
数日前の暴風雨は凄かったですね。皆様は大丈夫でしたか?
京都は短い時間でしたが、雹(ひょう)が降ったんです。
真っ黒な雨雲の塊が低く垂れこめて、雷光が射す中、かなりのスピードで襲うようにこちらに向かってくる、今まで見たことのない気味の悪い情景でした。
やがて、雨が叩きつけるように降り出し、霙(みぞれ)から、重い雹(ひょう)へと瞬時に変り、何だか身のすくむような怖さを感じました。
夢だったように、昨日今日は麗らかな春の日。
東京では桜満開宣言。
京都は例年より遅く、でも咲き始めると待っていた分のエネルギーが一気に流れ出るような絢爛さです。
慌ただしくしていて、実はまだゆっくりと京都のお花見をしていないのですが、日本はやはり桜の国。・・・普段、全く気付かず何気なく通り過ぎていた所でもこの季節になると、桜色に染まっていて、青空の下でみる桜は全てが美しく感じられます。
シャンソンの日々~その一
『巴里野郎』出演
先日の日仏学館での訳詞コンサートが、私の京都でのシャンソン関係の活動のスタートとなりましたが、この度、不思議なご縁があり、京都のシャンソニエ『巴里野郎』に出演することになりましたので、ご報告させていただきます。
実はすぐ間近なのですが、・・・4月27日金曜日なのです。
確か前にもこのブログで少し触れましたが、「シャンソニエ」というのは、毎日色々な歌手がシャンソンを歌い、お客様に聴いていただくライブハウスの名称です。
『巴里野郎』というシャンソニエですが、京都の老舗、関西でも筆頭に挙げられる素敵なお店で、レオ・フェレ作詞作曲のヒット曲『paris canaille(パリ・カナイユ 邦名 巴里野郎)』から命名されています。
4月27日、・・・・シャンソン界の重鎮で、とてもダンディーな素敵なシャンソン歌手の堀内環(たまき)さんと御一緒させて戴くこととなりました。
私はいつも、自分で企画するソロコンサートを活動の中心に据えてきましたので、シャンソニエでの出演も、他の方と二人でご一緒するステージというのも、初めての経験で、とにかく堀内さんは大ベテランでいらっしゃいますので、色々学ばせていただけることが多いのではと、ドキドキしつつ、今からとても楽しみです。
そして、どんなお客様との出会いがあるのでしょう。私の訳詞と歌を喜んで下さるでしょうか。思いが膨らみます。
さて、ここで、シャンソニエ未体験者のための豆知識。
『巴里野郎』の場合は19時開場で、19時30分、20時30分、21時30分の3ステージ(3部構成で、当然ですが、3ステージそれぞれ違う曲を歌います)で、間に少しずつ休憩が入り、通しで聴いて頂けるのですが、ご都合によって自由にどのステージからでも出入り自由となります。
ワンドリンク付きでライヴチャージを含み5000円です。
ワインなどもドリンクのチョイスに含まれますが、あくまでも酒場ではなく、健全なシャンソンのライヴハウスですので、女性一人でも安心して音楽を堪能できます。ご安心を。
シャンソニエは、東京などでも大体、時間帯やステージ構成、価格など、同じようなシステムになっているようです。
席の予約も前もって出来ますが、予約せず思い立った当日、ぶらりと入っても大丈夫です。
何かお問い合わせがあれば、いつでもこのブログのメールフォームにどうぞ。
よろしかったらいらしてみて下さいね。
シャンソンの日々 ~その二
『冬の庭』と『リベルタンゴ』
今年初めに発売になったCDアルバム、「Le charme (ル・シャルム)」。
東中野にある<カフェ・ド・リヨン>というシャンソニエのオーナーであり、歌手の浦ひろみさんが歌われているCDで、つい先日CD発売記念コンサートがあり、伺ってきました。
