
クリスマスの彩り
12月に入り、クリスマスが街に溢れてきました。
クリスマスカラーは、楽しげなメルヘンの色、元気の出るパワーを持っている気がして、好きです。
クリスマスツリー、サンタクロース、白クマ、雪だるま、ポインセチア・・・
お花屋さんの店先も子供の夢に弾むようです。
そして、ご存じヴィラージュ。12月のピアノの上。
壁の中(ニッチ)の飾りは大きなローソクと聖誕の場面を映した人形・・・クリスマスクリブって呼びますが、それがさりげなく飾られてあります。
クリスマスオーナメントの数々。
そしてもう一つ、いつもの果物籠の中には、・・・わかりますか?
意表を突いて・・・柚子(ゆず)です。獅子柚子、鬼柚子とも言われる巨大ゆず、近づくと冬の香りが心地よいです。
柚子マーマレードにしたら美味しそう!!と思ってしまいました。
一昔前はどこの家でもクリスマスツリーを飾っていた気がしますが、この頃はその流行りは少し薄れてきたのでしょうか?
ボストンに住んでいた時、(20年近く前になりますが、)アメリカ人のクリスマスツリーへのこだわりを初めて目の当たりにして、さすが本場キリスト教の国ととても感動したことがありました。
ほとんどの家庭が必ずといってよいくらい、家の中、或いは外にクリスマスツリーを飾るのですが、そのツリーたるや日本とはスケールが違う・・・高い天井にまでも届きそうな巨大なモミの木をそれぞれが手に入れてきて、リビングルームの、或いは玄関の前の一番良い場所に設置します。・・・相当な重量ですし、本当に大きくて、あれは一体どうやって運びこみ、どうやって固定するのかしらと思ってしまいますが、飾られるとずっと前からそこが居場所だったかのように、存在感があります。
ボストンで見たツリーには、雪に模したホワホワの綿は、ほとんど飾られることがなく、反対にカリフォルニアやフロリダのツリーは真っ白に綿の雪で覆われていました。
雪を見ることのない南の土地には雪の中を駆けるサンタクロースはメルヘンティックな夢を誘い、寒気に覆われる北東部のボストンでは、反対に常緑樹の鮮やかな緑が好ましく映るのかもしれませんね。
今では日本でも普通に目にするようになった庭や家の外壁を飾るクリスマスイルミネーションも、ボストンの当時、初めて見た時は、その発想ときらびやかさには本当に驚きました。
12月に入ると、子どものいる家庭などは特に、知人たちからクリスマスプレゼントが次々と送られてきます。
添えられたカードは全部壁に飾り、プレゼントはツリーの下に並べ積み重ねて置いて、クリスマスの日になると、それらを一斉に開くのです。
私もボストンで出会った20年来の良き友、Kさんのお嬢さんのYちゃんに、誕生の頃から毎年ささやかなプレゼントを贈っているのですが、赤ちゃんグッツが次第に幼児、少女へと成長し、今や大学生となった素敵な女性への贈り物選びに変わっています。あちらからもYちゃんの写真入りのカードがこの時期になると届き、私のYちゃんアルバムも随分厚くなってきました。
この数年は私が音楽に関わっていることへの参考にと、彼女のお気に入りの音楽を自分で編集したCDアルバムが最新音楽情報として届けられてきます。
嬉しいなあと思います。
光陰矢のごとし、ですよね。
