
4月27日、昨日は待望の再開の日でしたね!
・・・・すぐピンと来た人、手を挙げて
GOPAN(ゴパン)の予約受付再開初日です
昨年、秋頃、ほんのしばらくの間だけ江角マキコさんのコマーシャルが流れていたのを覚えていますか? いつの間にかすっと消えちゃいましたね。
実は、あれには深い理由があるのです。
?・・?・・?・・・という方もいらっしゃることと思いますので、ではまず、GOPANとは何かということから。
GOPANは、三洋電機から発売になったホームライスブレッドクッカー・・つまり、家庭用米パン製造機のことです。
こういう時代ですので、パンを手作りされる方も結構多いのかもしれませんね。
キッチンに立ち、ひたすらパン生地をこねている姿って、何だかプロぽっくて、カッコ良いなとは思いますが、残念ながら私は未だ挑戦したことはありません。(きっとこれからも出来ずに終わる予感がします。)
もっとも、そこまでがんばらなくても、結構優れたホームベーカリー(家庭用パン製造機)が今は売り出されていますので、割と簡単に手作りパンを楽しむことはできそうです。
ちなみに私の友人で、この手の機械を持っている人は、10人中6人位と結構大勢いるのですが、それをしまい込まないでなんとか使っている人はその半数くらい、持続的に日々愛用している人は更に減少し、全体の2割くらいというところでしょうか?
そのホームベーカリですが、最近は、従来の小麦粉パンと、米粉パンの両方を作ることができるものが出回ってきているようです。
パン屋さんに行っても、もっちりパンとか、お米パンとか、お米から作った色々なバリエーションのパンが随分並んでいるのは、お米はヘルシーという感じもあり、或いは主には、小麦アレルギーの方が増えていることの需要に応えているためかもしれませんね。
さて、ここで登場するのが、<米粉>ではなく<米粒>からパンが作れるGOPANです。
「どこの家庭にもある<米粒>のまま材料に使えるのは世界初。米粒を入れると、こね作業や焼き上げまで自動で行う仕組みで、開発に5年をかけた」
というのがメーカーの売り文句なのですが、まあ、どこの家庭にも米粒があるのは日本ぐらいでしょうから、世界初といってもねえ・・・とは思いますが、でもよく調べてみるとなかなか画期的な発明のようなのです。
まずは、もうすでに米パン製造機は一般に販売されているのに、なぜ今敢えてGOPANが人気なのかという点の推測から始めてみましょう。
* 米粉は小麦粉よりは手に入りにくいし、わざわざ米粉を探して買いに行くのはなんとなく面倒かも・・・・それに<お米>そのものに比べて、<米粉>は製粉してある分、結構値段が高いということが一番でしょう。
* 更に言えば、自分の好きなブランドのお米を選べる?!とか、材料から自分の目で確かめて作れるという点もなんとなく嬉しく安心感があるためかもしれません。
* 簡単にいえば、家のお米をといで機械に放り込みスイッチを押せば、パンになって出てくるというわかり易さでしょうか。
開発に5年・・・だそうですが、全自動の中で、米を砕いて米粉にするという工程が一番難関だったようです。
米粒は固くてそのままでは細かい米粉に出来ないので、お米をといで水に浸したものを米粉にするのですが、普通にミルで破砕するとこの際に発生する熱でお米が糊状になってしまい、下手をすると米粉になる前に糊になる恐れがあるのでしょうね。
米粉にしてから、こねてパン生地を作り、そののち発酵・焼きと進んでゆくわけですが、まず第一段階の米粒をなんとかすることにどれだけ多くの試行錯誤があったことでしょうと・・・研究員になったような気持ちで想像してしまいます。
GOPANが何物だか合点していただけましたでしょうか?