偶然の出会いで、親しくさせて頂いている素敵な方なのですが、このCDの中に私の訳詞と作詞による曲がそれぞれ一曲ずつ入っていますので、ご紹介したいと思います。
アンリ・サルバドールが、晩年に復帰を賭け、満を持して世に出し、大ヒットした『jardin d’hiver(冬の庭)』がアルバムの冒頭を飾っています。
高島正明さんの洒脱なアレンジと物憂げなピアノの音色が、とても垢ぬけした洒落た雰囲気を表出していますし、浦さんの柔らかく美しい歌声と溶け合ってうっとりと心が解かれてゆくような快さがあります。
訳詞は松峰綾音・・・・自信作の一つです。
もう一曲は、ピアソラの『libertango(リベルタンゴ)』。
ピンとこない方でも、メロディーを聴けば、ああこれ・・・と誰でもが思うようなタンゴの名曲です。
こちらは、元々は楽曲だけのものですが、<リベルタンゴ>というタイトル・・・・リベルタ(自由)とタンゴとをかけたピアソラの造語なのですが・・・を頼りにイメージを作りこれに詩をつけたもの、浦さんのご依頼により創作しました。これも結構自信作で、こちらは作詞です。
新たに詩をつけるということで、作曲者への許可申請など、手続きに色々面倒な手順があったのですが、無事クリアして、発売にこぎつけた曲で、ひとしおの感慨があります。
この二曲については、また改めていつかお話ししてみますね。
自分で訳詞や作詞をした曲を自分ではない別の方の声、体、感性を通して歌い伝えて頂くことは、自分の子供を手元から離し、独り立ちさせる気持ちに似ている気がします。
たくさんの出会いと可能性の中で、美しく育って行ってほしい、・・・嬉しいような、誇らしいような、寂しいような、ほんの少しだけ引き止めておきたいような、不思議な心情が働くのでしょうか。
浦さんの透明感のある心地よい声に聴き入りながら、様々な思いを巡らせたCD発売記念コンサートの一日でした。
京都は短い時間でしたが、雹(ひょう)が降ったんです。
真っ黒な雨雲の塊が低く垂れこめて、雷光が射す中、かなりのスピードで襲うようにこちらに向かってくる、今まで見たことのない気味の悪い情景でした。
やがて、雨が叩きつけるように降り出し、霙(みぞれ)から、重い雹(ひょう)へと瞬時に変り、何だか身のすくむような怖さを感じました。

夢だったように、昨日今日は麗らかな春の日。
東京では桜満開宣言。
京都は例年より遅く、でも咲き始めると待っていた分のエネルギーが一気に流れ出るような絢爛さです。
慌ただしくしていて、実はまだゆっくりと京都のお花見をしていないのですが、日本はやはり桜の国。・・・普段、全く気付かず何気なく通り過ぎていた所でもこの季節になると、桜色に染まっていて、青空の下でみる桜は全てが美しく感じられます。
シャンソンの日々~その一
『巴里野郎』出演
先日の日仏学館での訳詞コンサートが、私の京都でのシャンソン関係の活動のスタートとなりましたが、この度、不思議なご縁があり、京都のシャンソニエ『巴里野郎』に出演することになりましたので、ご報告させていただきます。
実はすぐ間近なのですが、・・・4月27日金曜日なのです。
確か前にもこのブログで少し触れましたが、「シャンソニエ」というのは、毎日色々な歌手がシャンソンを歌い、お客様に聴いていただくライブハウスの名称です。
『巴里野郎』というシャンソニエですが、京都の老舗、関西でも筆頭に挙げられる素敵なお店で、レオ・フェレ作詞作曲のヒット曲『paris canaille(パリ・カナイユ 邦名 巴里野郎)』から命名されています。
4月27日、・・・・シャンソン界の重鎮で、とてもダンディーな素敵なシャンソン歌手の堀内環(たまき)さんと御一緒させて戴くこととなりました。