・・・色々な所から、離れている時間の便りが届く12月は気持ちが浮き立つ楽しい節目の季節でもあります。
結婚式の彩り
昨日は姪のKちゃんの結婚式でした。
大学卒業からそれほど経っていませんので実際まだ若いのですが、でもそれ以上に、華奢であどけない面ざしで、少女のような雰囲気が残っている子なんです。
顔立ちなど私と良く似ていて周りの方からそのように言われることも多いせいか、いつの間にか何となくお互いに似ているもの同士みたいな連帯感があり、色々な思い出がよぎるにつけ感無量でした。
私は長く教職に就いていましたので、教え子も多く結婚式にも随分列席させて戴いてきたのですが、親戚筋の結婚式は本当に久しぶりで、親族席で祝うことがとても新鮮に思われました。
テーブルには彼女の両親、姉妹、祖父母、叔父叔母が居る訳で、そういう家族の表情と思いが身近に伝わって、共に暮らしてきた家族の絆がしみじみと響いてくる気がします。
Kちゃんの父と母、・・・私の弟夫婦なのですが、二人とも本当に子煩悩で、二人の娘たちを慈しみ、愛情を一杯に注いで育ててきました。
勿論私も、その新郎新婦の幸せそうな様子は何より好ましく祝福の思いで一杯でしたが、それと共に、当たり前の生活、当たり前の日常を、恙無く健全に真っ直ぐに過ごせるよう見守り育て上げてきた、花嫁の父と母の感慨が身につまされるように迫ってきました。
弟との小さかった頃の思い出、・・・人の印象というのは、出逢った最初の時が残り続けると言いますが、いくつになっても私の中では、弟は小さい頃のやんちゃだった元気一杯の男の子の姿と重なってしまうようです。
その子が大人になり、結婚し親になり、色々な子育ての経験を味わいながら今、手を離す時を迎える・・・・誰でもが通ってきている普通の道なのでしょうけれど、でも、人生の節目の中で弟もそれをかみしめているのだろうなと思いました。
<おめでとう。今まで頑張ってきて良かったね。ご苦労様でした。>
って、あの小さかった弟にお姉さんぽくちょっと偉そうに心の中で呟いていました。
Kちゃんが選んだ伴侶は掛け値なしの好青年、私と同じ獅子座でAB型ということも判明し・・・伯母の、ハードルの高い合格ラインを悠々クリアです。
Kちゃん おめでとう 幸せになってね。
この日の結婚式の色合いは、ほんのりとした薔薇色に染まっていました。
Kちゃんの色白の肌に清楚なウエディングドレスがよく似合い、ブーケは薔薇の花。薄いクリームとローズの品の良い優しい彩りで素敵です。
教会の式でのフラワーシャワーは真っ白な薔薇の花びら。
花嫁の父とKちゃんのバージンロード。
これからの伴侶に引き渡す時の弟の覚悟の背中。目が潤んでいましたよね。
やがて披露宴に。
受付のウエルカムボードにも薔薇の花が。ぬいぐるみ大好きのKちゃんが選んだのでしょうか?ペアのくまがちょこんと並んでいました。
披露宴会場はお色直しのドレスと同じ色の柔らかいピンクのイメージ。
幸せな優しい色合いの中で、クリスマスソングがBGMに流れた12月の結婚式でした。
12月に入り、クリスマスが街に溢れてきました。
クリスマスカラーは、楽しげなメルヘンの色、元気の出るパワーを持っている気がして、好きです。
クリスマスツリー、サンタクロース、白クマ、雪だるま、ポインセチア・・・