では続いて。
実は、そのGOPANが我が家には既にあるのでございます。
( パン好きの友人は、GOPANを持っている人に初めて会った・・とこの上なく感激してくれました。)
ここからは自慢話ですが、呆れないでお付き合いください。
電気製品はどれもこれも年代物を使っていて、かなり流行に疎い私ですが、珍しくGOPANには、流行に先駆けて注目していました。なぜか宣伝用パンフレットを読んだ瞬間ビビビっときたのですね。
昨年11月発売だったのですが、夏前に宣伝をし、その感触が良好ということでメーカーは予約受付を始めていました。
確か9月の初めに私は、いち早く予約を申し込んだのです。
それなのに、・・・
予約を開始してからまだそれほど経っていなかったと思うのに、既に予約満杯状態で、すぐには手に入らず順番待ちだという返事でした。発売日から一カ月はかかりますと言われ、実際届いてきたのは昨年12月の暮れでした。
聞くところによると、11月11日の発売日から生産可能数をあっと言う間に売り切ってしまい、増産の見通しも全くつかず、3週間で予約さえも打ち切ってしまったという、今どき信じられない爆発的ヒット商品なのです。
3月までかかって、最初の数カ月で予約注文された全てをようやくクリアーしたそうです。
販売できないのに製品のコマーシャルをすることはできませんよね。
それで、マキコさんの映像もあっという間にTVから姿を消し、GOPANは電気屋さんからも痕跡すら止めなくなってしまいました。
私は、この間、家電量販店で、GOPANの扱いが刻々と変わっていったのを知っております。・・・
まず、「いつ予約が再開するかわかりません」という張り紙が・・・・
そしてついには、それすら取り除かれてカタログもすべて撤去されていました・・・。
(ネット上では手に入らぬGOPANを求めて、プレミアまでついてかなり高値で取引されていたようです。)
凄いでしょう?
4月からパナソニックの完全子会社になりましたが、三洋電機としての、最後に大輪の花を咲かせたGOPANだったことになります。
私は三洋には何の関係も恩義もありませんが、関係者はきっとさぞ感慨深かったのでは、などと思ってしまいます。
そして再び、準備が整って4月27日から予約再受け付けの運びになったというわけです。予想ではかなりの売れ行きが見込まれているようです。
ここまでが、本日の序章です。
肝心のパンですが、相当美味しい・・・・と思います。
今年に入ってから、ずっと作り続けていて、我が家を訪れる何人かの友人にお土産に差し上げましたところ、大いに喜んでいただきました。
その中の何人かは、27日の初日に絶対申し込むと宣言していたくらいなので、期せずして売り上げに貢献してしまったようです。(彼女たちは果たして無事予約できたのでしょうか?・・・まだその情報は届いておりません・・・)
次回は、本編に入ろうかと思います。
こんな泰平楽な話題になってしまい恐縮なのですが、またどうぞお付き合いくださいね。
・・・・すぐピンと来た人、手を挙げて



昨年、秋頃、ほんのしばらくの間だけ江角マキコさんのコマーシャルが流れていたのを覚えていますか? いつの間にかすっと消えちゃいましたね。
実は、あれには深い理由があるのです。
?・・?・・?・・・という方もいらっしゃることと思いますので、ではまず、GOPANとは何かということから。
GOPANは、三洋電機から発売になったホームライスブレッドクッカー・・つまり、家庭用米パン製造機のことです。
こういう時代ですので、パンを手作りされる方も結構多いのかもしれませんね。
キッチンに立ち、ひたすらパン生地をこねている姿って、何だかプロぽっくて、カッコ良いなとは思いますが、残念ながら私は未だ挑戦したことはありません。(きっとこれからも出来ずに終わる予感がします。)
もっとも、そこまでがんばらなくても、結構優れたホームベーカリー(家庭用パン製造機)が今は売り出されていますので、割と簡単に手作りパンを楽しむことはできそうです。
ちなみに私の友人で、この手の機械を持っている人は、10人中6人位と結構大勢いるのですが、それをしまい込まないでなんとか使っている人はその半数くらい、持続的に日々愛用している人は更に減少し、全体の2割くらいというところでしょうか?
