
今日は、大変幸せなニュースから。
お陰様で、2月18日の新橋シャミオールでのコンサートは満席となりました。
11月にご案内を出し始めたのですが、暮れ辺りから、次々にお申し込みを頂いて、あっという間に満員となりました。
「ぎりぎりでも良いから、もしキャンセルが出たら連絡して!」という夢のように有り難いお言葉を何人もの方からいただき、キャンセル待ち何番・・・などという畏れ多いような状況に目下遭遇しております。
そして京都の日仏学館でのコンサートも残席が後少しとなってきました。
本当に有難うございます。
コンサートというものは、企画してから、様々なハードルをクリアしてゆかなくてはなりません。
果たして乗り越えられるか、葛藤は山ほどありますが、でも、苦労しながら実現までの形を作ってゆくプロセスこそが、挑戦のし甲斐のある最も心ときめく時でもあります。
コンサートテーマを構成し、それに合わせ、新たな訳詞を創作することもあり、やがて、曲目の決定、チラシやプログラムのデザインの検討、制作、プログラムに載せる曲目解説をまとめ、ステージ演出等全体の把握、・・・・改めて記してみると、大そうな感じなのですが、動き出すと自然に加速度がついていつの間にか、その渦中で奮闘している自分がいます。
決して終わらないのではと思っても、やはり次の日はやってくるもので、どうやって通過したのかなと不思議に思うことも度々です。
「明けない夜はない」とか「明日は明日の風が吹く」とか、・・・怪しげに都合の良い言葉が浮かんできて、今や「人事を尽くして天命を待つ」の神頼みの境地に至り始めています。
・・・でも実は、これは嘘で、・・・・まだ人事は尽くしておらず、この言葉は、前日の夜にこそ、発してみたい究極の言葉であり、今のところは、当日までのちょうど10日間が、ここに至る真剣勝負、熾烈なる闘いとなりそうです。
では、戦う相手ですが、大きく三つかと・・・・。
一つは、直前の今だからこそ対処すべき極めて事務的な諸事全般が目下の課題です。
お手伝いして下さり、コンサートを支えて下さるたくさんのスタッフの方々のタイム・スケジュールの最終調整・諸連絡や、音響・照明、果ては、看板やコンセントに至るまでの会場の細かいチェック、お客様にお出しするドリンクやお菓子の手配(シャミオールはお菓子付きですので。凝り性の私は吟味し過ぎて、ただ今、お菓子太りです!)・リハーサル・打ち上げ時の食事関係全般、・・・・お聞き苦しいでしょうけれど、実際には、現実的なこういう一つ一つの積み重ねでイベントは成り立つものなのですよね。
ただ、こればかりに没頭していると<本末転倒>ということになってしまい、例の口の悪い友人S氏に「戦うビジネスマンだねえ」と笑われてしまいますので、自戒が必要です。
そして、二つ目の戦う相手。
最も本質的なことですが、自分です。
心身のバランスを保ちながら、どこまで、歌を完成してゆけるか、これが何と言っても一番のハードルです。
あまり焦って飛ばし過ぎるとゴール前で敢えなく倒れてしまいますし、でもクリアすべき課題を放っておくわけにはいかず、ステージに立つ本番がベストコンディションになるよう、マラソン選手の最終調整はこんな感じなのかしらという気がします。
この時期になると、ステージで歌詞が詰まり、絶句してしまう悪夢を見るのは、精神修養の出来ていない未熟者だからなのでしょうね。・・・・・
ゆめゆめこのような事が起こらないよう、どうぞ祈っていて下さいね。
三つ目の相手。
これは戦う相手ではなく、受け入れて下さる相手ですが、お客様です。
聴きにいらして下さる方がどれくらいあるのか、果たして喜んでもらえるのか、私の色々な思いは通じるのか、・・・チケットを申し込んで下さる方の重みを、今、しみじみと感じます。
ご案内の手紙を一人ずつにお出しして、お返事を待って、チケットをお送りして、そんな中で、互いに交わされてゆく言葉に大きな力を頂きます。
お金を払って、時間を使って、会場までいらして下さる、期待をして、応援して下さる思いに、精一杯応えたいと心から思います。
・・・・・・シャミオールが満席になりましたというご報告を最初にしましたが、これほど幸せなことはありません。
一人でやるしかないことも勿論多いですが、でも一人では何もできません。
スタッフの方たちとそしてお客様と一緒に、温かい時間を作ってゆけるよう、今の準備の時間、精一杯頑張りたいと思います。
