
このブログを書き始めて、一年が経ちました。
改めて振り返ってみましたら、2011年2月6日に開設して、初めての記事を書いたのが2月13日なのですね。
出来るだけ多くの方に、シャンソンや訳詞の世界に興味を持って頂けたらと思い、スタートしたこのブログですが、楽しんで戴けているでしょうか?
この一年間、こうして何とか続けることが出来ましたのも、ただただ、お読み下さる方があってこそ。
本当に有難うございます。心から感謝申し上げます。
生来、ものを書くことは好きなのですが、でもそれをどなたかに読んで頂くのは、とても恥ずかしく勇気がいります。
まして、こういう日々の心の内のようなもの・・・・猫だってひっくり返ってお腹を見せるのは、余程わかっている人と決まっているのに、ディスプレイの向こう側の目に見えない不特定の方々に、無防備にみんなさらけだしてしまうみたいで・・・・こんなこと書いてしまって良いのだろうかと、その兼ね合いなども考えると、これでもかなり躊躇うことも多いのです。・・・その割にはいつも調子に乗っていますが。
それに、表現力の足りなさも手伝い、一生懸命書けば書くほど、一番伝えたいことから離れてしまったり、文字になった言葉だけが独り歩きしてしまったりと、文章表現というものは本当に難しいものですね。
普段、私が行っている訳詞創作も、勿論、同様なわけで、・・・原語(フランス語)で書かれている詩を咀嚼して、日本語という別媒体を駆使し、音楽に調和させながら、日本語詩に創り上げてゆく、その過程の生みの苦しみがありますし、それを今度は歌として歌ってゆく、自分の声=体を通して表現する際の生みの苦しみもまた別に存在して、・・・・言語表現という意味で、これらすべてに共通する葛藤のようなものを感じてしまいます。
大層な言い方のようですが、でも、だからこそ言葉には凄い魅力があるのでしょう。私は言葉と関わり、言葉を感じられる時間が大好きみたいです。
ですから、頭をかきむしりながらブログ記事を書いているわけでは決してなく、こうして、目に見えない誰かに向かって一生懸命語りかけることのできる時間をとても楽しく感じています。
それなのに、・・・・結構多忙な日々の中で、すぐ一日が過ぎてしまい、気が付くと、ブログの更新が、月5~7回位のペースでやっとという感じになってきてしまいました。
毎日のように更新している方のブログを拝見すると、凄いな、偉いな・・・とひたすら敬服してしまうのですが、いくら頑張っても、それに倣う力は自分には持てそうになく、いつもお読み下さっている方々には大変申し訳なく思っています。
でも、このペースが私としては今のところ、無理なくゆとりを持って続けてゆける感じですので、どうぞお許し頂いて、寛容にこれからもお付き合い頂けたら幸せです。
時々、拍手や、comment(コメント)を頂いたりすると、見えなかった、でも向こう側に確かにいて下さった、誰かがすっと浮かび上がってくるようで、とても嬉しくなります。・・・気が向いたら、是非一度どうぞよろしく! 大歓迎ですので・・・。
他の方の真似をして、アクセスカウンターというのも取り付けてみました。アクセス数の累計が刻まれるようになっているのですが、何だか付いていると変に気になってしまいます。数字だけで価値が図られるようで、最初はこのようなものに本当に意味があるのだろうかと、自分で付けたくせに、否定的だったのですが、でも、今は、私の書いたものを読んで下さる方が確かに居るのだという証しというか、励ましのようなものに変わってきているかもしれません。
慣れとは恐ろしいものですよね。
ステージでスポットに照らされていると、観客席が何も見えなくなります。
真っ暗な闇の中に向かって、必ず聴いていて下さっている筈のお客様に歌い話しかけます。
拍手が返ってきたり、或いは、客席に微妙な息遣いを感じたり、受け止めていただけている空気を感じたりすることが、歌う力に繋がってゆきます。
大げさですが、ブログを書くこともこれに似ているかなと、少しだけ思うこの頃です。
皆様はどんな一年でしたか?
誰でもそうなのでしょうけれど、一年間を振り返ってみると、あっという間とはいうものの、やはり様々な出来事が起こっています。
記事に記した事の隙間には、記さなかった、或いは記せなかったもっと沢山の事も勿論存在しています。
何気ない事柄ばかりを並べてしまったかもしれませんが、それでもここに綴ろうとする時、いつも誰かと一緒にものを見て、感じて、体験している、という楽しい時間を感じられることに、心から感謝したいと思います。
旧友との再会、このブログを通して知り合えた方、遠く離れている友人達、バーモント、ロンドン、上海、イスタンブール、ニュージーランド・・・・・ネットの時代がもたらしてくれる恩恵ですね。
沢山の絆をこれからも大切にしたいです。
松峰綾音のオフィシャルブログ。
・・・シャンソンと訳詞のご紹介を中心に、あちこち寄り道しながらも、何とか展開してゆこうと思っています。
これからもよろしくお願いいたします。

