
私の住まいもニュースに報じられた中京区ですので、色々な方からお見舞いメール等頂きました。
ご心配をおかけ致しましたが、幸い被害に遭遇することなく無事でした。
夢だったかのように、また残暑厳しい毎日が続いていますが、まだ水害の爪跡を抱えていらっしゃる皆様も多くいらっしゃることでしょう。
心よりお見舞い申し上げます。早く普通の生活が戻ってきますように。
軽井沢の休日
軽井沢が大好きで、四季折々の風情を楽しみに出掛ける私、今年も束の間の休日を、今、楽しんでいます。
実は、昨年も、全く同じ時期に、同じように時間を過ごしていたことに気がつきました。
昨年、「三回目のバースディー」←というタイトルで書いた文章です。よろしかったらお読みになってみて下さい。
書き出しはこのようです。
8月21日。ブログを書かせて頂くようになってから、誕生日を迎えるのも三回目となりました。
実は今、信州に来ています。
昨年もそうだったのですが、両親の療養と避暑を兼ねて、8月初旬から共に過ごしていました。
少し体調を取り戻した父母は、一昨日、無事実家へと戻ったので、後数日、今度は一人で過ごそうかなと思っているところです。
昨日、一番に頂いた「Bon anniversaire!」で始まるお祝いのメール。
シャンソンに関わるようになって知り合った素敵な先輩なのですが、「よき一年でありますように」と温かい思いが伝わってくるお言葉を頂いてとても幸せでした。
そして今朝も、仲良しの方たちから嬉しいメールが届きました。
覚えていて下さり、「おめでとう!」と言って頂けること、本当に嬉しいです。有難うございます。
普通に生活している時には特に意識しませんが、でも、恙無く日々を過ごし、人との絆をこんな風に結んで行かれることは、何にもましての恵みなのだと思います。
明日8月21日は「4回目のバースディー」となるわけです。
8月初めから両親と過ごしたのも昨年と同じですし、両親は健康状態も良好で、無事に実家に帰ったことも同様です。
同じ夏がこうして繰り返されて行くのは不思議でもありますが、でも、高齢になってゆく両親も無事で、そういう生活が滞りなく継続できることの幸せを改めて思わずにはいられません。
この日程で過ごしている数年、おのずと誕生日を独りで過ごす巡り合わせなのですが、静かに一年を振り返るきっかけにもなり、貴重な時間と感じます。
そして、今日、やはりいくつかの「おめでとう」メールを頂き、・・・・覚えていて下さって毎年言葉をかけて下さる・・・・本当に有難いことと、心がしみじみとしています。
更に昨年の記事の続きです。
何だかずっと、「一期一会」の言葉の重さを痛感していた気がします。
特に春以後、親しい友人、知人、親族、多くの方たちとの悲しい別れが重なったためかもしれません。
今年は私には、特別なお盆、送りの夏となってしまいました。
その一方で、久しぶりの懐かしい方たちとの再会も不思議な位多くあり、新たに出会った素敵な方たちも沢山いて、それが別れと裏腹に突然やってくる気がして、今、殊更に意味深いものに感じられます。
人や出来事との邂逅も、皆何か大きなものの意思に委ねられて動いてゆく・・・・だからこそ、そういう「一期一会」を思いを込めて大切に受け止めてゆきたいものだと改めて思います。
この思いも、また今、更に深まってきて、生きて行く時間を重ねることは、繰り返される「一期一会」を確認し、月日の中で自分の身に添わせて行くことなのではないかと改めて思われるのです。
一枚の写真
昨年暮れに他界された「山男さん」のこと、覚えていてくださるでしょうか?
その「山男さん」の訃報の連絡を通して、先頃ある方と懇意になりました。
共通の友人を偲ぶ感慨深いお話が限りなく続いて、またそこに新たな人間関係が結ばれてゆく、これもまた、ささやかな人生の中の不思議な「一期一会」というものなのかもしれません。
ある方、Aさんは写真家でいらして、ヨーロッパやアジア、様々な国を駆け巡って素敵な写真を撮っていらっしゃる方、弾むお話の中で、「瞬きをするように」とおっしゃりながら、さりげなくシャッターを押されていました。
そして、こんな一枚を下さいました。
何だか自分ではないみたい。

とても穏やかで楽しそうな表情をしている気がして、思い切ってご紹介してしまいます。
<いつもこんな表情をしていたい>、そういう一瞬をとらえて下さったのですね。
自分へのとびきりのバースディープレゼントになりました。
ライムをグラスに入れてペリエを注いでいたところを一枚。
コマーシャル写真みたいですよね。
<険しい表情になった時の自戒、今年の努力目標にしよう>と決意しています。
Aさん、素敵なプレゼントをありがとうございます。


