
GWはどのようにお過ごしになりましたか?
私は、相変わらず、忙しく駆け巡りながらの日々を過ごしてしまいました。
ワークホリックの気が濃厚で、なかなか抜けられず困ったものです。
それでも連休の合間に信州に行き、小布施に立ち寄りました。
信州は知人も多く、様々な縁が深い地なのですが、小布施も、大好きな町で、今までにもう何回も足を運んでいます。
今日は少しだけ、小布施散歩・・・花便りを・・・。
長野からローカル線で約30分余り、北アルプスの壮大なパノラマに囲まれた美しい町。
小布施といえば
・・・栗のお菓子・・・が浮かびますか?
栗かのこ 栗羊羹 栗おこわ・・・・
昔ながらの土蔵が端正な風情を増し、ほわっとした甘い香りが漂ってくる老舗の和菓子屋さんが立ち並んでいます。
・・・・小布施堂 竹風堂 桜井甘精堂 ・・町に入ると美味しそうな看板、<栗>の文字がそこここに目に入ります。
北斎館と高井鴻山記念館を結ぶ遊歩道が「栗の小径」と名付けられて、石畳の代わりに、栗の木の木片が敷き詰められていて、その佇まいが、素敵です。
ペーブメントの栗の木の年輪と、ひび割れが写真からわかるでしょうか?この栗の木の歩道は、訪れる度に段々と町に広がっています。
小布施は、浮世絵師葛飾北斎にゆかりの深い地です。
北信濃きっての豪商と謳われ、自身も画家であった高井鴻山が北斎を師と仰ぎ、厚く招いたため、晩年の北斎はこの地を大変愛して、旺盛な創作活動を繰り広げました。
北斎館も、高井鴻山記念館も、資料展示など大変工夫されており、わかりやすく充実していて、歴史にも絵画にもさほど精通していなくても、大いに心魅かれます。また、北斎晩年の大作、天井の大鳳凰図が見事な岩松院も、とても見応えがありお薦めです。
何よりも町全体が、北斎や、なかなかの人格者であった鴻山への敬愛で溢れている感じがして、おざなりな観光地とは一味違って、快い余韻が残ります。
街路灯にパンジーの花篭・・・現代的でモダンな町並みでもあります。
ワイナリーやフローラルガーデン、個人宅のオープンガーデンなど、他にも見どころが色々あって、何度も訪れている私は、観光大使に任命して頂きたいくらい実は詳しいのですが、それはまた、任命された後??のこととして、・・・今日は本題の花便りを。
市街地をほんの少し離れると、小布施橋を見上げる千曲川の河川敷に出ます。
藤村の詩でよく知られている小諸城址から眺める千曲川は、大きくうねりながら流れていますが、ここは、向こう岸が見えないくらいに川幅が広がっています。
私はここの春の景色が大好きなのです。
今年は春が遅かったせいか、今まさに春真っ盛りでした。
この菜の花 一面の菜の花
蜜蜂も働いています。
タンポポだって可愛いです。
八重咲きの桜 ぽってりとのどかですね。
林檎も可憐な白い花をつけています。
花桃の紅色、桜色に、菜の花の黄色がよく似合います。
若葉のさみどり色 北アルプスの遠景が、まさにこれ、懐かしい日本の風景です
眠りから覚めるように、自然が一斉に呼吸し始め、花々が美しく開き始める、・・・・北国の春は美しい出発を感じます。
5月、束の間の休日。
春の息吹を満喫したひとときでした。
私は、相変わらず、忙しく駆け巡りながらの日々を過ごしてしまいました。
ワークホリックの気が濃厚で、なかなか抜けられず困ったものです。
それでも連休の合間に信州に行き、小布施に立ち寄りました。
信州は知人も多く、様々な縁が深い地なのですが、小布施も、大好きな町で、今までにもう何回も足を運んでいます。
今日は少しだけ、小布施散歩・・・花便りを・・・。
長野からローカル線で約30分余り、北アルプスの壮大なパノラマに囲まれた美しい町。
小布施といえば
・・・栗のお菓子・・・が浮かびますか?
栗かのこ 栗羊羹 栗おこわ・・・・
昔ながらの土蔵が端正な風情を増し、ほわっとした甘い香りが漂ってくる老舗の和菓子屋さんが立ち並んでいます。
・・・・小布施堂 竹風堂 桜井甘精堂 ・・町に入ると美味しそうな看板、<栗>の文字がそこここに目に入ります。
北斎館と高井鴻山記念館を結ぶ遊歩道が「栗の小径」と名付けられて、石畳の代わりに、栗の木の木片が敷き詰められていて、その佇まいが、素敵です。


ペーブメントの栗の木の年輪と、ひび割れが写真からわかるでしょうか?この栗の木の歩道は、訪れる度に段々と町に広がっています。
小布施は、浮世絵師葛飾北斎にゆかりの深い地です。
北信濃きっての豪商と謳われ、自身も画家であった高井鴻山が北斎を師と仰ぎ、厚く招いたため、晩年の北斎はこの地を大変愛して、旺盛な創作活動を繰り広げました。
北斎館も、高井鴻山記念館も、資料展示など大変工夫されており、わかりやすく充実していて、歴史にも絵画にもさほど精通していなくても、大いに心魅かれます。また、北斎晩年の大作、天井の大鳳凰図が見事な岩松院も、とても見応えがありお薦めです。
何よりも町全体が、北斎や、なかなかの人格者であった鴻山への敬愛で溢れている感じがして、おざなりな観光地とは一味違って、快い余韻が残ります。

ワイナリーやフローラルガーデン、個人宅のオープンガーデンなど、他にも見どころが色々あって、何度も訪れている私は、観光大使に任命して頂きたいくらい実は詳しいのですが、それはまた、任命された後??のこととして、・・・今日は本題の花便りを。
市街地をほんの少し離れると、小布施橋を見上げる千曲川の河川敷に出ます。
藤村の詩でよく知られている小諸城址から眺める千曲川は、大きくうねりながら流れていますが、ここは、向こう岸が見えないくらいに川幅が広がっています。
私はここの春の景色が大好きなのです。
今年は春が遅かったせいか、今まさに春真っ盛りでした。

この菜の花 一面の菜の花


蜜蜂も働いています。
タンポポだって可愛いです。


八重咲きの桜 ぽってりとのどかですね。
林檎も可憐な白い花をつけています。

花桃の紅色、桜色に、菜の花の黄色がよく似合います。
若葉のさみどり色 北アルプスの遠景が、まさにこれ、懐かしい日本の風景です
眠りから覚めるように、自然が一斉に呼吸し始め、花々が美しく開き始める、・・・・北国の春は美しい出発を感じます。
5月、束の間の休日。
春の息吹を満喫したひとときでした。