私はいつも、自分で企画するソロコンサートを活動の中心に据えてきましたので、シャンソニエでの出演も、他の方と二人でご一緒するステージというのも、初めての経験で、とにかく堀内さんは大ベテランでいらっしゃいますので、色々学ばせていただけることが多いのではと、ドキドキしつつ、今からとても楽しみです。
そして、どんなお客様との出会いがあるのでしょう。私の訳詞と歌を喜んで下さるでしょうか。思いが膨らみます。
さて、ここで、シャンソニエ未体験者のための豆知識。
『巴里野郎』の場合は19時開場で、19時30分、20時30分、21時30分の3ステージ(3部構成で、当然ですが、3ステージそれぞれ違う曲を歌います)で、間に少しずつ休憩が入り、通しで聴いて頂けるのですが、ご都合によって自由にどのステージからでも出入り自由となります。
ワンドリンク付きでライヴチャージを含み5000円です。
ワインなどもドリンクのチョイスに含まれますが、あくまでも酒場ではなく、健全なシャンソンのライヴハウスですので、女性一人でも安心して音楽を堪能できます。ご安心を。
シャンソニエは、東京などでも大体、時間帯やステージ構成、価格など、同じようなシステムになっているようです。
席の予約も前もって出来ますが、予約せず思い立った当日、ぶらりと入っても大丈夫です。
何かお問い合わせがあれば、いつでもこのブログのメールフォームにどうぞ。
よろしかったらいらしてみて下さいね。
シャンソンの日々 ~その二
『冬の庭』と『リベルタンゴ』
今年初めに発売になったCDアルバム、「Le charme (ル・シャルム)」。

東中野にある<カフェ・ド・リヨン>というシャンソニエのオーナーであり、歌手の浦ひろみさんが歌われているCDで、つい先日CD発売記念コンサートがあり、伺ってきました。
偶然の出会いで、親しくさせて頂いている素敵な方なのですが、このCDの中に私の訳詞と作詞による曲がそれぞれ一曲ずつ入っていますので、ご紹介したいと思います。
アンリ・サルバドールが、晩年に復帰を賭け、満を持して世に出し、大ヒットした『jardin d’hiver(冬の庭)』がアルバムの冒頭を飾っています。
高島正明さんの洒脱なアレンジと物憂げなピアノの音色が、とても垢ぬけした洒落た雰囲気を表出していますし、浦さんの柔らかく美しい歌声と溶け合ってうっとりと心が解かれてゆくような快さがあります。
訳詞は松峰綾音・・・・自信作の一つです。
もう一曲は、ピアソラの『libertango(リベルタンゴ)』。
ピンとこない方でも、メロディーを聴けば、ああこれ・・・と誰でもが思うようなタンゴの名曲です。
こちらは、元々は楽曲だけのものですが、<リベルタンゴ>というタイトル・・・・リベルタ(自由)とタンゴとをかけたピアソラの造語なのですが・・・を頼りにイメージを作りこれに詩をつけたもの、浦さんのご依頼により創作しました。これも結構自信作で、こちらは作詞です。
新たに詩をつけるということで、作曲者への許可申請など、手続きに色々面倒な手順があったのですが、無事クリアして、発売にこぎつけた曲で、ひとしおの感慨があります。
この二曲については、また改めていつかお話ししてみますね。
自分で訳詞や作詞をした曲を自分ではない別の方の声、体、感性を通して歌い伝えて頂くことは、自分の子供を手元から離し、独り立ちさせる気持ちに似ている気がします。
たくさんの出会いと可能性の中で、美しく育って行ってほしい、・・・嬉しいような、誇らしいような、寂しいような、ほんの少しだけ引き止めておきたいような、不思議な心情が働くのでしょうか。
浦さんの透明感のある心地よい声に聴き入りながら、様々な思いを巡らせたCD発売記念コンサートの一日でした。