改めて振り返ってみましたら、2011年2月6日に開設して、初めての記事を書いたのが2月13日なのですね。
出来るだけ多くの方に、シャンソンや訳詞の世界に興味を持って頂けたらと思い、スタートしたこのブログですが、楽しんで戴けているでしょうか?
この一年間、こうして何とか続けることが出来ましたのも、ただただ、お読み下さる方があってこそ。
本当に有難うございます。心から感謝申し上げます。
生来、ものを書くことは好きなのですが、でもそれをどなたかに読んで頂くのは、とても恥ずかしく勇気がいります。
まして、こういう日々の心の内のようなもの・・・・猫だってひっくり返ってお腹を見せるのは、余程わかっている人と決まっているのに、ディスプレイの向こう側の目に見えない不特定の方々に、無防備にみんなさらけだしてしまうみたいで・・・・こんなこと書いてしまって良いのだろうかと、その兼ね合いなども考えると、これでもかなり躊躇うことも多いのです。・・・その割にはいつも調子に乗っていますが。
それに、表現力の足りなさも手伝い、一生懸命書けば書くほど、一番伝えたいことから離れてしまったり、文字になった言葉だけが独り歩きしてしまったりと、文章表現というものは本当に難しいものですね。
普段、私が行っている訳詞創作も、勿論、同様なわけで、・・・原語(フランス語)で書かれている詩を咀嚼して、日本語という別媒体を駆使し、音楽に調和させながら、日本語詩に創り上げてゆく、その過程の生みの苦しみがありますし、それを今度は歌として歌ってゆく、自分の声=体を通して表現する際の生みの苦しみもまた別に存在して、・・・・言語表現という意味で、これらすべてに共通する葛藤のようなものを感じてしまいます。
大層な言い方のようですが、でも、だからこそ言葉には凄い魅力があるのでしょう。私は言葉と関わり、言葉を感じられる時間が大好きみたいです。
ですから、頭をかきむしりながらブログ記事を書いているわけでは決してなく、こうして、目に見えない誰かに向かって一生懸命語りかけることのできる時間をとても楽しく感じています。
それなのに、・・・・結構多忙な日々の中で、すぐ一日が過ぎてしまい、気が付くと、ブログの更新が、月5~7回位のペースでやっとという感じになってきてしまいました。
毎日のように更新している方のブログを拝見すると、凄いな、偉いな・・・とひたすら敬服してしまうのですが、いくら頑張っても、それに倣う力は自分には持てそうになく、いつもお読み下さっている方々には大変申し訳なく思っています。
でも、このペースが私としては今のところ、無理なくゆとりを持って続けてゆける感じですので、どうぞお許し頂いて、寛容にこれからもお付き合い頂けたら幸せです。
時々、拍手や、comment(コメント)を頂いたりすると、見えなかった、でも向こう側に確かにいて下さった、誰かがすっと浮かび上がってくるようで、とても嬉しくなります。・・・気が向いたら、是非一度どうぞよろしく! 大歓迎ですので・・・。

他の方の真似をして、アクセスカウンターというのも取り付けてみました。アクセス数の累計が刻まれるようになっているのですが、何だか付いていると変に気になってしまいます。数字だけで価値が図られるようで、最初はこのようなものに本当に意味があるのだろうかと、自分で付けたくせに、否定的だったのですが、でも、今は、私の書いたものを読んで下さる方が確かに居るのだという証しというか、励ましのようなものに変わってきているかもしれません。
慣れとは恐ろしいものですよね。
ステージでスポットに照らされていると、観客席が何も見えなくなります。
真っ暗な闇の中に向かって、必ず聴いていて下さっている筈のお客様に歌い話しかけます。
拍手が返ってきたり、或いは、客席に微妙な息遣いを感じたり、受け止めていただけている空気を感じたりすることが、歌う力に繋がってゆきます。
大げさですが、ブログを書くこともこれに似ているかなと、少しだけ思うこの頃です。
皆様はどんな一年でしたか?
誰でもそうなのでしょうけれど、一年間を振り返ってみると、あっという間とはいうものの、やはり様々な出来事が起こっています。
記事に記した事の隙間には、記さなかった、或いは記せなかったもっと沢山の事も勿論存在しています。
何気ない事柄ばかりを並べてしまったかもしれませんが、それでもここに綴ろうとする時、いつも誰かと一緒にものを見て、感じて、体験している、という楽しい時間を感じられることに、心から感謝したいと思います。

旧友との再会、このブログを通して知り合えた方、遠く離れている友人達、バーモント、ロンドン、上海、イスタンブール、ニュージーランド・・・・・ネットの時代がもたらしてくれる恩恵ですね。
沢山の絆をこれからも大切にしたいです。
松峰綾音のオフィシャルブログ。
・・・シャンソンと訳詞のご紹介を中心に、あちこち寄り道しながらも、何とか展開してゆこうと思っています。
これからもよろしくお願いいたします。


