
2月2日の新橋でのコンサート、もう三週間前になるのですね。
コンサートのお話をずっと続けていますが、あと少しだけ、ご一緒に余韻を楽しんで下さいますか。
コンサートプログラム
昨年から更にパワーアップの22ページ、ちょっとした読み物なのではと、密かなる自信作です。
最近は、「コンサートに行かれなかったので、プログラムを是非譲って!」とのお問合わせも急増して、マニアックなヒット本になりそうな嬉しい予感が・・・。
プログラムではありますが、でも<曲探し><譜面起こし>からスタートする私の訳詞への思いを綴った労作ですので、シャンソン入門、知られざるシャンソンの発見、聴きたい曲や歌いたい曲との出会い、日本語詩の魅力再発見・・・新しい世界に興味を広げるきっかけにしていただけたら本当に嬉しいです。
見開きは、いつものように「ご挨拶」と「プログラム」(写真をクリックすると大きくなります)。
一部は『ゲンズブールの世界』というタイトルで、彼の曲を8曲ご紹介しました。写真を透かしで入れて、今回はゲンズブール色を打ち出してみました。
一部の終わりに、彼の『プロフィール』。この構成も恒例になってきました。煙草をくゆらす写真。そして、コンサートロゴに使った直筆のサイン。
次のページは、これも昨年に続いてこのブログからの抜粋を載せてみました。
12月9日付けの『ゲンズブール・イノセント<2>共演者たち』からの記事です。
最後のおまけに、共演者三人のこんな笑顔の写真も放出です。
休憩を挟んで二部へ。
二部は『歌のある場所』というタイトルで、地名や場所が、具体的、或いはイメージとして、歌詞から鮮明に特定できる曲を9曲、選曲しました。
どのページのイラストも小粋でお気に入りなのですが、特にこのページが好きです。『アヴァンギャルドな犬』と『夜のねずみ』の解説ページ。
のほほんとしたワンコのシルエットと、妙にリアルなねずみとが見つめ合っているみたいで結構ファンキーかと?
イラスト・装丁は、昨年同様、若手デザイナーの根井未緒さんにお願いしました。
舞台裏
通常は一人でやっとのスペースなのですが、今回は、石川さんと早川さんと私、それにスタッフの女性達の出入りも頻繁で、小さい楽屋が大賑わいでした。
肩を寄せ合う感じが、和気藹々、昔のクラブ活動みたいなノリで、却って楽しく、みんな仲良しで良かったなとしみじみと。
コンサートと直接関係ないように見えるそういう小さな全てのことが、実はコンサート自体を支えてゆく、目に見えない力になるような気がいつもします。
「気」を醸し出すというのでしょうか。
コンサートの中で、お客様にお話したら、大うけだったのですが、実は、石川さんも早川さんも、私の教え子なのです。
お二人は、学年は違いますが、それぞれが中一だった時に受け持った私の生徒さん、石川さんは高二高三でも担任した方なのです。
人とのご縁って本当に不思議なものですね。
お二人とも現在、立派に活躍していらっしゃいますが、今、こうして同じステージで、一つの音楽に真摯に向き合って、共にハーモニーを奏でている、そのこと自体が私には、かけがえのない大きな恵みのように感じられて、今回のコンサートは、準備の時から、殊の外感慨深いものがありました。
大うけと言えば、三人の共通点のお話も、お客様皆様、びっくりして楽しんで下さいました。
さて、共通点は何でしょう?
答 その一 三人とも血液型がAB型だったこと。
その二 三人とも長女だったこと。
その三 三人とも弟がいたこと。
その四 三人とも弟と四歳違いだったこと。
全てつい最近判明したことなのですが、他にも、生活習慣やメンタルな面で数えきれないくらいよく似ている点が見つかって・・・・これはそう思って結びつけてしまう為かもしれませんが、なんだか「宿命の絆」「究極のトリオ」ということで、コンサートの始まる前から、既に私たちの中では大いに意気が高まっておりました。
そして、当日。
リハーサル。本番。
シャミオールコンサート
一部の始まり。
前半6曲目の『アコルデオン』から、早川さんのアコーディオンも加わって、コンサートは一層盛り上がってきました。
二部は深紅のレースのドレスで。
石川さんは柔らかいピンクのドレス。共にワンショルダーで、ドレスもどこか気が合っていますね。
二人でのデュエットの写真。
続いて石川さんのソロ、そして私のソロ。
プログラムは進んでゆきます。
途中のインタビューで、「究極のトリオ」のお話をご披露。
笑いながら聞いていらした三浦先生にも思わずマイクを向けてみました。
「石川さん、早川さんのレッスンの様子に、クラシックからスタートした自分の体験を重ね合わせ、懐かしく思い出しました。」とのこと、先生のお話、とても楽しかったです。
ピアノの上には、アレンジフラワーの薔薇の花が、演奏と共に歌うように揺れていました。
Special thanks
お忙しい中、駆けつけて下さり、いつものように素敵な写真を撮って下さった沢木瑠璃さん、ありがとう。
やはりお忙しい中、当たり前のように、いつもの赤いエプロンで甲斐甲斐しくお手伝いをして下さったスタッフの皆様、本当に心強く思っています。これからもずっと一緒にコンサートを続けさせて下さいね。
やはりやはり、お忙しい中、大好評の美味しいマドレーヌを焼いて下さったMさん、温かいお励ましをいつもありがとう。
全てのお客様、友人の皆様に心から感謝いたします。
(京都公演のご報告も追ってUPさせて頂きます。続いてお楽しみくださいね。)
コンサートのお話をずっと続けていますが、あと少しだけ、ご一緒に余韻を楽しんで下さいますか。
コンサートプログラム
昨年から更にパワーアップの22ページ、ちょっとした読み物なのではと、密かなる自信作です。

