
お盆休み、如何お過ごしですか。
高校野球、そしてオリンピック観戦と、熱い声援で盛り上がる毎日ですね。
私は・・・コンサートまで後一週間となりました。
この夏は公私共慌ただしい出来事が続いて、文字通り東奔西走しています。
雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク
決シテ瞋(イカ)ラズ
イツモシヅカニワラッテヰル
サウイフモノニ ワタシハナリタイ (そういう者に私はなりたい)
で結ばれる30行の宮沢賢治の詩『雨ニモマケズ』になぜか時々、ひどく感動することがあり、この夏も繰り返し暗唱しながら、(私、この詩、全部覚えているのです)猛暑を駆け抜けておりました。
諸事を縫ってのコンサート準備ですが、でも、お陰様でいくつかの懸案事項も何とか解決しました。
ゲネプロ(通し稽古)も数日前に無事終えて、今、ステージの全体像が見えています。
出演者皆、気合い充実で、今回もパワフルな楽しいコンサートになりそうな嬉しい予感があります。
どうぞ楽しみになさって、是非お聴きにいらして下さいね。
両会場とも、まだ少し空き席があります。
今からでも迅速に対応させていただきますので、どうぞお早めにご連絡を!
勿論、直前でないと出来ないことや直前にこなさなければならない雑多な諸務が、この時期はどっさりと生じるのですが、そういうささやかな一つ一つを億劫がらず、焦らずに、心を込めて行っていけば、きっと神様はご褒美を下さるだろうなと、太平楽ですが、いつもそんな風に思って自分なりに頑張っています。
でも、<ご褒美>って何なのだろう?
今の私の願いは、コンサートの幕が無事開くこと、そして納得のいく形で精一杯務めることが出来ること、何よりお客様が喜んで下さること。
まずは健康でなければ、全ては始まりませんし、周辺に何か一つでもアクシデントが起こったなら、今まで積み重ねてきたことがガタガタに崩れてしまうこともあります。
スタッフを始め、関わって下さる全ての人との意思の疎通を密にして、チームワーク・絆をより堅固なものに高めてゆくことも必要不可欠でしょう。
コンサートの成功の全ては自分自身の努力にかかっている事は言うまでもないのですが、それでも最終的には、不可抗力の、よくわからない巡り合わせというか、運のようなものに左右されるわけですので、今は宝くじに当選するよりも(くじ運ゼロの私に当たるわけもありませんが)、無事であることを祈る気持ちで一杯です。
そして、本番まで、心と体のコンディションを保って、楽しみながらベストな状態に持ってゆくことが最大の課題かなって思っています。
オリンピックも始まって、それぞれの種目、選手たちの活躍ぶりが毎日放映されています。
一回きりの勝負は、人との出会い、一期一会とも似ていて、いつも予測不能な未知の世界に踏み出してゆく期待や、緊張や、手探りであることの恐れがあるのではと思います。
長期間、大変な努力を積み重ねてきてもその成果が必ず得られるというわけでもなく、悔し涙を流すことも圧倒的に多いでしょう。
それも含めて、目に見えない障壁にひた向きに挑戦してゆく清々しい姿に、見ている側も心を打たれます。
自分一人の孤独な舞台に立つ戦士のようですが、でもその陰には、また、沢山の人たちの応援と支えがあります。
テレビで観戦するだけですが、それでも、勝った者、負けた者のそれぞれのドラマに心を奪われ、勇気付けられる思いがしています。
オリンピックのような晴れ舞台は特別かもしれませんが、考えてみれば、私たち誰もが自分だけのささやかでも一度きりの真っ白なステージに立って、流れる時の中で、自分らしい彩りを加えて行くのでしょうね。
そんなことを殊更感慨深く感じます。
他人事ではなく、迫ってくる自分のステージ。
挑戦出来るものが具体的に見えている幸せをしみじみと感じる、本番一週間前でした。
おまけのお話
いつもマニキュアで、ジェルネイルは何となく敬遠していたのですが、今回のコンサートの舞台美術、衣装等の演出をお願いしているRさんから、「マイクを持つ手元が綺麗なのでは」というお薦めがあり、初ジェルネイルに挑戦してみました。

この写真、指先の様子がおわかりになるでしょうか、
デザインも彼女とご相談しながら決めたものです。
ベースにライムカラーが混ざっていて、夏の海をテーマにしています。
貝殻やヒトデの中に、キラキラと光る砂粒や海の波しぶきが弾けているイメージです。

