
関空に降り立ったら、なんと空気が暑い!・・・・元々こんなだったかしら?短い間に何たる適応力、体がすっかりパリの気温に順応してしまったのかしら?・・・と、まず思ったのですが、この数日30℃近い夏のような暑さが続いていたのですね。
パリは18℃~20℃位でとても気持ちの良い季節でした。それでも夜になると急に冷え込んでくるので、持って行ったトレンチコートを重宝していつも羽織っていました。
出発前、「週間天気予報では、この一週間、パリはずっと雨が続くらしいです・・・。」と旅の相棒Mさんの心配そうな言葉。
・・・・またまた自慢してしまいますが、結局一日も降られることなく、帰路の空港でフライトを待っていた間だけ、一天俄かに掻き曇り、どしゃ降りに・・・。別れを惜しむようなこの雨を置き土産にしてパリを後にしたのでした。
思っていた以上にとても短く感じましたが、でもお陰様で充実して過ごせた楽しい旅となりました。
5月のパリは、春爛漫、リラ(ライラック)、マロニエ、薔薇、一斉に花が咲き乱れ、とても美しかったです。

楽譜屋さんとCD屋さん巡りが今回の旅行の第一優先、それも叶い、結構収穫がありましたし、後は時間に任せてぶらぶらと、これまで私が訳したシャンソンの中に出てくるゆかりの地を散策して過ごしたりしました。
写真も沢山撮ってきましたので、改めてご紹介いたしますので、楽しみにしていて下さい。
いつもの旅と一番違ったのは、食べ物かな?
すでにパティシエでもあるMさんはさすが食通で、お店情報も実に詳細に把握していて、ほとんど毎食、そしておやつタイムも含めて、全てがこだわりのあるお店のチョイスで、私としては夢のようなグルメ旅が実現したのでした。
持つべき友は、シェフさんかパティシエさんです。
改めてMさん自慢もさせていただきますので、こちらも是非ご期待ください。
でもその甲斐あって?!旅行の後半から何となく予感はしていたのですが、帰宅してまず乗ってみた体重計には明明白白、覚悟していたとはいえ困った結果が如実に示されていました。
美味しかったから、まあ良いか!
少しずつ節制して戻してゆけば・・・良いですよね!
私にとっての旅の醍醐味は、何をするというよりもまずその土地の雰囲気に包まれることで、・・・<フランスの空気に触れ、空気を吸ってきたい>と思っていましたが、たとえ数日でも、やはり心身に沁み入ってくるものがあった気がしています。
今はまだ、ぼんやりと雰囲気でしかありませんが、段々自分の中で熟成されて見えてくればと思います。
ともあれ、今日はまず、無事帰国のご報告を。
今は、ぼおっとしているので、時差を速やかに調整し、旅のお土産話を改めてご報告させて頂きますね。


