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新しいシャンソンを新しい言葉に乗せて

   シャンソンの訳詞のつれづれに                      ~ 松峰綾音のオフィシャルブログへようこそ ~

『ゲンズブール・イノセント』ご報告 京都編

 さて、今日は京都公演のご報告をさせて頂きます。

   リハーサル
 2月16日。朝から本当に寒い日で、午前中は雪がずっと舞い続けていました。共演者、スタッフ共に、今回は全員が東京から。
 朝の天気予報を聞きながら、新幹線の遅れを心配していたのですが、皆ゆとりを持って来て下さったのですね。無事、時間通りに集合。
 「京都駅に降り立ったら青空なのに雪が降っていてびっくり!」と口々に。京都の冬は、そういう日がとても多いのです。
 早や小旅行のノリで皆テンションがすこぶる高く、気合い充分でリハーサルを開始しました。
リハーサル風景 
 ナムホールは、舞台袖がありませんので、後ろから客席の中央を通って登場し、ステージに立つことになります。 
 こんな感じで、スタートです。
 この客席が、あと少しすると一杯にと思うと、心がときめきます。開場前のホールはお客様を待つ空気に溢れていて、私はこういう時間が大好きです。

誰もいない客席に歌う
 まだ誰もいない客席に向かって。

 この写真のアングル、なかなかカッコ良いのでは!
 和やかに、真剣に、熱気に溢れ、尚且つ、粛々とリハーサルは進んでゆきました。



  会場準備
 いつものスタッフ、優しく温かい人柄の素敵な方たちなのですが、行き届いていて、実にテキパキと仕事をこなしてくださいます。
 凝り性、こだわり性の私ですので、本来指示出し人間なのではと思うのですが、すべてを飲み込む阿吽の呼吸で、全面的に信頼してお任せしています。
 他に仕事を持っていて忙しい方たちばかりなのに。
 そういう支えがあってこそ。

 幸せな出会いの中の、かけがえのない絆に、感謝するばかりです。
 甲斐甲斐しく立ち働く彼女たちを見ながら、これに応えるべくベストを尽くしたいと心底思いました。

さて外では。
そのスタッフが二人で苦戦中。
雪はいつの間にか上がり、晴れ間が見えています。でも名残りの風は、まだこんなに強かったのですね。ホールの入り口にポスターを貼ろうとしている写真。で、出来上がりはこちらです。
ポスター貼り  入口のポスター


そして、受付のカウンターに、こんなに素敵なティーセットがディスプレイされて。
素敵なティーセット1  素敵なティーセット2
 これは今回ナムホール限定のサプライズなのですが。
 実は、京都で、
ティーパーティーカンパニーという紅茶教室を開いていらっしゃるティー・インストラクターの藤岡敦子先生とお知り合いになることができたのです。先生にお願いしたら、ホールまで出張して下さり、お紅茶を入れて頂けることになりました。
 本来、ナムホールは、ホール内の飲食は認めていないのですが、2月の寒い中で、遠路からのお客様も多いので、せめて温かい飲み物を召し上がって頂けたらと、ずっと思っていました。それで、思い切って、ホールのオーナーのN氏にご相談してみたのですが、そういうことならと、いくつかの条件をクリアした上で許可して頂けたのです。

 シャンソンにお紅茶、なかなかですよね。
 藤岡先生は、笑顔の美しい、素敵な方で、丁寧に心を込めてお茶を入れて下さいました。沸かす水の水質検査、茶葉との相性、細やかな心配りに感激しました。

 受付を済ませた方に、まずは、マシュマロを溶かし込んだ、ほんのりと甘いロイヤルミルクティーを提供し、その後、休憩時間に、今度は、たっぷりめのアールグレイを入れていただきました。
 紅茶の香りがホール内に芳しく香って、とても優雅な気分が漂います。
 そして味も抜群で・・・・今まで私が飲んできたのは果たして何だったのか???と本気で思ってしまいました。
 同じことを言っている方たちも大勢いらして、大好評!
 私も先生のお教室に入門したら、紅茶の達人になれるでしょうか?
 手作りマドレーヌ

 そして、シャミオールで、大人気だった手作りのマドレーヌも添えて。

 コンサートの和やかな雰囲気が盛り上ります。


   本 番
 本番開始。客席後ろにスタンバイして、さあ、これから幕開けです。
スタンバイ  一部・アコーディオン伴奏と
 アコーディオンとの共演。シャミオールから三回目のステージとなり、既に、息もぴったり。心地よく音楽が響き合います。

 そして、休憩。
アールグレイのティータイムを挟み、二部に。
二部・デュエット 

 背を向け合っていますが、冷たい関係なのではありません。

 曲の中での演出です。


二部・フィナーレ

 プログラムは進み、最後の曲。
 長い時間かけて皆で準備してきた『ゲンズブール・イノセント』の、これが本当に締めくくりです。

 皆様、ありがとうございました。


   Special thanks
 今回のカメラマンは、石川さんの弟さんのSさんが引き受けてくださいました。・・・もうご存知ですね・・・四歳違いの弟さんです。
 写真って、それを撮る人の心模様が現れる気がします。
 Sさんは生き生きとした感性と優しい目をもっていらっしゃると思いました。リハーサルからずっとシャッターを切り続けて下さって、本当に感謝しています。

 藤岡先生とお教室の皆様、心のこもったおもてなしを有難うございました。

 シャミオールから続いて美味しいマドレーヌを焼いて下さったMさん。
 京都のお客様にも、お陰様で大変喜んでいただけました。

 石川さん、早川さんのご家族の皆様、東京、京都とお付き合いいただき、支えて下さって、無事に終えることが出来たのも皆様のお陰です。

 ナムホールオーナーのN氏に。
 万事にわたり、とても親身に相談に乗って下さり、飲食のことを始め、細やかなお心配りと便宜をはかっていただき、感謝しています。
 
 そして、全ての皆様に心から感謝致します。
 


 

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