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新しいシャンソンを新しい言葉に乗せて

   シャンソンの訳詞のつれづれに                      ~ 松峰綾音のオフィシャルブログへようこそ ~

京都公演、無事終わりました

 3月1日土曜日の巴里野郎での公演は無事終わりました。

 日時や会場を決定し、コンサートのテーマや構想を練り、選曲をしてゆく過程で、訳詩作りに励み・・・という手順を含めると、私のコンサートはいつもほぼ、一年間の時間を費やすことになります。
 大筋が出来上がってから、本格的に準備をするのが半年間ですので、この間、ブログでも頻繁にコンサートの進捗状況に触れていますが、でもそのようにして手塩にかけてきた今回の訳詞コンサート『君は誰にも似ていない』も一昨日で終わりました。

 昨日は後の諸事に、まだコンサートそのままのテンションを保ちつつ、走り回っていましたが、今日は、そのテンションも徐々に沈静化してきて、今度は、ほっとした安堵感と、脱力感が充満し、まるで陽だまりで伸びきったぐうたら猫の状態です。
 私の場合、コンサートの後は、多かれ少なかれこういう心境になるのが常の様です。
 <宴の後>なのかもしれませんね。
 でもそれも、<宴>が確かにあり、それを生き切ったからこその想いかもしれず、そう考えると何と幸せなことなのかしらとも思うのです。


 お陰様で、3月1日の「松峰綾音訳詞コンサート『君は誰にも似ていない』in 京都」は無事終了致しました。
 お天気も麗らかで、3月の春の気配を感じる中、満席のお客様においで頂きました。
 岡山、神戸、名古屋、東京、千葉、長野と、遠路からのお客様も沢山いらして、皆様楽しそうに共に過ごして下さるお顔にとても幸せを感じました。
 お越し頂きました皆様、心からお礼申し上げます。

 そして、「京都巴里野郎も頑張ってね!」コールを、大勢の方から頂き、大きな励みにさせて頂きました。
 色々な支えの中で、無事当日を迎えられたことに感謝致します。
巴里野郎のステージ案内

 いつものお店の看板に、『君は誰にも似ていない』のポスターが貼られた日。

 新橋では共演者三人の方たちとの楽しく華やかなコラボでしたが、今回はピアニストの坂下さんと二人だけの息を合わせたステージの中で、二週間前と同じプログラム、同じ曲が、コンサートの限られた時間の中で、刻々と違う色彩に染まってゆく、その不思議さ、面白さを肌で感じていました。
 今回もお客様と共に得難い素敵な出会いを、そしてこういう貴重な経験をさせて頂いたと思います。

 「巴里野郎」が醸し出す、老舗シャンソニエの風格と雰囲気に包まれて過ごした二時間のことを、今回も沢木さんにたくさん写真を撮って頂きましたので、整理し、改めてご報告を致します。
花束
 思いっきり脱力感に浸りきって、すぐにしゃっきり回復しようと思いますので、少しだけ猫の惰眠を貪る時間を下さいますように。

 わが家のリビングに、頂いた薔薇の花束が夢の名残りを満開に咲かせています。
薔薇が大好きな私に、・・・弾むような彩りと光に溢れた素敵なブーケが力を蘇らせてくれる気がします。



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