お花屋さんの店先も子供の夢に弾むようです。
そして、ご存じヴィラージュ。12月のピアノの上。
壁の中(ニッチ)の飾りは大きなローソクと聖誕の場面を映した人形・・・クリスマスクリブって呼びますが、それがさりげなく飾られてあります。


クリスマスオーナメントの数々。
そしてもう一つ、いつもの果物籠の中には、・・・わかりますか?
意表を突いて・・・柚子(ゆず)です。獅子柚子、鬼柚子とも言われる巨大ゆず、近づくと冬の香りが心地よいです。
柚子マーマレードにしたら美味しそう!!と思ってしまいました。


一昔前はどこの家でもクリスマスツリーを飾っていた気がしますが、この頃はその流行りは少し薄れてきたのでしょうか?
ボストンに住んでいた時、(20年近く前になりますが、)アメリカ人のクリスマスツリーへのこだわりを初めて目の当たりにして、さすが本場キリスト教の国ととても感動したことがありました。
ほとんどの家庭が必ずといってよいくらい、家の中、或いは外にクリスマスツリーを飾るのですが、そのツリーたるや日本とはスケールが違う・・・高い天井にまでも届きそうな巨大なモミの木をそれぞれが手に入れてきて、リビングルームの、或いは玄関の前の一番良い場所に設置します。・・・相当な重量ですし、本当に大きくて、あれは一体どうやって運びこみ、どうやって固定するのかしらと思ってしまいますが、飾られるとずっと前からそこが居場所だったかのように、存在感があります。
ボストンで見たツリーには、雪に模したホワホワの綿は、ほとんど飾られることがなく、反対にカリフォルニアやフロリダのツリーは真っ白に綿の雪で覆われていました。
雪を見ることのない南の土地には雪の中を駆けるサンタクロースはメルヘンティックな夢を誘い、寒気に覆われる北東部のボストンでは、反対に常緑樹の鮮やかな緑が好ましく映るのかもしれませんね。
今では日本でも普通に目にするようになった庭や家の外壁を飾るクリスマスイルミネーションも、ボストンの当時、初めて見た時は、その発想ときらびやかさには本当に驚きました。
12月に入ると、子どものいる家庭などは特に、知人たちからクリスマスプレゼントが次々と送られてきます。
添えられたカードは全部壁に飾り、プレゼントはツリーの下に並べ積み重ねて置いて、クリスマスの日になると、それらを一斉に開くのです。
私もボストンで出会った20年来の良き友、Kさんのお嬢さんのYちゃんに、誕生の頃から毎年ささやかなプレゼントを贈っているのですが、赤ちゃんグッツが次第に幼児、少女へと成長し、今や大学生となった素敵な女性への贈り物選びに変わっています。あちらからもYちゃんの写真入りのカードがこの時期になると届き、私のYちゃんアルバムも随分厚くなってきました。
この数年は私が音楽に関わっていることへの参考にと、彼女のお気に入りの音楽を自分で編集したCDアルバムが最新音楽情報として届けられてきます。
嬉しいなあと思います。
光陰矢のごとし、ですよね。
・・・色々な所から、離れている時間の便りが届く12月は気持ちが浮き立つ楽しい節目の季節でもあります。
結婚式の彩り
昨日は姪のKちゃんの結婚式でした。
大学卒業からそれほど経っていませんので実際まだ若いのですが、でもそれ以上に、華奢であどけない面ざしで、少女のような雰囲気が残っている子なんです。
顔立ちなど私と良く似ていて周りの方からそのように言われることも多いせいか、いつの間にか何となくお互いに似ているもの同士みたいな連帯感があり、色々な思い出がよぎるにつけ感無量でした。
私は長く教職に就いていましたので、教え子も多く結婚式にも随分列席させて戴いてきたのですが、親戚筋の結婚式は本当に久しぶりで、親族席で祝うことがとても新鮮に思われました。
テーブルには彼女の両親、姉妹、祖父母、叔父叔母が居る訳で、そういう家族の表情と思いが身近に伝わって、共に暮らしてきた家族の絆がしみじみと響いてくる気がします。
Kちゃんの父と母、・・・私の弟夫婦なのですが、二人とも本当に子煩悩で、二人の娘たちを慈しみ、愛情を一杯に注いで育ててきました。
勿論私も、その新郎新婦の幸せそうな様子は何より好ましく祝福の思いで一杯でしたが、それと共に、当たり前の生活、当たり前の日常を、恙無く健全に真っ直ぐに過ごせるよう見守り育て上げてきた、花嫁の父と母の感慨が身につまされるように迫ってきました。
弟との小さかった頃の思い出、・・・人の印象というのは、出逢った最初の時が残り続けると言いますが、いくつになっても私の中では、弟は小さい頃のやんちゃだった元気一杯の男の子の姿と重なってしまうようです。
その子が大人になり、結婚し親になり、色々な子育ての経験を味わいながら今、手を離す時を迎える・・・・誰でもが通ってきている普通の道なのでしょうけれど、でも、人生の節目の中で弟もそれをかみしめているのだろうなと思いました。
<おめでとう。今まで頑張ってきて良かったね。ご苦労様でした。>
って、あの小さかった弟にお姉さんぽくちょっと偉そうに心の中で呟いていました。
Kちゃんが選んだ伴侶は掛け値なしの好青年、私と同じ獅子座でAB型ということも判明し・・・伯母の、ハードルの高い合格ラインを悠々クリアです。
Kちゃん おめでとう 幸せになってね。
この日の結婚式の色合いは、ほんのりとした薔薇色に染まっていました。


Kちゃんの色白の肌に清楚なウエディングドレスがよく似合い、ブーケは薔薇の花。薄いクリームとローズの品の良い優しい彩りで素敵です。
教会の式でのフラワーシャワーは真っ白な薔薇の花びら。

花嫁の父とKちゃんのバージンロード。
これからの伴侶に引き渡す時の弟の覚悟の背中。目が潤んでいましたよね。
やがて披露宴に。
受付のウエルカムボードにも薔薇の花が。ぬいぐるみ大好きのKちゃんが選んだのでしょうか?ペアのくまがちょこんと並んでいました。


披露宴会場はお色直しのドレスと同じ色の柔らかいピンクのイメージ。
幸せな優しい色合いの中で、クリスマスソングがBGMに流れた12月の結婚式でした。