お陰様で、2月18日の新橋シャミオールでのコンサートは満席となりました。
11月にご案内を出し始めたのですが、暮れ辺りから、次々にお申し込みを頂いて、あっという間に満員となりました。
「ぎりぎりでも良いから、もしキャンセルが出たら連絡して!」という夢のように有り難いお言葉を何人もの方からいただき、キャンセル待ち何番・・・などという畏れ多いような状況に目下遭遇しております。
そして京都の日仏学館でのコンサートも残席が後少しとなってきました。
本当に有難うございます。
コンサートというものは、企画してから、様々なハードルをクリアしてゆかなくてはなりません。
果たして乗り越えられるか、葛藤は山ほどありますが、でも、苦労しながら実現までの形を作ってゆくプロセスこそが、挑戦のし甲斐のある最も心ときめく時でもあります。
コンサートテーマを構成し、それに合わせ、新たな訳詞を創作することもあり、やがて、曲目の決定、チラシやプログラムのデザインの検討、制作、プログラムに載せる曲目解説をまとめ、ステージ演出等全体の把握、・・・・改めて記してみると、大そうな感じなのですが、動き出すと自然に加速度がついていつの間にか、その渦中で奮闘している自分がいます。
決して終わらないのではと思っても、やはり次の日はやってくるもので、どうやって通過したのかなと不思議に思うことも度々です。
「明けない夜はない」とか「明日は明日の風が吹く」とか、・・・怪しげに都合の良い言葉が浮かんできて、今や「人事を尽くして天命を待つ」の神頼みの境地に至り始めています。
・・・でも実は、これは嘘で、・・・・まだ人事は尽くしておらず、この言葉は、前日の夜にこそ、発してみたい究極の言葉であり、今のところは、当日までのちょうど10日間が、ここに至る真剣勝負、熾烈なる闘いとなりそうです。
では、戦う相手ですが、大きく三つかと・・・・。
一つは、直前の今だからこそ対処すべき極めて事務的な諸事全般が目下の課題です。
お手伝いして下さり、コンサートを支えて下さるたくさんのスタッフの方々のタイム・スケジュールの最終調整・諸連絡や、音響・照明、果ては、看板やコンセントに至るまでの会場の細かいチェック、お客様にお出しするドリンクやお菓子の手配(シャミオールはお菓子付きですので。凝り性の私は吟味し過ぎて、ただ今、お菓子太りです!)・リハーサル・打ち上げ時の食事関係全般、・・・・お聞き苦しいでしょうけれど、実際には、現実的なこういう一つ一つの積み重ねでイベントは成り立つものなのですよね。
ただ、こればかりに没頭していると<本末転倒>ということになってしまい、例の口の悪い友人S氏に「戦うビジネスマンだねえ」と笑われてしまいますので、自戒が必要です。
そして、二つ目の戦う相手。
最も本質的なことですが、自分です。
心身のバランスを保ちながら、どこまで、歌を完成してゆけるか、これが何と言っても一番のハードルです。
あまり焦って飛ばし過ぎるとゴール前で敢えなく倒れてしまいますし、でもクリアすべき課題を放っておくわけにはいかず、ステージに立つ本番がベストコンディションになるよう、マラソン選手の最終調整はこんな感じなのかしらという気がします。
この時期になると、ステージで歌詞が詰まり、絶句してしまう悪夢を見るのは、精神修養の出来ていない未熟者だからなのでしょうね。・・・・・
ゆめゆめこのような事が起こらないよう、どうぞ祈っていて下さいね。
三つ目の相手。
これは戦う相手ではなく、受け入れて下さる相手ですが、お客様です。
聴きにいらして下さる方がどれくらいあるのか、果たして喜んでもらえるのか、私の色々な思いは通じるのか、・・・チケットを申し込んで下さる方の重みを、今、しみじみと感じます。
ご案内の手紙を一人ずつにお出しして、お返事を待って、チケットをお送りして、そんな中で、互いに交わされてゆく言葉に大きな力を頂きます。
お金を払って、時間を使って、会場までいらして下さる、期待をして、応援して下さる思いに、精一杯応えたいと心から思います。
・・・・・・シャミオールが満席になりましたというご報告を最初にしましたが、これほど幸せなことはありません。
一人でやるしかないことも勿論多いですが、でも一人では何もできません。
スタッフの方たちとそしてお客様と一緒に、温かい時間を作ってゆけるよう、今の準備の時間、精一杯頑張りたいと思います。


