
暦の上では立冬を過ぎましたが、久しぶりのうららかな眩しい日差し、猫のように大きな伸びでもしながら、一日中、日だまりでポワンと青い空を眺めていたいような心地よい日曜日です。
さて、今日は、<レ・テタール・メランジェ>というコンサートのご紹介をしたいと思います。
これは、ピアニストの三浦高広氏(前の記事「恋するバルバラ」<2>ピアニストでご紹介しましたように、私の先生です)が、主宰・監修するシャンソンコンサートで <Les têtrards mélanges concert 2011>というのが正式名称です。
<Les têtrards mélanges>・・・・レ・テタール・メランジェと読みますが、混ざり合ったオタマジャクシたちという意味ですので、<いろんなオタマジャクシたちのコンサート 2011>ということになるでしょうか。
おたまじゃくしは音符でもあり歌い手自身でもあるのでしょうね。
様々な音、音楽、歌手、或いは蛙に変身する前のおたまじゃくしたちが、ごちゃごちゃに混ざり合って歌う音楽会という、ユーモラスで賑やかなネーミングは三浦先生が命名なさったものと伺っています。
発足は15年くらい前に遡り、当初は生徒さんたちの自主企画からスタートしたそうですが、5~6年前からは先生の主催となり、現在に至る恒例のコンサートです。
今年は11月29日、30日、12月1日の三日間に渡って、18時開場18時30分開演、各日13~14名ずつ出演し、新橋の内幸町ホールで開催されます
本当にメランジェで、プロ・セミプロ・アマチュア、それぞれの個性、立場の方たちが、自分の表現の世界を大事にしながら、様々にバラエティーに富んだ歌を歌い、それに楽しく引き込まれていくうちに、あっという間に時間が過ぎてゆきます。
私も8年前から毎年参加していますが、今年は、最後の日の12月1日に出演することになりました。
詳細を書いたチラシを載せておきます。
(お問い合わせは、このブログのメール(管理者へのメール)でも受け付けますのでどうぞ!)
私は、これまで、自分の訳詞で歌う訳詞コンサートを中心に活動してきていますので、通常はソロコンサートがメインになっています。
ですので、歌い手としての楽屋はいつも独り、ステージでも自分だけが歌い続けてゆくわけで、勿論それは、孤独感と緊張感と高揚感の中で、やりがいと面白さに溢れていますし、その分、楽器の演奏者と共に音楽を奏でているという幸福感も高まってゆくのですが、このような合同コンサートでの、他の共演の方たちとのステージにはまた違った良さがある気がします。
皆、同じように緊張して、本番をドキドキと待ちながらも、少しでも聴いて下さる方たちに喜んでいただけたら、という共通の思いを感じ合えることが、私にはとても楽しいものに感じられます。
数日前に、ステージング(出入りを含むステージ上での動きや振付などの指導)もあり、何人かの出演者の方とも顔を合わせましたが、練習段階の奮闘ぶりを励まし合いつつ、なんだかこういう雰囲気って、学生時代の文化祭準備みたいなノリで、とても懐かしい気もするし、私は結構好きだなっと思ってしまいました。
そうは言っても、各自、異なったスタンスがあるでしょうし、ステージに立つということは自分との真剣勝負であることには変わりはないので、生半可な物言いは不謹慎だと叱られてしまうかもしれませんが。
「シャンソンは3分間のドラマだ」とは、言い尽された常套句ですが、一回きりの修正のきかないその時の歌の中に、全ての思いをかけつつ、世界を構築してゆくことには、相当なエネルギーを要します。
出番待ちの舞台脇で、ステージに立っている方の姿を見、歌に耳を傾けながら、そういうひたむきさを感じる時が大好きですし、よし、自分も力を尽くしたいなと、勇気をもらえる気がします。
舞台脇にいると、同じようにそれを見守っている音響や進行のスタッフや、歌を支えている演奏の方たちの表情なども見えてきます。
今年の「レ・テタール・メランジェ」でも、そういう良い体験が沢山できることを願いつつ、あと少しの時間、一生懸命準備してゆこうと思っています。
最後に。
それぞれの歌い手は二曲ずつ歌うことになっているのですが、今回私が選んだのは、新曲、未発表の二曲です!
