですが、次も5月の記事からの抜粋です。

 小布施は、浮世絵師葛飾北斎にゆかりの深い地です。
 北信濃きっての豪商と謳われ、自身も画家であった高井鴻山が北斎を師と仰ぎ、厚く招いたため、晩年の北斎はこの地を大変愛して、旺盛な創作活動を繰り広げました。
 北斎館も、高井鴻山記念館も、資料展示など大変工夫されており、わかりやすく充実していて、歴史にも絵画にもさほど精通していなくても、大いに心魅かれます。また、北斎晩年の大作、天井の大鳳凰図が見事な岩松院も、とても見応えがありお薦めです。
 何よりも町全体が、北斎や、なかなかの人格者であった鴻山への敬愛で溢れているのを感じることができます。

 北斎館に立ち寄られる際には、「小布施の北斎」「画狂―北斎と肉筆画」という15分程度の紹介フィルムをご覧になることをお薦めします。
 興味深くまとめられてありますし、何より、「町全体が・・・敬愛で溢れている」のが伝わってくるなかなかの力作ビデオです。


   クイズ
 ではここで、「葛飾北斎ってどんな人 ミニクイズ」です。
 その一 人生50年と言われていた江戸時代にあって、彼は何歳まで生きたか?
 その二 何歳まで、実際に画業に携わったか?
 その三 引っ越し大好き人間だったが、何回住居を移したか?
 その四 改名大好き人間だったが、何回名前(号)を変えたか?
 その五 辞世の言葉はどんなものだったか?

答 その一 90歳。当時の長寿番付けに載った程の長命。
  その二 90歳。死の床にあっても絵の構想を練っていた。
  その三 93回。画業以外は一切頓着せず、掃除せず部屋が汚くなると次の家に転居、一日に3回引っ越しした日もあった。
  その四 30回。20歳から画界にデビュー。
   役者絵、挿絵本、浮世絵、美人画、屏風絵、冨嶽三十六景、絵手本(北斎漫画)、錦絵、肉筆画、と次々に対象、画風を変え、それに伴って改名を行った。
  その五 想像で答えられるわけありませんね。
      「天我をして五年の命を保たしめば真正の画工となるを得べし」
      (せめてあと五年長く生きたい そうすれば必ず本物といえる画工になれるだろう)と画業半ばで亡くなることを非常に悔しがった。

 クイズ正解率は如何でしたか?

 例によって前置きが長くなってしまいました。
 これから本題ですが、ここでいったんティーブレイクを。
 明日、すぐに続きをUPしますので、引き続きお読みくださいね。
 

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