指先、ドレスなど、コンサートの本質から離れたことのようにも思えますが、でも外観・中味全てが融合し高められて、一つのステージは出来上がってきますし、そういう細部のこだわりも実はとても大切なのではと私は感じています。
お客様をお迎えする時、玄関を掃き清めるそんなおもてなしの心と同様なのだとご理解頂けたら・・・。
楽しみながら準備は進んでいます。
高校野球、そしてオリンピック観戦と、熱い声援で盛り上がる毎日ですね。
私は・・・コンサートまで後一週間となりました。
この夏は公私共慌ただしい出来事が続いて、文字通り東奔西走しています。
雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク
決シテ瞋(イカ)ラズ
イツモシヅカニワラッテヰル
サウイフモノニ ワタシハナリタイ (そういう者に私はなりたい)
で結ばれる30行の宮沢賢治の詩『雨ニモマケズ』になぜか時々、ひどく感動することがあり、この夏も繰り返し暗唱しながら、(私、この詩、全部覚えているのです)猛暑を駆け抜けておりました。
諸事を縫ってのコンサート準備ですが、でも、お陰様でいくつかの懸案事項も何とか解決しました。
ゲネプロ(通し稽古)も数日前に無事終えて、今、ステージの全体像が見えています。
出演者皆、気合い充実で、今回もパワフルな楽しいコンサートになりそうな嬉しい予感があります。
どうぞ楽しみになさって、是非お聴きにいらして下さいね。
両会場とも、まだ少し空き席があります。
今からでも迅速に対応させていただきますので、どうぞお早めにご連絡を!
勿論、直前でないと出来ないことや直前にこなさなければならない雑多な諸務が、この時期はどっさりと生じるのですが、そういうささやかな一つ一つを億劫がらず、焦らずに、心を込めて行っていけば、きっと神様はご褒美を下さるだろうなと、太平楽ですが、いつもそんな風に思って自分なりに頑張っています。
でも、<ご褒美>って何なのだろう?
今の私の願いは、コンサートの幕が無事開くこと、そして納得のいく形で精一杯務めることが出来ること、何よりお客様が喜んで下さること。
まずは健康でなければ、全ては始まりませんし、周辺に何か一つでもアクシデントが起こったなら、今まで積み重ねてきたことがガタガタに崩れてしまうこともあります。
スタッフを始め、関わって下さる全ての人との意思の疎通を密にして、チームワーク・絆をより堅固なものに高めてゆくことも必要不可欠でしょう。
コンサートの成功の全ては自分自身の努力にかかっている事は言うまでもないのですが、それでも最終的には、不可抗力の、よくわからない巡り合わせというか、運のようなものに左右されるわけですので、今は宝くじに当選するよりも(くじ運ゼロの私に当たるわけもありませんが)、無事であることを祈る気持ちで一杯です。
そして、本番まで、心と体のコンディションを保って、楽しみながらベストな状態に持ってゆくことが最大の課題かなって思っています。
オリンピックも始まって、それぞれの種目、選手たちの活躍ぶりが毎日放映されています。
一回きりの勝負は、人との出会い、一期一会とも似ていて、いつも予測不能な未知の世界に踏み出してゆく期待や、緊張や、手探りであることの恐れがあるのではと思います。
長期間、大変な努力を積み重ねてきてもその成果が必ず得られるというわけでもなく、悔し涙を流すことも圧倒的に多いでしょう。
それも含めて、目に見えない障壁にひた向きに挑戦してゆく清々しい姿に、見ている側も心を打たれます。
自分一人の孤独な舞台に立つ戦士のようですが、でもその陰には、また、沢山の人たちの応援と支えがあります。
テレビで観戦するだけですが、それでも、勝った者、負けた者のそれぞれのドラマに心を奪われ、勇気付けられる思いがしています。
オリンピックのような晴れ舞台は特別かもしれませんが、考えてみれば、私たち誰もが自分だけのささやかでも一度きりの真っ白なステージに立って、流れる時の中で、自分らしい彩りを加えて行くのでしょうね。
そんなことを殊更感慨深く感じます。
他人事ではなく、迫ってくる自分のステージ。
挑戦出来るものが具体的に見えている幸せをしみじみと感じる、本番一週間前でした。
おまけのお話
いつもマニキュアで、ジェルネイルは何となく敬遠していたのですが、今回のコンサートの舞台美術、衣装等の演出をお願いしているRさんから、「マイクを持つ手元が綺麗なのでは」というお薦めがあり、初ジェルネイルに挑戦してみました。

この写真、指先の様子がおわかりになるでしょうか、
デザインも彼女とご相談しながら決めたものです。
ベースにライムカラーが混ざっていて、夏の海をテーマにしています。
貝殻やヒトデの中に、キラキラと光る砂粒や海の波しぶきが弾けているイメージです。

指先、ドレスなど、コンサートの本質から離れたことのようにも思えますが、でも外観・中味全てが融合し高められて、一つのステージは出来上がってきますし、そういう細部のこだわりも実はとても大切なのではと私は感じています。
お客様をお迎えする時、玄関を掃き清めるそんなおもてなしの心と同様なのだとご理解頂けたら・・・。
楽しみながら準備は進んでいます。