最近は、「コンサートに行かれなかったので、プログラムを是非譲って!」とのお問合わせも急増して、マニアックなヒット本になりそうな嬉しい予感が・・・。
プログラムではありますが、でも<曲探し><譜面起こし>からスタートする私の訳詞への思いを綴った労作ですので、シャンソン入門、知られざるシャンソンの発見、聴きたい曲や歌いたい曲との出会い、日本語詩の魅力再発見・・・新しい世界に興味を広げるきっかけにしていただけたら本当に嬉しいです。
見開きは、いつものように「ご挨拶」と「プログラム」(写真をクリックすると大きくなります)。
一部は『ゲンズブールの世界』というタイトルで、彼の曲を8曲ご紹介しました。写真を透かしで入れて、今回はゲンズブール色を打ち出してみました。


一部の終わりに、彼の『プロフィール』。この構成も恒例になってきました。煙草をくゆらす写真。そして、コンサートロゴに使った直筆のサイン。
次のページは、これも昨年に続いてこのブログからの抜粋を載せてみました。
12月9日付けの『ゲンズブール・イノセント<2>共演者たち』からの記事です。


最後のおまけに、共演者三人のこんな笑顔の写真も放出です。
休憩を挟んで二部へ。
二部は『歌のある場所』というタイトルで、地名や場所が、具体的、或いはイメージとして、歌詞から鮮明に特定できる曲を9曲、選曲しました。

どのページのイラストも小粋でお気に入りなのですが、特にこのページが好きです。『アヴァンギャルドな犬』と『夜のねずみ』の解説ページ。
のほほんとしたワンコのシルエットと、妙にリアルなねずみとが見つめ合っているみたいで結構ファンキーかと?
イラスト・装丁は、昨年同様、若手デザイナーの根井未緒さんにお願いしました。
舞台裏
通常は一人でやっとのスペースなのですが、今回は、石川さんと早川さんと私、それにスタッフの女性達の出入りも頻繁で、小さい楽屋が大賑わいでした。
肩を寄せ合う感じが、和気藹々、昔のクラブ活動みたいなノリで、却って楽しく、みんな仲良しで良かったなとしみじみと。
コンサートと直接関係ないように見えるそういう小さな全てのことが、実はコンサート自体を支えてゆく、目に見えない力になるような気がいつもします。
「気」を醸し出すというのでしょうか。
コンサートの中で、お客様にお話したら、大うけだったのですが、実は、石川さんも早川さんも、私の教え子なのです。
お二人は、学年は違いますが、それぞれが中一だった時に受け持った私の生徒さん、石川さんは高二高三でも担任した方なのです。
人とのご縁って本当に不思議なものですね。
お二人とも現在、立派に活躍していらっしゃいますが、今、こうして同じステージで、一つの音楽に真摯に向き合って、共にハーモニーを奏でている、そのこと自体が私には、かけがえのない大きな恵みのように感じられて、今回のコンサートは、準備の時から、殊の外感慨深いものがありました。
大うけと言えば、三人の共通点のお話も、お客様皆様、びっくりして楽しんで下さいました。
さて、共通点は何でしょう?
答 その一 三人とも血液型がAB型だったこと。
その二 三人とも長女だったこと。
その三 三人とも弟がいたこと。
その四 三人とも弟と四歳違いだったこと。
全てつい最近判明したことなのですが、他にも、生活習慣やメンタルな面で数えきれないくらいよく似ている点が見つかって・・・・これはそう思って結びつけてしまう為かもしれませんが、なんだか「宿命の絆」「究極のトリオ」ということで、コンサートの始まる前から、既に私たちの中では大いに意気が高まっておりました。
そして、当日。
リハーサル。本番。
シャミオールコンサート
一部の始まり。



前半6曲目の『アコルデオン』から、早川さんのアコーディオンも加わって、コンサートは一層盛り上がってきました。
二部は深紅のレースのドレスで。

石川さんは柔らかいピンクのドレス。共にワンショルダーで、ドレスもどこか気が合っていますね。
二人でのデュエットの写真。
続いて石川さんのソロ、そして私のソロ。
プログラムは進んでゆきます。
途中のインタビューで、「究極のトリオ」のお話をご披露。

笑いながら聞いていらした三浦先生にも思わずマイクを向けてみました。
「石川さん、早川さんのレッスンの様子に、クラシックからスタートした自分の体験を重ね合わせ、懐かしく思い出しました。」とのこと、先生のお話、とても楽しかったです。
ピアノの上には、アレンジフラワーの薔薇の花が、演奏と共に歌うように揺れていました。

Special thanks
お忙しい中、駆けつけて下さり、いつものように素敵な写真を撮って下さった沢木瑠璃さん、ありがとう。
やはりお忙しい中、当たり前のように、いつもの赤いエプロンで甲斐甲斐しくお手伝いをして下さったスタッフの皆様、本当に心強く思っています。これからもずっと一緒にコンサートを続けさせて下さいね。
やはりやはり、お忙しい中、大好評の美味しいマドレーヌを焼いて下さったMさん、温かいお励ましをいつもありがとう。
全てのお客様、友人の皆様に心から感謝いたします。
(京都公演のご報告も追ってUPさせて頂きます。続いてお楽しみくださいね。)