お話したい!!・・・でも、コンサートまではぐっとこらえ我慢して、せめて曲名だけ。
一曲はKeren Ann(ケレン・アン)の「世界の片隅に」という曲。
これは色々あった今年への思いを込めて3月に作った、しみじみと聴いていただきたい曲です。
もう一曲はOlivia Ruiz(オリヴィア・ルイーズ)の「きのこのクレープ」というとても変わった曲。
人前で歌うのはちょっと恥ずかしいびっくりの曲なのですが、でもきっと楽しんでいただけるだろうと。
振付も付いたことですし、・・・・頑張って歌います。
二曲とも現代のフレンチ・ポップス。喜んでいただけたら良いなと思います。
さて、今日は、<レ・テタール・メランジェ>というコンサートのご紹介をしたいと思います。
これは、ピアニストの三浦高広氏(前の記事「恋するバルバラ」<2>ピアニストでご紹介しましたように、私の先生です)が、主宰・監修するシャンソンコンサートで <Les têtrards mélanges concert 2011>というのが正式名称です。
<Les têtrards mélanges>・・・・レ・テタール・メランジェと読みますが、混ざり合ったオタマジャクシたちという意味ですので、<いろんなオタマジャクシたちのコンサート 2011>ということになるでしょうか。
おたまじゃくしは音符でもあり歌い手自身でもあるのでしょうね。
様々な音、音楽、歌手、或いは蛙に変身する前のおたまじゃくしたちが、ごちゃごちゃに混ざり合って歌う音楽会という、ユーモラスで賑やかなネーミングは三浦先生が命名なさったものと伺っています。
発足は15年くらい前に遡り、当初は生徒さんたちの自主企画からスタートしたそうですが、5~6年前からは先生の主催となり、現在に至る恒例のコンサートです。
今年は11月29日、30日、12月1日の三日間に渡って、18時開場18時30分開演、各日13~14名ずつ出演し、新橋の内幸町ホールで開催されます
本当にメランジェで、プロ・セミプロ・アマチュア、それぞれの個性、立場の方たちが、自分の表現の世界を大事にしながら、様々にバラエティーに富んだ歌を歌い、それに楽しく引き込まれていくうちに、あっという間に時間が過ぎてゆきます。
私も8年前から毎年参加していますが、今年は、最後の日の12月1日に出演することになりました。

詳細を書いたチラシを載せておきます。
(お問い合わせは、このブログのメール(管理者へのメール)でも受け付けますのでどうぞ!)
私は、これまで、自分の訳詞で歌う訳詞コンサートを中心に活動してきていますので、通常はソロコンサートがメインになっています。
ですので、歌い手としての楽屋はいつも独り、ステージでも自分だけが歌い続けてゆくわけで、勿論それは、孤独感と緊張感と高揚感の中で、やりがいと面白さに溢れていますし、その分、楽器の演奏者と共に音楽を奏でているという幸福感も高まってゆくのですが、このような合同コンサートでの、他の共演の方たちとのステージにはまた違った良さがある気がします。
皆、同じように緊張して、本番をドキドキと待ちながらも、少しでも聴いて下さる方たちに喜んでいただけたら、という共通の思いを感じ合えることが、私にはとても楽しいものに感じられます。
数日前に、ステージング(出入りを含むステージ上での動きや振付などの指導)もあり、何人かの出演者の方とも顔を合わせましたが、練習段階の奮闘ぶりを励まし合いつつ、なんだかこういう雰囲気って、学生時代の文化祭準備みたいなノリで、とても懐かしい気もするし、私は結構好きだなっと思ってしまいました。
そうは言っても、各自、異なったスタンスがあるでしょうし、ステージに立つということは自分との真剣勝負であることには変わりはないので、生半可な物言いは不謹慎だと叱られてしまうかもしれませんが。
「シャンソンは3分間のドラマだ」とは、言い尽された常套句ですが、一回きりの修正のきかないその時の歌の中に、全ての思いをかけつつ、世界を構築してゆくことには、相当なエネルギーを要します。
出番待ちの舞台脇で、ステージに立っている方の姿を見、歌に耳を傾けながら、そういうひたむきさを感じる時が大好きですし、よし、自分も力を尽くしたいなと、勇気をもらえる気がします。
舞台脇にいると、同じようにそれを見守っている音響や進行のスタッフや、歌を支えている演奏の方たちの表情なども見えてきます。
今年の「レ・テタール・メランジェ」でも、そういう良い体験が沢山できることを願いつつ、あと少しの時間、一生懸命準備してゆこうと思っています。
最後に。
それぞれの歌い手は二曲ずつ歌うことになっているのですが、今回私が選んだのは、新曲、未発表の二曲です!
お話したい!!・・・でも、コンサートまではぐっとこらえ我慢して、せめて曲名だけ。
一曲はKeren Ann(ケレン・アン)の「世界の片隅に」という曲。
これは色々あった今年への思いを込めて3月に作った、しみじみと聴いていただきたい曲です。
もう一曲はOlivia Ruiz(オリヴィア・ルイーズ)の「きのこのクレープ」というとても変わった曲。
人前で歌うのはちょっと恥ずかしいびっくりの曲なのですが、でもきっと楽しんでいただけるだろうと。
振付も付いたことですし、・・・・頑張って歌います。
二曲とも現代のフレンチ・ポップス。喜んでいただけたら良いなと思います。