そのホームベーカリですが、最近は、従来の小麦粉パンと、米粉パンの両方を作ることができるものが出回ってきているようです。
パン屋さんに行っても、もっちりパンとか、お米パンとか、お米から作った色々なバリエーションのパンが随分並んでいるのは、お米はヘルシーという感じもあり、或いは主には、小麦アレルギーの方が増えていることの需要に応えているためかもしれませんね。
さて、ここで登場するのが、<米粉>ではなく<米粒>からパンが作れるGOPANです。
「どこの家庭にもある<米粒>のまま材料に使えるのは世界初。米粒を入れると、こね作業や焼き上げまで自動で行う仕組みで、開発に5年をかけた」
というのがメーカーの売り文句なのですが、まあ、どこの家庭にも米粒があるのは日本ぐらいでしょうから、世界初といってもねえ・・・とは思いますが、でもよく調べてみるとなかなか画期的な発明のようなのです。
まずは、もうすでに米パン製造機は一般に販売されているのに、なぜ今敢えてGOPANが人気なのかという点の推測から始めてみましょう。
* 米粉は小麦粉よりは手に入りにくいし、わざわざ米粉を探して買いに行くのはなんとなく面倒かも・・・・それに<お米>そのものに比べて、<米粉>は製粉してある分、結構値段が高いということが一番でしょう。
* 更に言えば、自分の好きなブランドのお米を選べる?!とか、材料から自分の目で確かめて作れるという点もなんとなく嬉しく安心感があるためかもしれません。
* 簡単にいえば、家のお米をといで機械に放り込みスイッチを押せば、パンになって出てくるというわかり易さでしょうか。
開発に5年・・・だそうですが、全自動の中で、米を砕いて米粉にするという工程が一番難関だったようです。
米粒は固くてそのままでは細かい米粉に出来ないので、お米をといで水に浸したものを米粉にするのですが、普通にミルで破砕するとこの際に発生する熱でお米が糊状になってしまい、下手をすると米粉になる前に糊になる恐れがあるのでしょうね。
米粉にしてから、こねてパン生地を作り、そののち発酵・焼きと進んでゆくわけですが、まず第一段階の米粒をなんとかすることにどれだけ多くの試行錯誤があったことでしょうと・・・研究員になったような気持ちで想像してしまいます。
GOPANが何物だか合点していただけましたでしょうか?
では続いて。
実は、そのGOPANが我が家には既にあるのでございます。
( パン好きの友人は、GOPANを持っている人に初めて会った・・とこの上なく感激してくれました。)
ここからは自慢話ですが、呆れないでお付き合いください。


電気製品はどれもこれも年代物を使っていて、かなり流行に疎い私ですが、珍しくGOPANには、流行に先駆けて注目していました。なぜか宣伝用パンフレットを読んだ瞬間ビビビっときたのですね。
昨年11月発売だったのですが、夏前に宣伝をし、その感触が良好ということでメーカーは予約受付を始めていました。
確か9月の初めに私は、いち早く予約を申し込んだのです。
それなのに、・・・
予約を開始してからまだそれほど経っていなかったと思うのに、既に予約満杯状態で、すぐには手に入らず順番待ちだという返事でした。発売日から一カ月はかかりますと言われ、実際届いてきたのは昨年12月の暮れでした。
聞くところによると、11月11日の発売日から生産可能数をあっと言う間に売り切ってしまい、増産の見通しも全くつかず、3週間で予約さえも打ち切ってしまったという、今どき信じられない爆発的ヒット商品なのです。
3月までかかって、最初の数カ月で予約注文された全てをようやくクリアーしたそうです。
販売できないのに製品のコマーシャルをすることはできませんよね。
それで、マキコさんの映像もあっという間にTVから姿を消し、GOPANは電気屋さんからも痕跡すら止めなくなってしまいました。
私は、この間、家電量販店で、GOPANの扱いが刻々と変わっていったのを知っております。・・・
まず、「いつ予約が再開するかわかりません」という張り紙が・・・・
そしてついには、それすら取り除かれてカタログもすべて撤去されていました・・・。
(ネット上では手に入らぬGOPANを求めて、プレミアまでついてかなり高値で取引されていたようです。)
凄いでしょう?
4月からパナソニックの完全子会社になりましたが、三洋電機としての、最後に大輪の花を咲かせたGOPANだったことになります。
私は三洋には何の関係も恩義もありませんが、関係者はきっとさぞ感慨深かったのでは、などと思ってしまいます。
そして再び、準備が整って4月27日から予約再受け付けの運びになったというわけです。予想ではかなりの売れ行きが見込まれているようです。
ここまでが、本日の序章です。
肝心のパンですが、相当美味しい・・・・と思います。
今年に入ってから、ずっと作り続けていて、我が家を訪れる何人かの友人にお土産に差し上げましたところ、大いに喜んでいただきました。
その中の何人かは、27日の初日に絶対申し込むと宣言していたくらいなので、期せずして売り上げに貢献してしまったようです。(彼女たちは果たして無事予約できたのでしょうか?・・・まだその情報は届いておりません・・・)
次回は、本編に入ろうかと思います。
こんな泰平楽な話題になってしまい恐縮なのですが、またどうぞお付き合いくださいね。


